幼児の便秘の原因と対処法や解消法!座薬や浣腸は大丈夫?

幼児の便秘の原因と対処法や解消法!座薬や浣腸は大丈夫?

幼児の便秘の解消法!発熱や嘔吐がある場合は?

便秘は大人だけの問題ではありません。

最近は、便秘に悩む幼児の数が増えており、病院の小児科に便秘外来を設けているところもあるほど。

大人の場合は数日お通じがないと、食物繊維の多い食事を心掛け、運動やマッサージなど便秘を解消する方法を行って、自ら便秘を解消しようと努力しますが、子どもだとなかなかそうもいきません。

そのため、幼児の便秘は慢性化しやすく、親が気付いた時は症状が重くなっているケースも珍しくありません。

では、どうして幼児が便秘をしてしまうのでしょうか。

また、幼児が便秘になった時、親の判断で座薬浣腸でお通じを促してもよいのでしょうか。

そこで今回は、幼児の便秘の原因や対処法について調べてみました。


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幼児の便秘の原因は?


幼児の便秘の原因には、根底的に腸の動きが未熟であったり、腸内環境が整っていないということがあります。

大人と比べて腸内細菌の数が少ない幼児は、どうしても腸の働きが鈍くなりやすいと言えます。

つまり、幼児は大人と比べても便秘をしやすい体質であると言えるのです。

しかし、そこで「子どもの便秘はよくあること」と考えて放ってしまうと、水分が抜けて硬くなった便を排泄する時に痛みが生じたり、苦しい思いをしたことがトラウマとなり、排便自体を嫌がるようになります。

そうなると、今度は排便を我慢して便が直腸に溜まり、溜まった便によって腸が太く長くなることで、便意を感じにくくなってしまいます。

こうなると、ますます便が腸に溜まって、便秘が悪化するという悪循環を辿ることになってしまいます。

そのため、幼児の便秘はできるだけ早い段階で解消するようにし、慢性化しないように注意をすることがとても大切です。

便秘が重症化すると、直腸に溜まった固い便の上にある緩い便が漏れてしまう便失禁が起こる可能性があります。

また、幼児の便秘の原因には、直腸や肛門付近に神経節がないため、便意が起こらず直腸に便が溜まってしまうヒルシュスプルング病や、直腸や肛門に先天的な奇形がある鎖肛(さこう)などの病気の可能性も否定できませんので、便秘が長く続くようであれば病院へ行って一度検査を受けることが大切です。

 

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発熱を伴う幼児の便秘の原因は?

発熱を伴う幼児の便秘の原因には、風邪などの感染症に感染したことにより発熱をして、汗をかくことで水分が排出されて脱水症状を起こしている可能性があります。

体内の水分が減ると、便に含まれる水分も吸収されるため便が硬くなってしまい、便秘になってしまいます。

また、食欲が落ち体力を奪われることで、体を動かす機会が減ることも、便秘を促す原因となってしまいます。

 

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便秘が原因の嘔吐とは?

便秘が続くと、腸内環境が悪化し悪玉菌が増殖します。

腸内に悪玉菌が増えると、便の腐敗が進み有害ガスが発生しますが、この有害ガスはおならとして排出される以外にも腸壁から体内へ吸収され、血液に溶けてしまいます。

有害ガスが含まれる血液が全身に巡ると、頭痛や肩こり、腰痛などの他に、嘔吐の症状を起こることがあります。

 

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幼児は何日うんちが出ないと便秘なの?


よく「3日お通じがないから便秘なのよね」とか「毎日お通じがあるから私は便秘じゃない」などの会話がなされますが、実は便秘において日数というのはさほど問題ではありません。

それよりも、例えお通じが2~3日に1回であっても、いわゆるバナナうんちのような形であれば、それがその人にとってベストな排便のタイミングということになりますし、逆に毎日お通じがあってもコロコロとした小石みたいな便がいくつか出るだけであれば、その方は便秘の可能性があると言えるでしょう。

そのため、お子さんのお通じの状態を見る時は、便の回数を計るのではなく、便の形や色、大きさ、排便をした時の体調などを観察することが大切です。


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お通じがあっても、お腹が張っているような感じがしたり、まだ便が残っている状態というのではあれば、それは便秘を疑うべきと言えます。

とは言え、一応の目安の日数は知りたいと思う方もいらっしゃると思います。

日本内科学会によると、便秘の定義は「3日以上排便がない時、もしくは毎日排便があっても残便感がある時」となっています。

幼児が便秘になった時の対処法や解消法


便は、その75%ほどが水分だと言われています。

しかし、腸に長く留まると水分が抜け、どんどんと固い便になってしまい、腸内をスムーズに移動できなくなったり、便を出す時に痛いのが嫌で、子どもが排便を避けるようになってしまいます。

そのため、幼児が便秘になった時は水分を多く摂らせるようにしましょう。

子どもは汗をかく機会も多く、体内の水分が奪われがちです。

毎日朝起きたら、コップ一杯程度の水を飲ませるなど、水分をこまめに摂るようにすると便秘が解消すると言われています。

 

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幼児に座薬や浣腸は大丈夫なの?


子どもが便秘で苦しんでいる時、親であれば今すぐにでも何とかしてあげたいと思いますよね。

そのような時、座薬や浣腸を使って溜まっている便を出してあげることは、便秘の解消方法として有効です。

しかし、大切なのはそれを習慣にしないこと。

便秘になるたび、毎回座薬や浣腸を使っていると、直腸に便が溜まっても便意を感じにくくなり、子どもが自力で便を出すことができなくなってしまいます。

そのため、座薬や浣腸はあくまでも一時的な対処として行うのがよいでしょう。

 

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幼児が便秘の時の食事はどうしたらいいの?


幼児が便秘の時は、腸内環境を整える食事を行うことが大切です。

便秘には食物繊維を摂るのがよい、というのは一般的によく知られたことですが、注意したいのは食物繊維の種類。

コロコロとした固い便が出ている時は、ゴボウやサツマイモなどに多く含まれる不溶性食物繊維を取りすぎると、便がさらに固くなってしまい便秘を悪化させることがあります。

便が詰まって固くなっている時は、水溶性食物繊維を多く摂った方がよいと言われています。

水溶性食物繊維を多く含む食品には、キウイやバナナ、海藻などがあります。

特にバナナは腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖も含まれており、同じく腸内環境を整えてくれるヨーグルトと一緒に摂ると効果がアップします。

幼児の便秘の予防法


幼児の便秘を予防するには、規則正しい生活を送ることが最も大切です。

人間の排便のサイクルで、最も自然なのが朝食の20分後と言われています。

前日の夕食で食べたものは、就寝時に副交感神経が優位になった際に分解や消化が促されます。

そして、起床して自律神経が交感神経に切り替わったタイミングで朝食を摂ることで、胃腸が刺激され腸のぜん動運動が促進されて便意が起こり、腸に溜まった便が排出されるというわけです。

その他にも、食事に気を付けたり、運動をして体を動かすなど、普段の生活から腸によいことを習慣にすることが必要です。

幼児の便秘の原因と対処法や解消法!座薬や浣腸は大丈夫?のまとめ

幼児の便秘は、本人が細かく症状を訴えることができないため、親が気付かないところで進行して重症化してしまうことも少なくありません。

お腹を痛がる、食欲がないなどの症状が見られたら、何気なくトイレの回数などをチェックしてみましょう。

また、何日も便秘が続いているからといって、排便に対してプレッシャーをかけたり、イライラすることのないようにして下さい。

そのような態度を親からされることで、ストレスが重なり、さらに便秘がひどくなることも多いそうです。


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