風邪の時の頭痛を緩和する市販薬や漢方
風邪の症状の一つに「頭痛」があります。
風邪による頭痛の原因として考えられるのは発熱や自律神経の乱れで、血管の膨張やストレスなどが頭痛を引き起こすとされています。
しかし、特に風邪の諸症状と思われる表だった症状がなく、かつ自律神経から来る頭痛の場合は、それが風邪が原因だとはわからずに単なる頭痛だと思ってしまう事もあります。
また、普段から頭痛持ちの方ですと、余計に風邪だとは思わないかも知れません。
ですが、風邪が起因の頭痛は、基本的には風邪が治らない事には治りません。
いつもの頭痛薬が効かないと思った時は、風邪を疑ってみて下さい。
風邪の頭痛に効くおススメの市販薬や漢方5選
総合感冒薬と言って風邪の諸症状に効くオールマイティーな薬の中に頭痛を緩和する成分が含まれていますが、基本的に、風邪の頭痛のみに効く薬というのはありません。
ですので、風邪に伴う頭痛を改善するには、頭痛薬を飲むのがベストでしょう。
しかし、ここで注意する事が一つあります。それは、頭痛だと思って頭痛薬を飲み、さらに咳や鼻水と言った風邪の症状が出てきて総合感冒薬を飲むといったように、頭痛薬と総合感冒薬を併用し続けると、薬物乱用頭痛というのを引き起こしてしまう事があります。
これは、薬の飲み過ぎにより痛みを感じる脳の中枢が敏感に反応してしまって起こります。
薬の併用にはよく注意をして下さい。
葛根湯
漢方薬と言うと、顆粒なのが飲みづらくて敬遠しているという方も多いと思いますが、こちらは錠剤タイプなのでとても飲みやすく出来ています。
風邪の引き始めの頭痛や、肩凝りに効果があります。
会社:漢方のツムラ
URL:http://www.tsumura.co.jp/index.htm
バファリンA
アセチルサリチル酸が痛みの発生場所に素早く効き、痛みの増幅を防ぎます。
また、ダイバッファ-HTがアセチルサリチル酸を胃で早く溶かしながら、胃の粘膜を保護します。
会社:ライオン株式会社
URL:http://www.bufferin.net/a/
イブクイック頭痛薬
鎮痛成分イブプロフェンに酸化マグネシウムを配合した独自処方で、胃の中で素早くイブプロフェンが溶け痛みに作用しやすいだけではなく、胃の粘膜を守って体の負担を軽減します。
会社:エスエス製薬
URL:http://www.ssp.co.jp/
ノーシン錠
アセトアミノフェンとエテンザミドが痛みに作用して、頭痛を和らげます。
小粒で飲みやすく、また、眠くなりやすい成分は含まれていません。
会社:株式会社アラクス
URL:http://www.arax.co.jp/index.html
ナロンエース
イブプロフェンとエテンザミドが痛みの元をダブルブロック。
さらにブロモバレリル尿素と無水カフェインにより鎮痛効果を高め、早く効いて頭痛をやわらげてくれます。
会社:大正製薬
URL:http://www.taisho.co.jp/
まとめ
頭痛は日本人にとても多い症状です。
それゆえに、他の病気などと重なった場合に薬の併用や乱用が起きてしまい、それが結果としてさらなる頭痛を引き起こしてしまう事もありますので、頭痛薬と風邪薬を同時期に飲む場合は成分などに重複がないかよく注意して下さい。
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