スッキリできる仮眠方法
- あ~あ!なんか逆に疲れた・・・
- なかなか、午後の作業が、後半の作業が進まない・・・家事が捗らない。
- 寝ないで、そのまま作業続けておいたら良かった(涙)
と、いう経験があるから、なかなか寝ようか?寝まいか?考えてしまう。
疲れを取る為の、後半の午後の作業を進める為の仮眠が、余計疲れを感じさせる。
その仮眠法に問題があるのでは?
ちょっと疲れたな、少し休もう!
これは大事なことです。
そして、その行動のあとには「スッキリ!シャキ!バッチリ!」が付いてくるものです。
今回、あなたにオススメの目覚め「スッキリ!シャキ!バッチリ!」の仮眠方法を紹介しましょう。
仮眠によるメリットと効果
そもそも、仮眠の効果やメリットの前に、どうして私たちは眠くなるのでしょう?
実は、しっかり夜に睡眠を取っていても、朝、目が覚め1日の活動をし、一時の昼食タイム。
その頃、眠気を感じる人は少なくはないでしょう。
でも、なぜ?
ヒトの眠気は日中・夜間を合わせて約12時間周期で変動しているのです。
サーカセミディアンリズムと考えられ、通常の生活での仮眠はこのリズムに合致して出現することが多いそうです。
つまり、眠気を感じる、お昼。
これは偶然ではなく、午後の仮眠が内因性の睡眠・覚醒サイクルを反映しているのです。
このように、ヒトの体内のメカニズムで感じる「眠気」もしっかりと、効果やメリットがあるというのだから、質のいい「仮眠」を取りたいですよね?
そんな、仮眠の効果やメリットとは?
まず驚いたのが、<学位論文要旨>健康高齢者における午後の仮眠の効果に関する研究に記述されていた、この仮眠から得られる効果です。
血圧に及ぼす午後の仮眠の効果 : 疫学調査では, 30分の午後の仮眠をとっている人は虚血性心疾患の罹患率が低いことが示されている。この効用の理由は明らかではないが, 最近では, 午後の仮眠中に血圧が低下することが報告されており, それが虚血性心疾患や高血圧などの疾患の予防に役立っていることが示唆されている。
出典元:学位論文要旨>健康高齢者における午後の仮眠の効果に関する研究 http://ci.nii.ac.jp/naid/110000482387
なんとなく、午前の活動を一旦、止めて休息することで午後の活動に影響するのかな?とは感じていましたが、仮眠が高血圧予防などに関係しているというのは、少し驚きすよね。
他にも、
- 記憶力の向上
- 学習能力の上昇
- 眼精疲労の回復
など、やはり仮眠をすることで、午後の作業、後半の作業の効率をあげる効果もあります。
(しかし・・・問題は疲れを感じてしまう仮眠をとっていることですよね?)
関連記事:寝ても常に眠い!体がだるい人の原因と昼間の睡魔改善対策!
仮眠の取り方(方法)とポイント
仮眠の取り方にはポイントがありました。
- 自分の就寝時間を一定の時間に定めること
- 寝過ぎない
- 正しい時間に昼寝をする
これらことについては、さらに情報を集めています。次のテーマで紹介しましょう。
そして、このポイントをしっかり押さえられるように、あとは生活習慣を整えることが大事になってきます。
では、ポイント2つ目に挙げた
寝過ぎない
寝過ぎないと簡単に言われても分かりませんよね?
この仮眠の時間について、東海大学紀要情報通信学部、若島恵介 辛島光彦 「うつ伏せ姿勢による昼休みの短時間仮眠の効果について」、論文には、このような記載があります。
20分以降で脳波上に除波が出現し始め、より深い段階へ達する。日中に30分以上の仮眠をとると除波睡眠が出現し、夜間睡眠中の除波睡眠が減少してしまうため、仮眠による悪影響を取り除くためには、仮眠時間を短くする事が必要となる。林らは15分~20分程度の短時間睡眠であれば除波睡眠は出現しないので、午後の眠気の改善に有効であるとしている。
出典元:東海大学紀要情報通信学部、若島恵介 辛島光彦 「うつ伏せ姿勢による昼休みの短時間仮眠の効果について」
つまり、ベストは15分から20分。
それ以上の仮眠は、夜の睡眠の質を下げてしまい、結果、昼の睡魔がひどくなる・・・という、悪循環を招いてしまいますね・・・。
仮眠時間を一定に保つためには15分~20分の仮眠を取るように心掛けましょう。
関連記事:眠れない原因を解消しグッスリ眠れる5つの方法と快眠アプリ!
1分・15分仮眠法って何?どのような時がベスト?
この1分・15分仮眠は、「脳を休ませるぞ」と眠くなる前にこまめに目を閉じる仮眠法。
この仮眠法は、少し睡眠不足だな~、最近疲れが溜まっているな~。
と、感じた時に取り入れましょう。
短くて1分の仮眠。そして、長くて15分程度の仮眠。
しばらく生活の中に取り入れることで、睡眠不足が解消でき、
質の良い仮眠を取るための生活習慣に一歩近づけるようになります。
関連記事:体がだるい時の原因と解消法【頭痛・眠い・やる気が出ない】
仮眠をしてはいけない時間帯は?
先に紹介した仮眠のポイント、3つ目に
正しい時間に昼寝をする
この正しい時間?の答えが出るでしょう。
仮眠、どうしても眠たくても我慢して欲しい時間があります。
それは、夕方以降!
夜の睡眠の質を下げるおそれがあります。
特に注意!19時~21時。
この時間帯は、実は1日のうちで体温がもっとも高く、仕事効率もあがる活動的な時間帯。
逆にこの時間帯に集中して作業するのもいいでしょう。
つまり、この作業効率アップの時間帯は睡眠禁止です。
まとめ
1日の活動の疲れを、夜の睡眠時間でとるというのは難しい。
質のいい仮眠を生活に取り入れて、1日の疲れを取り、作業効率を上げ、気持ちのいい1日を迎えましょう。
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