ダイヤモンド・水晶の宝石言葉は?お手入れ方法を教えて!
4月の誕生石には、ダイヤモンドと水晶の2つがあります。
恋人や家族、友達の誕生日に誕生石にちなんだプレゼントを贈ろうと思っていた方にとっては、選択肢が広がる嬉しい月と言えますよね。
ダイヤモンドと水晶のどちらとも無色透明のため、イメージとしては清廉さを感じますが、宝石言葉を調べてみると共通している言葉も多く、イメージ通りの「純粋」や「純真」などの言葉が連なります。
とは言え、ダイヤモンドや水晶の意味や由来について、詳しく知っているという方は少ないのではないかと思います。
そこで今回は、ダイヤモンドと水晶を詳しく調べてみました。
4月の誕生石「ダイヤモンド・水晶」の意味や由来
宝石の中で最も知名度が高く、なおかつ人気と言えばやはりダイヤモンドではないでしょうか。
その輝きは、女性なら誰もが一度は手にしたいと思わせる神々しさですよね。
ダイヤモンドの由来はギリシャ語の「adamas(アダマス)」と言われています。
アマダスには「何者にも征服されない」という意味があるのですが、これはダイヤモンドが最も硬い鉱物ゆえ、「誰にも傷つけることができないほど硬くて強い」という意味合いが込められていると言われています。
ダイヤモンドの和名は「金剛石」なのですが、こちらも金属の中で一番硬いという意味があることから、ダイヤモンドがいかに硬いかということがお分かりいただけるかと思います。
一方の水晶は、昔は氷が化石となったものと考えられていたことから、ギリシャ語で氷や水を表すkrystallos(クリスタロス)が由来となったと言われています。
ダイヤモンド・水晶の効果は?
ダイヤモンドや水晶を始めとしたパワーストーンは、その効果が科学的に実証されているわけではありません。
言わば、神社でもらうお守りと同じように、持っているだけで心が落ち着いたように思える、力が湧いてくると、個人的に思うものです。
そのため、最初からそのようなスピリチュアルな世界を信じていない方にとっては、何の意味もないでしょう。
それを踏まえた上で、ダイヤモンドや水晶には次のような効果があると言われています。
<ダイヤモンドの効果>
ダイヤモンドは地球上の鉱物の中で最も硬いことから、持っているだけでどんな困難にも打ち勝つ強い心を持てる、パートナーと固い絆で結ばれると言われています。
また、宝石言葉が「永遠の愛」となっているため、昔から日本ではブライダルジュエリーとして知られていますよね。
ダイヤモンドは結婚をする人はもちろんですが、良縁に恵まれる効果もあるため、独身の方が持っているのもお勧めの宝石となっています。
<水晶の効果>
水晶には古くから占いや魔除けに使われており、邪気を浄化する効果があると言われています。
そのため、普段の生活で肌身離さず持ち歩くことで、人や場所などの気の乱れを正すことができると言われています。
また、水晶にはヒーリング効果もあるため、癒しによってストレスを軽減することができると言われています。
ダイヤモンド・水晶の色は?
ダイヤモンドも水晶も無色透明なイメージを持っている方が多いと思いますが、実は様々な色の種類があります。
ダイヤモンドには、カラーレス(無色)の他にもピンク、オレンジ、レッド、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、グレー、ブラックなどがあり、これらはカラーダイヤモンドと呼ばれています。
カラーダイヤモンドは、通常は炭素のみで構成されているダイヤモンドに不純物が混じることで、色彩を持つと言われています。
カラーダイヤモンドには天然で色がついたナチュラルダイヤモンドと、カラーレスのダイヤモンドに人工的に色をつけているトリートメントダイヤモンドがありますが、ナチュラルダイヤモンドの産出はごくわずかとなっているため、出回っているカラーダイヤモンドの多くがトリートメントダイヤモンドとなります。
水晶の場合も同じで、通常は無色透明となっていますが不純物が混じることで色がつきます。
色の付いている水晶で最も有名なのがアメジストですが、和名を紫水晶と言い、その名の通り紫色が特徴の水晶となっています。
無色の水晶が紫色になるのは、鉄イオンが多く含まれているからだと言われています。
また、ローズクオーツ(紅水晶)は、鉄やマンガンチタンなどが混じって、ピンク色になると言われています。
宝石言葉について
ダイヤモンドの宝石言葉は「清浄無垢」「純潔」「純愛」「永遠の愛」「不屈」などです。
清浄無垢とは清らかで穢れがないことを指します。
宝石言葉に「永遠」や「純潔」などの言葉が並んでいるため、婚約指輪にあしらう宝石としてとても人気があります。
また、婚約指輪でダイヤモンドを贈るのは、ダイヤモンドが美や金運の象徴とされていることも関係しています。
結婚後は豊かで愛に溢れた家庭を築くという意味が、ダイヤモンドには込められています。
水晶の宝石言葉は、「純真」「純粋」「完璧」「神秘的」「冷静沈着」などです。
婚約指輪の7割はダイヤモンドが選ばれると言われていますが、最近は誕生石を選ぶ人も増えており、2月のアメジスト、11月のシトリンはそれぞれ紫水晶、黄水晶となっています。
お手入れ方法はこちら!
ダイヤモンドは親油性が高いため、身に着けたままで保管場所に戻してしまうと、肌の汗や皮脂、化粧品などがダイヤモンドの表面に付着して曇ってしまいます。
ダイヤモンドの輝きを維持するには、身に着けた後は乾いた布なので拭いて、油や汗を取り除くことが大切です。
また、年に一回程度はぬるま湯に中性洗剤を入れたもので、ダイヤモンドを洗うようにしましょう。
その際、やわらかいブラシなどを使って細かい汚れもしっかり落とすようにします。
頑固な汚れがついていて取れない場合は、一日程度液に浸け置きしておくのもよいでしょう。
汚れが落ちたら水ですすぎ洗いをし、最後に乾いた布でしっかりと水分を拭きとります。
水晶のお手入れも基本的には空拭きでOKですが、汚れが付いている時は水に浸けて固く絞った布で拭くようにします。
どちらの場合も、最後は必ず乾いた布で水分が残らないようにしっかりと拭くようにして下さい。
購入時の注意点
これは、ダイヤモンドや水晶に限らず、宝石やパワーストーンを購入する上でとても大切なことですが、信用のあるお店で購入することが大前提となります。
ダイヤモンドや水晶を取り扱うお店の中には、残念ながら品質のよくないものに高値をつけていたり、中には人工的に作られたものを天然として販売しているケースもあります。
これらのまがい物を手にしないためには、まずはダイヤモンドと水晶の適正価格を知り、「安いから」という安易な理由で宝石を選ばないようにして下さい。
ダイヤモンドの場合、大きさもさることながらカットによって価格が大きく変わります。
ダイヤモンド自体の鑑定書の確認は当然ですが、カットの評価に対する鑑定書があると安心です。
また、水晶では一度溶かした水晶を再度固めて作る練り水晶(ガラス)というものがあり、天然の水晶を求めている場合にはその意味合いが変わってしまいます。
ガラスと本物の水晶の見極め方は、自分の髪を一本用意し、髪の上に水晶(もしくはガラス)を置いて判別します。
本物の水晶の場合は、光の屈折により髪が二重に見えますが、ガラスでは二重には見えません。
この方法は確実とは言えませんが、その場ですぐに調べたいという時に知っておくと便利でしょう。
まとめ
4月の誕生石にはダイヤモンドと水晶の2つがあります。
どちらも恋人や友達、家族などが4月生まれの場合、プレゼントとして贈ると喜ばれると思いますが、ダイヤモンドの場合はブライダルジュエリーとしての認知度が高いため、恋人との結婚を考えている方には特にお勧めと言えるでしょう。
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