非常時に役立つおすすめの非常食と選び方!
地震大国である日本は、防災意識が高い国だと言われています。
また近年は、地震だけではなく、ゲリラ豪雨や火山の噴火、豪雪被害など、時期や地域関係なくあらゆる災害に遭う可能性が高まっていることから、より強い防災意識を持つことが必要と言われています。
しかしその一方で、もしもの時のために非常食を準備している方は少ないとも言われており、万が一被災した場合は避難所で配られる僅かな食料に頼るしかない現状があります。
「我が家はしっかりと家族分の非常食を備えている」という方もいらっしゃると思いますが、その非常食は非常時に本当に役立つものですか?
長期保存が効く物を家族の人数分揃えておくのが非常食ではありません。
それでは、非常食を選ぶ際にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。
そこで今回は、非常食の選び方やポイントについて調べてみました。
非常食の種類や選び方のポイント!
非常食と言うと、長期保存がきいて水や電気を使う必要がなく食べられる物、というイメージがありますよね。
しかし、この「非常食」という言葉に捉われ過ぎると、実際に災害に遭った時に「食べられる物が少なかった」となってしまう可能性があります。
そこで、非常食を選ぶ基準についてご説明したいと思います。
①非常食には年単位の保存期間は必要なく、半年程度あればよいでしょう。
半年経過して使用しなかった場合は食べてしまいましょう。この基準を元に考えると、普段の食事で食べている物も非常食として使える物があるはずです。
②お菓子や嗜好品など備蓄しておきましょう。
災害時は心に大きなストレスが掛かります。このため、食事が喉を通らなくなることがありますが、好きな物や食べ慣れている物なら食べやすくなるはずです。
③大容量よりも少量食べ切りサイズを選びましょう。
たくさん量が入っていると食べ切れなかった時に保存しておくことができません。
④野菜や果物を忘れずに備蓄しましょう。
野菜や果物の生鮮品は非常食として除外されがちですが、長く避難生活が続くとビタミンやミネラルの不足が問題となります。缶詰や野菜ジュースなどを備蓄しましょう。
非常食の平均的な価格や保存期間は?
非常食として売られている物の平均的な保存期間は3~5年と言われています。
一方、最近は新しい非常食の考えとして「ローリングストック」と呼ばれる方法の場合の保存期間の平均は約1年。
1年と言うと、普段私達が食べているレトルトやカップラーメン、フリーズドライ食品なども含まれるため、非常食を選ぶ範囲がぐっと広まります。
また、この方法では日常的に非常食を食べて買い足すことができるので、保存期間が過ぎたら破棄をする、保存していることすら忘れてしまっていた、という勿体ないことを防ぐこともできます。
非常食のおすすめ3選!
ここでは、備えておくと便利なおすすめの5品をご紹介したいと思います。
アルファ米
お湯か水を注ぐだけで、美味しいご飯が食べられるとあって大人気の非常食セットです。白飯の他に、チキンライス、ドライカレー、山菜おこわ、赤飯、松茸ご飯など12種類の味が楽しめるのも嬉しいところです。
販売会社:尾西食品
URL:http://www.onisifoods.co.jp/
フリーズドライ味噌汁
お湯を注ぐだけで簡単に野菜たっぷりのお味噌汁が出来上がります。
販売会社:アマノフーズ
URL:http://www.amanofd.jp/
フリーズドライ野菜
ねぎやほうれん草、白菜、人参などの野菜がフリーズドライされた商品。災害時、カップラーメンなどに入れて食べることで野菜不足を簡単に補うことができます。
販売会社:アスザックフーズ
URL:http://shop.asuzacfoods.co.jp/
まとめ
いかがでしたか?
いざという時のためにこの機会に是非、非常食を備蓄しておきましょう。
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