掃除機をかける前の準備や適切な頻度は?
掃除機かけ方は誰からも教わるものではなく、なんとなく感覚で動かしているという人も多いでしょう。
今回は掃除機のかけ方について減給し、確実に綺麗にするための動かし方や姿勢や順番、掃除機をかける前の準備や適切な頻度について調べて参ります。
今までなんとなく使っていた掃除機の正しい使い方をしっかりマスターして効率の良い掃除方法を覚えましょう。
掃除機をかける前に準備すること
掃除機をかける前の準備段階としてやっておかなければいけないこと、準備しておかなければいけないことがあります。
まず、掃除機をかける準備として必ず使うのがゴミ袋と雑巾やクイックルワイパーといったフロアワイパーやモップなので、それらを用意してください。
これらを用意した後は、掃除機を使う際に邪魔になる物はどかしましょう。
おもちゃや雑誌や何らかの道具などは一度撤去しましょう。
これらが邪魔になることも非常に多いので、出した物は片付けるように徹底する必要があります。
次はエアコンのスイッチを入れているなら一度止めてください。
その次ははたきをかけて掃除機をかけられない位置にある埃を落としましょう。
冷蔵庫やタンスの上といった部分を意識してください。
その後は、埃やダニの死骸が掃除機で排気されて宙を舞うのを阻止するために、雑巾がけやクイックルワイパーといったフロアワイパー、そしてマイクロファイバーモップといった埃を除去するアイテムを使いましょう。
ハウスダストに対するアレルギーがある人はこの工程が必須となります。
あとは掃除機そのものが汚れていないかをチェックしましょう。
掃除機のヘッド部分はどうしても汚れが溜まりやすく、動かすためのローラー部分にも髪の毛や埃が絡みついてしまうことが多いので、定期的にそちらもケアしてください。
吸引力が下がった掃除機では掃除効率も落ちますので、掃除機の中のゴミが溜まっていたらきちんと捨てることも忘れずにお願いします。
また、ネット上でもものすごく話題になり今でも意見が割れているのですが、ここでは窓をきっちりと閉めて掃除するという説を推したいと思います。
掃除機の排気はどうしても舞うので埃が家の中に溜まらないようにするには窓を開けるというのは通説だったのですが、「湿気が多い日に窓を開けるとカビが発生する確率が上がる」とか「窓を開けて掃除するとアレルゲンが空中に飛散するので状況が悪化する」とか「埃が風によって舞い上がってしまうことで掃除が非効率になる」という情報が出ているのです。
なので、窓を開けるのは掃除した後に15分ほど開けるようにしてください。
掃除機をかける順番は?
掃除機をかける順番についてもよくわからないという人も多いでしょう。
その順番について突き詰めていきます。
それは高いところから下へかけていくということです。
どの掃除方法でもこの考え方は変わりませんので、上から下に掃除をしていきましょう。
ただし、この掃除機をかける前にモップなどを使った埃やダニの死骸除去は行っておきましょう。
水拭きも推奨されることがありますが、掃除機は「水気を吸い込むと故障する確率が一気に上昇する」ので水拭きは個人的にあんまり推奨できません。
次は「部屋の奥から手前に向かってかける」ことを意識して掃除機を使いましょう。
入り口からかけていくと汚れる確率がかなり高まってしまうので、出入りが多い部分を最後にするのが正解となります。
部屋の位置や物の配置によってルートなどは変わりますので、できる限りおくからドアの方向へ動けるようにあらかじめルートを決めておきましょう。
かけるときの姿勢は?
掃除機をかける時の姿勢は腰痛になりそうな腰をかがめる姿勢ではなく、姿勢を伸ばした状態を意識してください。
昔は吸引力が弱くなってしまった掃除機で無理矢理吸わせるために力を込めて前傾姿勢になることが多かったのですが、今の掃除機は性能が良いものが多いのでそのように押しつける必要はほとんどありません。
むしろ押しつけてしまうと「吸引力がむしろ弱まる」という報告もありますので、姿勢を真っ直ぐに伸ばした方が掃除機の機能的にもプラスに働いているようです。
掃除機を使って腰が痛いと嘆く必要は無くなったと考えてください。
掃除機の動かし方の3つのポイント!
それでは具体的な掃除機の使い方について記載します。
ポイントとなるのはヘッドの角度と、動かすスピードです。
この二つを徹底的に意識して動かしていきましょう。
ヘッドの角度
掃除機を使う場合において絶対に覚えてもらいたいのがヘッドの角度です。
基本的にヘッドはかける面と水平になっていると最も吸引力を発揮するようになっているので、吸い込み口が床に密着するように90度を意識してください。
この90度からずれるとそれだけ浮いているということになるので、吸引力が低下していきます。
かけたところを少し重ねながらもう一度かける
吸引力が最も作用しやすいのは90度と説明しましたが、その力が発揮されやすい部分はヘッドの中央部分になっているので、本来の力が発揮されていてもヘッドの端っこ部分はどうしても吸引力が足りないケースもあります。
なので、1回かけたところも半分から3分の1程度重ねるように意識して掃除機をかけ直してください。
一度で力を込めて擦るのではなく、掃除機の力を信頼して往復させる回数を増やすのです。
動かすスピードと方向
掃除機を動かすスピードは基本的にゆっくりの方が効率は良いです。
ついつい早く動かしてしまいがちですが、その方が吸引力が低下するので推奨できません。
前に動かすときと戻すときもだいたい5秒ずつの時間をかけて動作しましょう。
この5秒を守ると1畳の掃除スピードがだいたい1分となります。
フローリングやカーペットでかけ方を変える?
掃除機のかけ方は先に説明したとおりですが、フローリングや畳やカーペットでは使い方をちょっと変えた方が良いです。
まず、フローリングや畳に対して掃除機を使う場合はそれぞれの溝や畳の目に遭わせて掃除機をかけるようにしてください。
目に沿ってかけたほうが隙間に落ちてしまったゴミがとれますのでおすすめですし、むしろ目に逆らうと畳の場合は高確率で傷がついてしまいます。
カーペットが対象の場合は一つの方向だけではゴミがとれない可能性がありますので、十時にかけるようにしてください。
適切な頻度はどのくらい?
掃除頻度は常日頃の掃除の仕方にもよるので明確には記載できませんが、可能ならば3日か4日に1回、普段仕事で忙しいという人は1週間に1回程度でいいでしょう。
掃除機は毎日かけても問題ありませんが、そこまで掃除に時間を割ける人もそこまで多くありませんので、ある程度間隔を決めて活動するのがベストとなります。
1週間のうちに2回掃除機を使うと考えれば、水曜日と日曜日に掃除機を使うといった考え方もできます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は掃除機のかけ方や使用頻度などの情報を記載しました。
掃除機を使う時はついつい窓を全開にするくせが多くの方についていると思いますが、最新の定説では開けっ放しにした方が効率が悪いという意見が多いので、そちらに合わせた方が良いのではないでしょうか。
最初は違和感が強くなりますが、慣れるとその違和感も消えてくれるので、最初は締め切って掃除をして終わったら開けるようにしましょう。
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