顔コリの原因と解消法やほぐし方!
肩のコリや首のコリは気になって対策を講じたり、解消法を試してみたりするのに、以外と放っておかれがちなのが顔のコリ。
顔がこるなんてことあるの?と思うかも知れませんが、首や肩と同じように顔にも表情筋という筋肉が付いているのですから、顔コリが起こっても不思議ではありませんよね。
最近、周囲から「何だか疲れてる?」「老けて見えるよ」なんて言われたら要注意。
あなたの顔は、すでに顔コリの状態になっているかも知れません。
では、顔コリを解消するためにはどうしたらよいのでしょうか。
そこで今回は、顔コリのほぐし方やツボ、マッサージの方法をご紹介したいと思います。
なお、顔コリの解消法は小顔効果もありますので、「老け顔とは言われないけど、顔が大きいのが悩み・・」という方も必見です!
顔のコリのほぐし方と解消法
顔のコリは痛みを感じる段階になると、かなりコリが進行した状態と言えます。
そのため、そうなる前にコリを解消したいものですが、顔コリのチェック方法としては、顔の筋肉を押してみるのがよいでしょう。
顔コリがなければ特に痛みなどを感じませんが、こっている場合は痛みがあったり「いた気持ちいい」と感じるようです。
基本的にはその痛みや気持ち良さを感じる部分がコリということになるので、その部分を押してあげるとコリをほぐすことができます。
ツボ押しで顔コリ解消方法
首や肩がこっている時、ツボ押しでコリを解消する方は多いと思いますが、顔コリに効くツボもちゃんと存在しています。
そこでここでは、顔コリを解消するツボをいくつかご紹介したいと思います。
下関(げかん)
耳の内側から少し顔側に寄ったところにあるツボ。
口を開けたり閉めたりした時に、骨が動く感覚が伝わる部分ですので、指をあてて確認してみて下さい。
この下関のツボに人差し指と中指をあて、上下左右にさするように押してみましょう。
四白(しはく)
目の真下のくぼみから指一本分下に下がったところにあるツボ。
目の周辺の皮膚は顔の他の部分に比べて薄いため、あまり強い力で押さないように注意しましょう。
散笑(さんしょう)
小鼻の脇にあるくぼみにあるツボ。
顔のこりをほぐす他にも、頬のたるみを引き締める効果もあると言われています。
けんりょう
目尻から頬にまっすぐ下がり、頬骨のラインにある凹みにあるツボ。
親指をあて、左右にさするように押しましょう。
マッサージで顔コリをほぐすやり方
ツボ押しで筋肉のハリやコリをほぐしたら、さらにマッサージでリンパの流れをよくしましょう。
詳しいやり方は動画を参照して下さい。
ここでは動画に基づいたやり方をご紹介します。
①両手を首の後ろにあて、首筋に沿うようにさすり下ろします。首のコリを解すように指先に力を入れ、5回ほど繰り返しましょう。
②次に、耳の下にあるくぼみに中指をあて、軽く押したらそのまま10秒キープします。
③親指以外の4本の指を耳の下にあて、そこから鎖骨までさすり下ろします。指の腹を使って行い、5回繰り返しましょう。
④鎖骨に親指以外の4本の指をあて、肩先に向かってさすります。5回繰り返しましょう。
⑤鎖骨から脇の下までを軽くさすり、脇の下を軽く手で押さえます。これも5回繰り返しましょう。
⑥次に、親指と小指以外の3本の指でおでこの中央を押さえ、少し強めに押します。そこから指を少しずつずらしながら、こめかみまで同様に押していきます。3回繰り返しましょう。
⑦次に、中指と薬指で、顎の下、口角の真横、鼻の下を順番に押していきます。そこからさらに口角の真横、顎の下と順番を遡って押していきます。3回繰り返しましょう。
⑧次に、人差し指と中指、薬指で、目の下、こめかみ、顎先を順番にさすっておきます。
⑨そして、顎先から目の下に向かって筋肉を強めに持ち上げます。⑧~⑨を3回繰り返します。
⑩最後に、⑧と同じ指で小鼻の脇からこめかみに向かってさすります。3回繰り返して終了です。
顔コリとは?
こり(凝り)を調べてみると、「血行が悪くて筋肉が張って固くなること」を指していることから、そのような状態が顔に生じることを顔コリと言います。
しかし、首コリや肩コリに比べて、顔コリはまだまだ世の中に浸透した言葉ではありません。
そのため、顔がこるということ自体を知らないという方が多くいますが、顔には表情を作るために使われる表情筋という筋肉がそこかしこにあります。
つまり、顔だって首や肩と同じように筋肉が張って痛んだり、コリができることは、何ら不思議ではないというわけです。
顔コリの原因は?
顔コリの主な原因は、顔の筋肉である表情筋の疲労が考えられます。
接客業など常に笑顔が求められる方や、オペレーターなど話す必要がある職業に就いている方は、仕事が終わると顔の疲れを感じる場合が多いと思います。
実際に無表情の状態から、意識をして笑顔を作ってみると、顔のあらゆる筋肉が連動して動いていることがよくわかると思います。
また、イライラやストレスが多いと眉間にしわが寄ったままだったり、顔がこわばったりと筋肉の緊張状態が長くなることが考えられます。
さらに、左右どちらかの歯でばかり食べ物を噛む癖がある方も、顔コリが起こりやすいと言われています。
顔コリが体に及ぼす悪影響は?
首や肩のように、コリがあると痛みを発生する場合であれば、疲れていることを自覚しやすく、対処なども講じやすいと言えますが、顔コリの場合は首や肩に比べて筋肉量が少ないこともあり、強い痛みを発生させることは少ないと言われています。
しかし、それゆえに顔コリは症状に気付きにくく、放置されやすいもの。
顔コリを放ったままだと、血行不良が起こって老廃物の排出が上手くいかなくなり、くすみやしわ、たるみなどの原因になることがあります。
また、コリとは筋肉が張って固まった状態のため、場合によっては顔が大きく見えてしまうことも!
最近メイクをしても化粧ノリが悪い、しわやたるみのためか実年齢よりも老けて見られるなど、加齢が原因と思われることも実は顔コリが原因の可能性があるのです。
顔コリのほぐし効果は?小顔効果もあるの?
目が疲れた時、目の周りを指で押したりマッサージをすると、重さがとれて軽くなったような気がしませんか?
これは、マッサージによって血行が促進され、老廃物が排出されるからです。
同様に、顔のコリもしっかりとほぐしてあげることで、様々な効果が期待できます。
例えば、おでこのコリを解消すると、まぶたが上がりやすくなって目元がぱっちりと見えます。
また、小鼻の横や頬のコリを解消すると、ほうれい線を予防・改善することができます。
さらに、顔のコリをほぐす=血行がよくなることで、新陳代謝が活発になり肌のハリやツヤがアップすることもあるそうです。
もちろん、筋肉のハリを解消することで小顔効果も期待できます。
特に頬骨付近やあごのラインがすっきりすると、顔が引き締まって見えます。
まとめ
顔コリは自分でも気づかないうちに進行し、はっ!と気が付いた時には疲れ顔や老け顔の大きな原因となってしまいます。
そのため、一日の終わりにマッサージなどで手や足の疲れを解消するように、顔のコリもほぐすことが大切です。
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