おたふく風邪の症状と治療法!うつる場合もあるの?

おたふく風邪の症状と治療法!うつる場合もあるの?

おたふく風邪の潜伏期間と感染経路や治療法!

お子さんが、「耳の下が痛い・・」「口が開きにくい・・」と症状を訴えたら、疑うのはおたふく風邪ではないでしょうか。

おたふく風邪は、その病名に聞き馴染みが多い方が殆どだと思いますが、それに反して病気の詳しい症状や原因などはよくわからないという方が多くいらっしゃいます。

また、以前は子どもの時に誰もが受けていたはずの予防接種が、現在は任意となっていることから、「予防接種をしなくても大した症状は出ないのでは・・」と考えている方も少なくありません。

そこで今回は、おたふく風邪症状治療法潜伏期間感染経路について調べてみました。


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おたふく風邪とは?

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おたふく風邪とは、正式名称を「流行性耳下腺炎」と言い、ムンプスウイルスというウイルス感染によって起こる感染症の一種です。

ムンプスウイルスに感染すると、耳の下(耳下腺)が炎症を起こして腫れ上がり、その様子がお多福に似ていることから、一般的にはおたふく風邪と呼ばれています。

おたふく風邪は、幼児に多く発症すると言われ、その割合は3~6才が全体の6割を占めます。

しかし、子どものみが感染するわけではなく、大人も感染することもあり、大人の方が子どもよりも症状が重症化しやすいと言われています。

また、おたふく風邪は合併症を伴う感染症で、髄膜炎や脳炎、難聴といった重篤な病気や、睾丸炎や卵巣炎などの合併症を引き起こして不妊の原因となる場合があります。

おたふく風邪の症状

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おたふく風邪の特徴的な症状は、その名にもなっている通り、耳の下やあごの下が炎症を起こして腫れます。

あごの下が腫れるのは、耳下腺と同様に唾液腺があるからです。

通常は、発熱と同時に片側の耳下やあごの下が腫れ始め、1~2日後には反対側も腫れますが、片側しか腫れない場合もあります。

腫れは3日ほど続き、ピークの時は痛みが強いため口が開けづらくなったり、食べ物を噛んだり飲み込んだりするのがつらかったりします。

そのため、食欲不振や脱水症状が起こる場合もあります。

なお、1才未満の子どもでは、耳の下の腫れや発熱といったおたふく風邪の顕著な症状が現れることがないケースもあります。

これを不顕性感染と言いますが、顔の輪郭が何となくいつもより張っている気がしたり、機嫌が悪くなる程度で済んでしまうため、おたふく風邪に感染していることに親が気付かないこともあります。

おたふく風邪の潜伏期間や感染経路

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おたふく風邪の潜伏期間は、2~3週間ほどと言われています。

長い期間に加え、発症するまではこれといった症状が出ないことが多いため、気付かないうちにウイルスを周囲に撒き散らしてしまう場合も少なくありません。

おたふく風邪の感染経路は、感染者の咳やくしゃみを吸い込むことで感染してしまう飛沫感染や、飛び散ったウイルスに触れた手で口や鼻などを擦ることで感染してしまう接触感染があります。

また、先ほどでも触れた通り、おたふく風邪に感染しても必ずしも全員に症状が現れるわけではなく、病原体そのものが弱かったり、免疫力が高い人に感染した場合には不顕性感染と言って、症状が現れないケースが3~4割近くに及ぶと言われています。

そのため、知らないうちに感染者を増やしてしまう場合もあります。

おたふく風邪はうつるの?

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おたふく風邪は感染症の一種であることから、当然、周囲の人にうつしてしまったり、うつされる可能性があります。

なお、おたふく風邪は何度もかかるという話を聞いたことはないでしょうか。

これは、現時点では「ない」と言われています。

おたふく風邪を引き起こすウイルスは、今のところムンプスウイルス一種類のみのため、ウイルスに感染することで免疫がつくため、2回以上感染することはないと考えられています。

ただし、おたふく風邪によく似た症状で、耳の下が何度も炎症を起こして腫れる場合があり、これを「反復性耳下腺炎」と言います。

反復性耳下腺炎はムンプスウイルスが原因で発症するわけではないので、人にうつすことはありません。

おたふく風邪の治療法

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おたふく風邪は、ムンプスウイルスというウイルスが原因のため、現在のところ特効薬というものはありません。

そのため、基本的には自然治癒による回復を待つことになります。

また、腫れがひどく痛みを伴う時には痛み止めを服用したり、熱感がある時は湿布を貼って冷やすといった対処療法を行うこともあります。

なお、おたふく風邪の合併症で睾丸炎を発症した場合は、氷のうをあてて冷やすことで痛みが緩和すると言われています。

卵巣炎の場合は、抗生物質を投与して炎症を抑えるなどの処置が行われますが、炎症が慢性化してしこりが残ってしまった時は、手術によって膿を取り出すなどの処置が行われるケースもあります。

おたふく風邪の予防法

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おたふく風邪は、幼児の発症率が高く、飛沫感染や接触感染によって感染を広げていくため、幼稚園や保育園、学校で感染者が出ると、集団感染を起こす恐れがあります。


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そのため、予防をして感染しないように心掛けるのがよいのですが、その方法として予防接種を行うのがよいでしょう。

現在、おたふく風邪の予防接種は任意となっています。

おたふく風邪の予防接種は、毒性を弱めた生ワクチンを接種します。

1才を過ぎたら接種が可能で、3,000~7,000円程度の自己負担が掛かります。

なお、予防接種をしても1割程度の方には抗体が作られず、おたふく風邪に感染してしまう場合もあります。

予防接種をしたにも関わらず、おたふく風邪のような症状がある場合は必ず病院で診察を受けるようにして下さい。

妊婦さんが予防接種を受ける場合は、ムンプスウイルスによる流産の可能性が示唆されているため、妊娠を望む時はワクチンの接種から2ヶ月は妊娠をしないように注意して下さい。

おたふく風邪のワクチンの効果と副作用について

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おたふく風邪の予防接種は、10年ほど前までは麻疹や風疹の予防接種に組み込まれ、MMRワクチンとして受けることが可能でした。

しかし、予防接種による副反応で、無菌性骨髄炎の発症が増えたことから、現在は予防接種からおたふく風邪が外れ、麻疹と風疹のMRワクチンのみ定期予防接種として接種が義務になっています。

おたふく風邪は現在、単独で任意接種が可能となっていますが、10,000人に1人の割合で無菌性骨髄炎の発生があります。

ただし、合併症として発症する無菌性骨髄炎に比べ、重症化することが少なく、適切な治療を受けることで多くの場合は回復すると言われています。

おたふく風邪の症状と治療法!うつる場合もあるの?のまとめ

おたふく風邪は、それ自体の症状は耳の下が強く腫れるものの、症状が3~7日程度で回復し、その後は免疫によって2回目の感染はないとされています。

しかし、合併症を引き起こすと重症化しやすいことから、唯一の予防手段であるワクチン接種が推奨されています。

ただし、ワクチン接種にも副反応による髄膜炎の可能性がありますので、予防接種を受ける時には副反応を含めた内容を理解した上で受けるようにしましょう。

なお、学校保健法により、子どもがおたふく風邪を発症した場合は、耳の下などの腫れが見られてから5日が経過しており、全身状態が良好とされるまでは登校・登園が禁止となっています。

自己判断で出席してしまうと、ウイルスを広げてしまうことになるため、必ず医師の判断を仰ぐようにしましょう。

 

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