ブラジルが1-7でドイツに衝撃な大敗
未だかつて、ブラジルがこのような衝撃的な大敗を喫したことがあるのか!
準決勝、ドイツ対ブラジルの一戦は、予想外の展開になった。
ブラジルは、この試合に向けて一応ゲームプランはあったのだろうが、ネイマール、チアゴ・シウバのなどの主力離脱や、ドイツのパスワークという脅威に対する特別な対策がない。
結果、攻撃には鋭さがなく、守備は穴だらけ。すると、前半29分の時点でドイツに5点決められて、事実上勝敗が決する。
その後、スコラーリ監督は、選手を投入して流れを変えようとするが、後半も差を広げられて、最終スコア1-7でブラジルの惨敗。
歴史に残る大敗で、敗退が決まった。
そして、ドイツは、歴史的勝利をおさめ、意気揚々と決勝に駒を進めた。
W杯ブラジルVSドイツ全ゴールハイライト(ブラジル大敗の7失点シーン)
ブラジル 1 – 7 ドイツ
0 – 1 ( 前半11分 ミュラー )
0 – 2 ( 前半23分 クローゼ )
0 – 3 ( 前半24分 クロース )
0 – 4 ( 前半26分 クロース )
0 – 5 ( 前半29分 ケディラ )
0 – 6 ( 後半24分 シュルレ )
0 – 7 ( 後半34分 シュルレ )
1 – 7 ( 後半46分 オスカル )
RT @w_cup14: 【ブラジル 1 – 7 ドイツ】1日でいろんな歴史は変わった。「ブラジル6点差の大敗は史上初」「6分間で4ゴールは史上初」「W杯準決勝7得点は史上初」「クローゼが史上初の通算16得点」※通算得点記録を更新. http://t.pic.twitter.com/hG0BTY80xH
— 上村夢叶(@uemuranran1)Wed Jul 09 05:14:13 +0000 2014
RT @yujiogawa425: 今日のため息 1091ブラジル。単純に「ネイマール」がいなかったからこういう結果になったという言うには酷い。ブラジルは個人技は凄いが少しでも「穴」が空くとこういう結果になる。日本はいつ、ベスト4に行けるのか。レベルが違いすぎる。
— KAZZ(@qaz6902)Wed Jul 09 05:14:09 +0000 2014
RT @maruha_: 今日のWカップのブラジルVSドイツの結果を見て、ゴールした人の名前に、オスカルとアンドレがいたことに目を奪われ、試合結果が脳内から吹っ飛んでしまったことを現在反省中。 pic.twitter.com/rgofuOBgbS
— まつい(H_MATSUI)(@Liddell_0124)Wed Jul 09 05:15:22 +0000 2014
ドイツ代表の採点
GK 1 マヌエル・ノイアー 6.5点
失点シーンでは対応は微妙だったが、それ以外は素晴らしいパフォーマンス。
DF 4 ベネディクト・ヘーベデス 6.5点
安定した守備で、ブラジルに仕事をさせず。
DF 5 マッツ・フンメルス 7点
前半のみ出場。ブラジルの攻撃を完全に抑えた上に、ボールを持ち上がり、5点目の起点に。
DF 16 フィリップ・ラーム 7.5点
守備でほぼノーミス。また、3点目では、クロスで起点に。6点目では、いいタイミング で攻め上がり、アシストを記録した。
DF 20 イェロメ・ボアテング 6.5点
失点シーン、オスカルへの対応を誤ったものの、それ以外はいい潰しや組み立てでチームに貢献した。
MF 6 サミ・ケディラ 7.5点
豊富な運動量を活かして攻守共に顔を出し、チームに貢献。4点目では、落ち着いてクロースにボールを戻し、アシストをマーク。そして、エジルとのワンツーでボールを受け直し、チーム5点目をゲット。
MF 7 バスティアン・シュバインシュタイガー 6.5点
目立ちはしなかったが、中盤でしっかりとボールを繋ぎ、守備もさぼらず。
MF 8 メスト・エジル 6.5点
5点目、ボックス内で落ち着いて折り返し、ケディラのゴールをアシスト。それ以外で は、得点に絡まなかったものの、パスを繋ぎ、攻撃のリズムを作った。
MF 13 トーマス・ミュラー 7.5点
1点目、見事マークを外し、ゴール。2点目裏への抜け出しで追加点の起点に。最後に、7点目をアシスト。この日もミュラーは、ゴール前で脅威であり続けた。
MF 18 トニ・クロース 8点
コーナーキックから1点目をアシスト。ミュラーへのまた抜きスルーパスが2点目のきっかけに。そして、3点目、4点目を決めた。試合を決定付けるゴールに絡む素晴らしい活躍。
マン・オブ・ザ・マッチ。
FW 11 ミロスラフ・クローゼ 7点
2点目の場面では、1度ははじかれたが、しっかりと押し込んだ。これでワールドカップ最多得点記録者に。
MF 9 アンドレ・シュールレ 7.5点
6点目、7点目ゴール。サブとして十分過ぎる活躍。
DF 17 ペア・メルテザッカー 5.5点
失点のシーンでは、裏を突かれたのに戻らず。
MF 14 ユリアン・ドラクスラー 6点
大きなインパクトはなし。
ブラジル代表の採点
GK 12 ジュリオ・セーザル 5.5点
ドイツの攻撃をストップできず。
DF 4 ダビド・ルイス 5点
1失点目、マッチアップしていたミュラーのマークを簡単に離してしまった。5失点目、無謀なボールカットを狙って失敗、穴をつくった。そして、7失点目、攻め上がった後、戻らず。杜撰な守備だった。
DF 6 マルセロ 5点
2失点目、ミュラーに対する対応を誤る。3失点目、クロスに対する対応が甘い。唯一の得点をアシストとはいえ、褒められるパフォーマンスではない。
DF 13 ダンテ 5.5点
2失点目、マルセロと連携をとれなかった上、また抜きパスを通される。その他にも、微妙な対応が何度も。
DF 23 マイコン 5点
3失点目、完全にボールウォチャーになり、クロースをフリーにした。5失点目、誰についているのかわからない、微妙なポジショニング。攻守共に、貢献できず。
MF 5 フェルナンジーニョ 5点
2失点目、インターセプトをミスして、穴を作った。4失点目、低い位置でボールを失い、失点に直結。昨季、マンチェスター・シティで披露していた素晴らしいパフォーマンスを考えれば、衝撃の内容。
MF 11 オスカル 6点
6失点目、守備意識が低く、失点の一因に。ただ、なんとか、状況を打開しようと奮闘し、1点返した。
MF 17 ルイス・グスタボ 5.5点
中盤の底で守備に奮闘するも、実らず。
FW 7 フッキ 5点
攻撃では、突破できずボールを失い、守備もしない。酷いパフォーマンス。
FW 9 フレッジ 5点
前線で起点になれず。
FW 20 ベルナルド 5点
後半になって、プレー強度が落ちてから、ようやくボールに触れるようになっていたが、それでは遅過ぎた。
MF 8 パウリーニョ 6点
ボックス内でシュートを放つが、阻まれた。以下の二人にも同じことが言えるが、そもそも事実上、勝敗が決してからの投入だったので、どうしようもなかった。
MF 16 ラミレス 5.5点
得点を狙うも、ブロックされた。
MF 19 ウィリアン 6点
何度か決定機を演出した。
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