パール・ムーンストーンの宝石言葉や色は?お手入れ方法を紹介!
誕生石を身に着けていると運気がアップすると言われています。
6月の誕生石はパールとムーンストーン。
パールは聞き馴染みがありますが、ムーンストーンとは一体?と思っている方も多いですよね。
そこで今回は、パールとムーンストーンについて調べてみました。
意味や由来はもちろん、気になる宝石言葉や効果などをご紹介します。
この記事を読んだら、6月生まれの恋人や家族、友達がいる方は、誕生日やクリスマスのプレゼントにパールやムーンストーンを贈りたくなるはずです!
6月の誕生石「パール・ムーンストーン」の意味や由来
6月の誕生石は2つあり、1つはパール(真珠)、もう1つはムーンストーン(月長石)です。
パールは冠婚葬祭で身に付けることが多く、馴染みのある宝石と言えますよね。
また、多くの宝石が鉱物なのに対し、パールは生きた貝が作り出すもの。
そのため、パールと言う名称も二枚貝を意味するペルナ(perna)が由来とされていますが、この他にその形から洋ナシを意味するピルラ(perla)が語源とする説もあり、現在もわかっていません。
一方のムーンストーンはその名の通り月の石という意味があり、月の力を宿す石として紀元前1世紀頃から人々に知られていたと言われています。
語源はギリシャ語で月を意味するセレニテス(selenites)とされ、月の満ち欠けによってムーンストーンもその大きさを変えたと言われています。
パール・ムーンストーンの効果は?
パールには、昔から悪霊を払って、良い霊を呼び寄せる効果があると言われています。
冠婚葬祭の際に女性がパールを身に付けるのも、このような効果が信じられているからと言われています。
また、古くから民族医学では薬として用いられ、パールを砕いたものを飲むと胃の消化不良を始め、鎮痛作用や精神を安定させる働きがあるとされてきました。
ムーンストーンは、月が女性性の象徴であることから、恋愛運や家庭運などのアップの他、心身の安定を図り、癒しや調和をもたらすと言われています。
女性の生理周期が月の満ち欠けに関係しているとも言われていることから、生理前の不調などにムーンストーンの力が働いてくれるかも知れません。
なお、これらの効果は科学的に実証されているものではありません。
あくまでもお守りと同様に、身に着けて心を落ち着かせたり、気持ちを前向きにさせるものに過ぎませんが、古来よりその効果が人々によって伝えられてきたということは、目に見えない不思議な力があるのかも知れませんよね。
宝石言葉について
パールの宝石言葉は、「健康」「長寿」「富」「純粋無垢」など。
ムーンストーンの宝石言葉は、「恋の予感」「純粋な愛」「富貴」「長寿」「健康」などがあります。
宝石言葉は各国で異なり、その国で独自に付けられたものもありますが、日本の宝石言葉は宝石言葉の発祥であるアメリカのものが基本となっています。
パールとムーンストーンの宝石言葉を並べてみると、「健康」「長寿」「富(富貴)」が同じですよね。
このようなことから、6月の誕生石として知られているパールとムーンストーンですが、プレゼントとして贈る相手の長寿や健康を願う場合や、仕事での成功の願いを込めて贈ることができます。
パール・ムーンストーンの色は?
パールと言えばホワイトを思い浮かべる方が多いと思いますが、実はパールの色はホワイト以外にも数多くあり、大きく分けるとホワイト系、ピンク系、クリーム系、ブルー系、ゴールド系などがあります。
一昔前までは、日本ではパールと言えば絶対的にホワイトとされ、その他は邪道と言われていましたが、最近はピンクを始め、ブラックやグリーンなども人気となっており、以前よりも色の違いを楽しむ方が増えてきています。
また、ムーンストーンも一般的に知られているのは無色ですが、ホワイトやグレー、オレンジ、モスグリーン、イエローなど、様々な色があり、カラーバリエーションが豊富です。
ムーンストーンは月のように表面が青や白に光るため、それが月光に似ているとも言われていますが、このような作用を「シラー効果」と言います。
シラー効果は宝石に見られる現象で、鉱物の構造によって表面下へと入った光が反射と錯乱を起こすことで見られると言われています。
お手入れ方法は?
パールは炭酸カルシウムが主な成分となっているため、熱や酸、油分に弱い性質があります。
人の汗には酸が含まれており、皮脂には油が含まれています。
指輪やネックレスなどで身に着けた後、そのまま保管してしまうと付着した汗や皮脂が原因で変色の恐れがあるため、使った後は必ず汚れを拭きとるようにしましょう。
その際、パール専用のクロスがあればよいですが、なくてもメガネ拭きがある方はそちらで代用できます。
メガネ拭きは水と油を同時に吸ってくれ、なおかつ洗濯も簡単にできるのでお勧めです。
メガネをしていないという方でも、100円ショップで購入することが可能です。
ムーンストーンのお手入れも、基本的には乾いた布で汚れを拭きとるだけでよいでしょう。
どうしても汚れが気になる部分がある場合は、水をしみこませた綿棒などで、汚れている部分だけ優しく拭いて下さい。
パールもムーンストーンも、硬度が高い宝石ではないので、他の硬度の高い宝石と一緒に保管すると傷や割れの原因となってしまいます。
個別に保管するのがよいでしょう。
なお、ムーンストーンは月の石と呼ばれているため、月光浴をさせるとよいと言われています。
購入時の注意点
パールは偽物が多く出回っており、中には本物と同じくらいの価格で売られているものもあるため、偽物とわかりにくいケースもあります。
基本的に価格が安いものに関しては、人工的に加工されているものと考えてよいですが、困るのはそれなりの価格をしている場合ですよね。
パールが本物かどうかを見極めるには、パール同士を擦り合わせてみるとよいと言われています。
擦り合わせた時、表面がザラザラとした感じがしたらそれは本物です。
一方、偽物は表面に加工がされているため、つるつるとしているそうです。
続いて、ムーンストーンの購入時に注意したいのは、ラブラドライトやペリステライトという宝石が、「ブルームーンストーン」という名前で売られていることがある点です。
ラブラドライトもペリステライトも、ムーンストーンと同様にシラー効果が見える宝石のため、素人が見分けるのはなかなか難しいと言えます。
ただし、宝石業界の中では、ラブラドライトやペリステライトをブルームーンストーンと呼んでいるケースもあることから、ラブラドライトやペリステライトがブルームーンストーンの偽物と言えるわけでもないのが現状となっています。
そのため、その効果を得るためにムーンストーンが欲しいという場合は、鑑定書を提示してもらったり、信頼のおけるお店で購入するようにするのがよいでしょう。
まとめ
6月の誕生石にはパールとムーンストーンの2つがあります。
どちらの宝石言葉にも「長寿」「健康」「富」があるので、贈る相手の幸せを願うことができる最高のプレゼントとなるでしょう。
なお、パールとムーンストーンは、偽物との区別がつきにくい場合が考えられるため、効果を狙って購入する時は信頼のおけるお店で買うようにするのがよいでしょう。
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