右肩や左肩の肩甲骨の痛みやコリの原因とほぐし方
いつも肩が重い。肩甲骨の痛みがだんだんひどくなる・・・
何が原因かは分からないけれど、いつも痛むのは右肩、左肩。
そんなに重症には考えていないけれど、誰しも痛みを感じたことはあるであろう肩。
誰もが痛みを感じるから、あまり気にしていないのかもしれませんが、今回は、そんな肩の痛み、特に肩甲骨痛みの原因。
右の肩甲骨の痛みや左の肩甲骨の痛みの原因は?
それぞれ紹介していこうと思います。
なぜ肩甲骨が痛むのか?その原因は?
肩甲骨の痛みの原因は大きく分けて三つ!
あなたが気になるのはどの原因でしょうか?
1.姿勢の悪さ
日常生活の姿勢の悪さが原因で肩甲骨に痛みを感じることがあります。
悪い姿勢が続くと猫背になることがありますが、それが原因で肩甲骨全体が痛くなります。
肩甲骨は実は体の負担がよく回ってくる場所です。
2.内臓が原因
姿勢の悪さから繋がることですが、猫背になると、内臓は圧迫されている状態になります。
内臓が圧迫されて肩甲骨まで痛みを感じることがあるのです。
3.腰や手が原因
肩甲骨が痛いと感じていたけれど、実は腰や手の痛みだった・・・なんてこともあるそうです。
あ~イタタタタタ!で、放っておくのではなくしっかり整骨院に行くようにしましょう。
姿勢の悪さが原因なら、姿勢を正していくことが第一です。
症状が続き、内臓の圧迫の続くのも危険ですよね?
そして実は、腰が原因、手が原因でした。なんてこともあるのです。
自己判断するのではなく、しっかり整骨院にいくことから始めましょう!
右肩の肩甲骨が痛む原因は?
ここで気を付けて欲しいのが、いつも痛むのは右肩・・・考えられる原因に胆石症や胆のう炎、内臓疾患からの痛みが出ている可能性があるということです。
【胆石症】
胆のう内に結石ができ、みぞおちを中心に右の肩甲骨や腕、背中全体に激しい痛みが起きます。この時に、右肩にも同様に痛みが起きることがあるそうです。
初めに伝えたように、姿勢の悪さや内臓の圧迫などの原因も考えられますが、どうも右肩中心に強い痛みを感じる・・・
そんな時は、このような原因があるということも覚えておきましょう!
左肩の肩甲骨が痛む原因は?
同様に左肩ばかりに痛みを感じる、そんな方ももちろん注意が必要です。
【変形性頚椎症】
椎間板や椎間関節がすり減ったり、変形して脊髄を圧迫して痛みを引き起こします。
原因の一つは加齢によるもの。
しかし最近ではストレスも原因の一つだと言われています。
この痛みは左肩甲骨部分だけではなく、腰や背中の左側にコリや痛みを感じることもあるので、注意しましょう!
肩甲骨の痛みやコリを和らげる方法や解決法
肩甲骨が痛い時に効果的なストレッチ法とは?
肩甲骨ストレッチ
正面を向いたまま頭を左に倒し、耳を左肩に近づけて止める。これを30秒間保つと、首から肩に広がる僧帽筋上部線維を伸ばせる。
頭を左に向けて倒し、鼻を左肩に近づけて30秒間静止すると、首筋にある肩甲挙筋を伸ばせる。
両腕を開いて肘から上を天井に向けたまま、肩甲骨を下方向に動かす。十分に下まで下がったと感じたらその状態を5秒維持し、その後元に戻す。
肩甲骨はがしエクササイズ<肩回し>
①右手を右肩、左手を左肩に置きます。
②肩の力を抜きます。
③ひじで大きく円を描くように、後ろ回しで5~10回ほど回します。前に、上に、後ろに、下に、それぞれ意識して、できるだけ遠くを通って大きな円を描くように回すとよいです。
肩甲骨はがしストレッチ<猫の伸びのポーズ>
①床に四つん這いになります。
②息を吐きながら、両手を前に滑らせます。
③深く呼吸をつづけながら、20~30秒ほど伸びのポーズをキープします。
④息を吸いながらもとに戻ります。
★ポイント
数回繰り返して行いましょう。あごと胸が床につくくらいまで反らせるのが理想です。
※腰痛などがある方は、無理して行わないようにしましょう。
肩甲骨の内側に痛みを感じたときの対処法は?
一番良いのは肩こりが深刻になる前に、肩こりを解消することです。
しかし、肩甲骨の内側まで痛むのなら、そうも言っていられません。
肩甲骨の内側が痛み出してから、気を付けることは首や、肩を回すなど、筋肉を刺激して痛めないようにすることです。
ガチガチに凝り固まって、炎症を起こしてしまった筋肉は、知識を持った医師による治療が必要になります。
また、「右側だけが痛む」、「左側だけが痛む」といった場合もあります。
考えられるのは右手の使いすぎ、左手の使いすぎで左右の肩甲骨のバランスが崩れてしまっている可能性があります。
片側だけが痛いという方は、意識して反対側も使うようにすることで、左右のバランスが取れ、痛みを和らげることができます。
湿布よりもアイシングが効果的?
筋肉の炎症が原因の場合、軽く揉むことは効果があります。
ですが下手に強く揉みほぐしてしまうと、炎症が悪化してしまうことがあるので注意して下さい。
保冷剤や、氷を使ってアイシングをすると炎症を抑えることができ、痛みの解消が期待できます。
湿布を使っても効果はありますが、アイシングの方が効果は高いです。
患部が炎症を起こしている場合は、まず冷やしましょう。
入浴に関してですが、筋肉が炎症を起こしている間は、湯船につかることは炎症に良くないので、入浴時間はなるべく短くした方が良いでしょう。
患部を温めて血行を良くするのは、炎症が引いてからの方が効果的です。
まとめ
肩に感じる痛み、その場で自宅にある湿布薬で対処しようとも考えます。
その湿布薬がさらに悪化に繋がることもあります。
痛い部分をマッサージしてさらに痛める可能性もあります。
紹介したように、様々な原因が隠れているのが肩の痛みです。
まずは姿勢を正す習慣を身に付け、気になる場合はやはり整骨院に行くことをおススメします。
コメント