口内炎に効果のある食べ物や飲み物の特徴と栄養素!
口の中の粘膜に炎症が起こり、痛みや腫れ、食べ物や飲み物が沁みるといった症状を引き起こす口内炎。
あまりの痛みから、口内炎になったら何も食べたくない!という方もいらっしゃいますが、もちろんそんなことは体のためにはよくありませんよね。
また、口内炎ができるのは、ビタミンやミネラルなど必要な栄養素が足りていない証拠とも言われるため、口内炎の時こそ食事の管理をしっかりとする必要があります。
とは言え、唾を飲むだけでも痛い口内炎ですから、どうせ食べ物や飲み物を摂るなら口内炎に効果のあるものを摂りたい!と思いませんか?
そこで今回は、口内炎に効果のある食べ物や飲み物をご紹介したいと思います。
口内炎に効果のある食べ物や食品・食材おすすめ15選!
口内炎があると、食事もままならなくなり、どんどんと体力が奪われて体調不良に陥りやすくなってしまいます。
そうならないためにも、口内炎に効果のある食べ物を摂取して、一日も早く口内炎を治してしまいましょう。
はちみつ
殺菌作用や抗炎症作用が高く、昔から口内炎の治療に民間療法として用いられています。
はちみつは粘り気があるため、口内炎に蓋をするように塗ると効き目が現れやすいと言われています。
また、甘いのでお子さんでも抵抗なく受け入れてくれるでしょう。
ただし、1才未満の子どもにははちみつは与えないようにして下さい。
納豆
納豆にはビタミンB2とビタミンB6の両方が含まれていることから、口内炎を早く治したい方にはお勧めの食べ物になります。
ヨーグルト
ヨーグルトはビタミンB2が豊富のため、口内炎の改善だけではなく予防として摂取するのもよいでしょう。
また、ヨーグルトにはちみつを入れると相乗効果が得られます。
うなぎ
うなぎは疲労回復に効果があると言われていますが、それはビタミンB2が豊富なため脂質の代謝が促進されて、食べたものが早くエネルギーになるから。
同時に口内炎にもよいと言われているので、よく口内炎ができるという方はうなぎを意識して食べてみましょう。
レバー
牛、豚、鶏のどれでもよいですが、ビタミンB2の含有量は豚、牛、鶏の順となっています。
口内炎ができた時はもちろんですが、普段から意識して摂取することが大切です。
チーズ
チーズの中でも、パルメザンチーズやカマンベールにビタミンB2が多く含まれていると言われています。
また、ビタミンB2と同じように皮膚や粘膜の保護や再生に役立つビタミンAも含まれています。
わかめ
わかめにもビタミンB2が多く含まれているので、お味噌汁などに入れて毎日摂るようにすると、口内炎を予防することができると言われています。
ひじき
ひじきには、ビタミンB2を始めとしてビタミンA(レチノール)やビタミンCが含まれており、口内炎の症状を改善するのに役立つと言われています。
また、ひじきの煮物を作る時にビタミンB2が多く含まれるしいたけを一緒に煮るのもお勧めです。
にんにく
にんにくにはビタミンB6が多く含まれているので、口内炎の症状の改善に役立つと言われています。
ただし、冷凍するとビタミンB6が失われてしまうとのことなので注意して下さい。
ブロッコリー
ブロッコリーはβ-カロテンが豊富に含まれており、β-カロテンは体内でビタミンAへと変換されます。
また、ビタミンCも多いことから、皮膚や粘膜の保護や再生に役立ち、口内炎の改善効果が期待できます。
卵
卵は皮膚の元となるたんぱく質を多く含み、さらに粘膜の保護や再生を促す働きのあるビタミンAが含まれています。
卵は他の食品とも組み合わせやすいため、ぜひ様々な商品と合わせて摂取してみましょう。
バナナ
皮を剥くだけで簡単に食べられるので摂取が手軽に行えるだけではなく、ヨーグルトや牛乳など他の食品と組み合わせやすいところもお勧めです。
パセリ
パセリには、β-カロテンやビタミンC、ビタミンEといった新陳代謝を促進して皮膚や粘膜を健康に保つ成分が数多く含まれています。
お肉料理の付け合せなどに出た時は、残さずに食べるようにしましょう。
アボカド
さらに、血行促進により新陳代謝を促し、抗炎症作用の期待できるビタミンEも含まれています。
いちご
ビタミンCが多く含まれるいちごも、口内炎の症状改善に役立つと言われています。
果物にはいちごの他にもビタミンCが多いものがありますが、酸味が強すぎると口内炎が痛くて食べにくいことから、比較的酸味が気にならないいちごを取り上げてみました。
口内炎に効果のある飲み物おすすめ5選!
口内炎がつらすぎて食べ物は摂りたくない・・という方は、口内炎に効果のある飲み物を摂取してみましょう。
緑茶
緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用があり、さらにビタミンCも多く含まれることから、口内炎による炎症を鎮め症状の改善に効果があると言われています。
牛乳
さらに、ビタミンAやたんぱく質も含まれていることから、口内炎に効果がある飲み物として知られています。
ゆず茶
ビタミンC含有量の多いゆずをジャム状にし、お湯で割って飲むゆず茶は、ビタミンCを摂取できるため口内炎によい飲み物と言われています。
ハブ茶
エビスグサという植物の種子から作られるお茶で、高い殺菌作用があり口内炎の症状の改善に役立つと言われています。
トマトジュース
トマトにはビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、リコピンといった栄養成分が含まれており、口内炎の改善に効果があると言われています。
また、オリーブオイルを小さじ一杯ほど入れると、これらの栄養成分の吸収が高まり、効率がよくなると言われています。
口内炎に効果のある食べ物や飲み物を選ぶ時のポイント!
口内炎には、主にアフタ性口内炎、ウイルス性口内炎、カタル性口内炎の3種類があります。
その中でも発症率が多いのがアフタ性口内炎になります。
アフタ性口内炎の発症原因については、現段階で詳細にわかっているわけではないのですが、食生活の乱れやストレス、体調不良などによって特定の栄養が不足することが考えられています。
そのため、口内炎に効果のある食べ物や飲み物を選ぶ時には、その栄養が含まれているものを選ぶことがポイントになります。
また、口内炎の場合、食べ物や飲み物を口に入れると痛みがでることから、なるべく粘膜を刺激しないようなものを選ぶことも大切です。
口内炎に効果のある栄養素や食べ物や飲み物の特徴
上記でも触れたように、口内炎の詳しい発症原因はまだわかっていませんが、ビタミンB2が不足すると口内炎になりやすいと言われています。
ビタミンB2には、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあり、新陳代謝によって新しい皮膚や粘膜を再生する作用もあると言われています。
これと同様に、ビタミンB6も不足すると口内炎になりやすいと言われている栄養素。
ビタミンB6にはビタミンB2のように皮膚や粘膜の健康維持に役立つ他、皮膚や粘膜を作り出すたんぱく質の代謝を促す働きがあると言われています。
さらに、ビタミンAにもビタミンB2やビタミンB6と同じく、粘膜を強化する働きがあると言われていることから、不足すると口内炎になりやすくなると言われています。
また、ビタミンCには免疫力を高める効果があり、炎症を抑える働きも行っています。
そのためビタミンCが不足すると、細菌やウイルスに侵入されやすくなったり、傷などの治りが遅くなると言われています。
ストレスが多くなると体内で大量のビタミンCが使われるため、疲れたなと思ったら早めにビタミンCを補うようにすることが大切です。
まとめ
痛くてつらい口内炎は、一刻も早く症状を改善したいもの。
口内炎があるのに食べたり飲んだりできない!と思うかも知れませんが、痛みが治まってる時などに試せそうなものから始めて、口内炎をできるだけ早く治して下さいね。
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