肌荒れに効く食べ物や飲み物と改善方法!
ふと、鏡で自分の顔を見ていると、赤みのある湿疹ができていて驚くことはありませんか?
気になって周囲を指で触れてみると、皮膚の表面がカサカサとしていて、そう言えば最近お化粧をしていてもファンデーションのノリが悪く、粉を吹いたようになっていたんだった・・・。
このような状態を俗に「肌荒れ」と言いますが、特に顔の目の周りや口元は他の皮膚に比べて薄いためトラブルが起こりやすいと言われています。
そんな肌荒れは起こると厄介なものですから、できるだけ早く治したいですよね。
そこで今回は、肌荒れの改善方法をご紹介したいと思います。
肌荒れを治すには、スキンケアが重要と言われていますが、その他に食べ物や飲み物でも効果があるようなので、そちらも併せてお読み頂けたらと思います。
肌が荒れる原因は?
肌荒れは、肌がカサカサと乾燥していることが多いことから、角質層の水分不足が主な原因と言われていますが、実は水分不足よりも陥りやすいのが「皮脂不足」です。
皮脂と言えば、ニキビやテカリ肌の元となるため敬遠されがちですが、皮脂が少ない肌は水分も逃げやすくなってしまうことから、肌荒れを引き起こしやすくなってしまいます。
特に最近は落ちにくいメイク用品が人気になっているため、過剰な洗顔をして肌に必要な皮脂まで取り除いてしまうケースが増えています。
また、皮脂には外の刺激から肌を守るバリア機能があるのですが、皮脂が少ない肌は紫外線やアレルゲンなどの刺激を受けやすくなり、日光湿疹やアレルギーなどが原因で肌荒れが起こることもあります。
さらに女性の場合は、生理周期などによってホルモンバランスの崩れが起こりやすいため、皮脂の分泌量が乱れて肌荒れを引き起こしやすいと言われています。
肌荒れを改善する正しいスキンケアのやり方
肌にニキビなどの吹き出物ができると、皮脂が多いせいだと思って洗顔を頑張ってしまう方がいますが、洗顔方法を間違えると肌に本来必要な皮脂までそぎ落としてしまい、返ってニキビを増やしてしまうことになります。
そこでここでは、正しいスキンケアの方法をご紹介したいと思います。
1.なるべき肌に負担の少ない低刺激の洗顔料を使用し、適量をとったら手の平でキメ細かい泡になるまでよく混ぜ合わせます。洗顔料をそのまま肌に塗って擦ると刺激が強すぎるため、必ず手の平で泡を作りましょう。
2.泡ができたら、皮脂の分泌が多いTゾーンやあごの部分を念入りに洗いましょう。手の平全体で擦り洗いするのではなく、指の腹で優しく泡を押し当てるイメージでくるくると汚れを浮かしていきます。目の周りや口元など皮膚の薄い部分は特に擦らないように注意して下さい。
3.ぬるめのお湯を顔にかけ、泡や汚れを洗い流します。この時、顔についた泡を落とすために手の平でごしごしと擦るのはNGです。顔にぬるま湯を手の平で掛けるようにして洗いましょう。
4.洗顔が終わったら、化粧水や保湿液を塗り、素早く肌に潤いを与えましょう。洗顔後の肌表面の水分は蒸発しやすいと言われているため、洗顔後3分以内に保湿を行うことが大切です。
入浴法で肌荒れを改善する方法
それは、お湯に浸かることで全身の血行がよくなり、末梢まで酸素が運ばれるため、新陳代謝が活発になって肌荒れを改善してくれるからです。
しかし、間違った入浴法をしていると、せっかくの肌荒れの改善の機会を失ってしまいます。
では、入浴時にやってはいけないこととは一体なんなのでしょうか。
1.熱いお湯に浸かる
41度以上の熱いお湯が好きという方もいらっしゃると思いますが、お湯が熱くなるとそれだけ肌の水分が蒸発しやすくなり、皮脂も落ちてしまいます。
2.ゴシゴシ擦って洗う
ナイロンタオルなどを肌に密着させてしっかり擦らないと汚れがとれないと思うかも知れませんが、それでは肌を傷めてしまいます。
3.体を洗うのは、お湯に浸かる前がよい
お湯に浸かることで皮膚が柔らかくなるので、その状態で体を洗うと皮脂が流れて乾燥しやすくなってしまいます。体を洗うのはお湯に浸かる前の方がよいでしょう。
4.すすぎ残しのないようにしましょう
シャンプーやトリートメントが顔や体に残っていると、雑菌が繁殖して肌荒れの原因となってしまいます。すすぎ残しのないようにしっかり洗うようにしましょう。
睡眠も肌荒れ改善には重要
睡眠不足が続くと肌荒れが起こりやすいと言われていますが、それには「成長ホルモン」が深く関係しています。
成長ホルモンは、細胞の修復や再生に欠かせないもので、13~17才にピークを迎えた後分泌量は減少していきますが、睡眠時に多く分泌されることがわかっています。
中でも、午後10時から午前2時は成長ホルモンの分泌量が最も増えると言われており、この時間帯に深い睡眠に入っていることで、皮膚の修復や再生がスムーズに行われます。
日頃から睡眠不足を感じている人の場合、2人に1人は肌荒れが気になると答えている調査もあることから、肌荒れを起こしてしまったら、まずは睡眠時間の確保を優先。
ストレスや生活習慣の乱れをなくす!
ストレスが積み重なると、自律神経のバランスが乱れ、血行不良を引き起こします。
血行不良になると、体の末端まで血液が流れにくくなり、肌に必要な酸素や栄養が十分行き届かなくなるので、肌荒れを起こしやすくなってしまいます。
また、インスタント食品や外食などの多い食生活は、肌の健康を保つために必要なビタミンやミネラルが不足がちになるため、肌荒れしやすくなってしまいますし、喫煙やアルコールも体内のビタミンを失うことになるので、肌荒れの原因となってしまいます。
肌荒れを予防・改善するには、ストレスのない毎日を送るよう心掛け、生活習慣を改めることも必要です。
肌荒れを改善させる食べ物や野菜や果物は?
肌荒れを改善させるには、ビタミンCやE、B、Aなどのビタミン類を摂取するのがよいでしょう。
肌の保湿効果や抗酸化作用のあるビタミンCは、ピーマンやブロッコリー、レモン、キウイなどに多く含まれており、同じく抗酸化作用が強くアンチエンジング効果のあるビタミンEは、アーモンドや抹茶、モロヘイヤなどに含まれています。
この他、ビタミンBが多いのは赤身肉やニンジン、バナナで、ビタミンAが多いのはレバー、卵黄などとなっています。
肌荒れを改善させる飲み物は?野菜ジュースは効果的なの?
肌荒れを改善するには、ビタミンが豊富に含まれている野菜や果物を絞ったジュースを飲むのがおすすめです。
肌のために野菜や果物を摂るのがよいとわかっていても、忙しい朝や疲れて帰宅した夜に、野菜や果物をあれこれ調理するのが面倒という方も多いと思いますが、ジューサーに入れるだけの野菜ジュースなら手軽にビタミンを摂取することができます。
ただし、市販されている野菜ジュースでは同じ効果は期待できません。
それは、野菜や果物を熱処理しているからです。ビタミンの多くは熱に弱い性質を持っているため、熱処理を加えることでその多くは破壊されてしまいます。
まとめ
肌荒れを改善するためには、毎日の生活習慣に気を付けることが大切です。
睡眠をしっかりと摂り、野菜や果物を積極的に摂って、肌荒れを起こさない肌を育てましょう。
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