失敗しないタイプ別ボルダリングシューズの選び方!
ボルダリングは元々、ロープを使用したフリークライミングの練習用として行われていましたが、最低限の道具(シューズとチョーク)のみで岩や山を登れることから愛好家が増え、近年では一つの競技として確立されています。
また、ボルダリング人口の増加と共に、実際の岩や山ではなく街中にも施設が多く作られ、気軽にトライができる環境にあることから、興味を持つ人もどんどんと増えています。
ボルダリングは同じ壁(山)を登るにも、難しさによってグレードが分かれているため、初心者であっても比較的楽しむことができるスポーツですので、是非これからやってみたいと思っている方もいらっしゃると思いますが、靴選びは慎重にしなければいけません。
そこで今回は、ボルダリングシューズの選び方について詳しく調べてみました。
ボルダリングシューズを選ぶ時のポイントと注意事項!
以前まで、ボルダリングシューズの選び方の基本は、普段履いている靴よりも1~2cm小さい物を選ぶとされていました。
これは、履き込んでいくうちに靴が伸びて、より自分の足にフィットし動きやすくなる効果を期待したものですが、初心者の場合は、靴に履き慣れる前に靴を履くことに苦痛を感じるようになってしまうため、現在では自分の足にぴったりする靴(気持ちきつめ)を選ぶ流れになっています。
その際、つま先とかかとの形状に合った靴を選ぶと、ボルダリングの最中にゆるくて靴が脱げるといったことが避けられます。
つま先やかかとの形は人それぞれなので、自分の足の形に合った靴を選ぶようにしましょう。
また、ボルダリング上級者は、重心が掛けやすいという理由から硬めのソールを選びますが、初心者が硬めのソールを選んでしまうと足が痛くなったり、足裏の感覚がわかりづらくなるので、最初はやわらかめのソールを選ぶ方がよいでしょう。
ボルダリングシューズ3つのタイプと特徴!
ボルダリングシューズには、3つのタイプがあります。それぞれに特徴が異なりますので、メリット・デメリットを把握して自分の好みに合った靴を選びましょう。
シューレース タイプ(靴紐タイプ)
靴ひもで締めるタイプなので、普段の靴のように履きなれた感があると思います。
また、紐が切れてしまった場合でも交換が容易なのも特徴です。
履いた後に紐の強弱を調整することで自分の足の形に靴を合わせやすいのがメリットですが、ボルダリングの最中に紐が解けてしまう可能性があるのがデメリットと言えるでしょう。
ベルクロ タイプ
マジックテープで止めるタイプなので、着脱が楽ですが紐のようにしっかりとしたホールド感がないのがデメリットと言えます。
また、マジックテープ部分が劣化してしまうと、ベルト部分の交換が困難なので買い替えなければいけない場合もあります。
スリッパ タイプ
スリッパのように気軽に履くことができますが、その分脱げてしまう可能性も高くなってしまいます。特に、履き慣れてくると靴自体が伸びていくので、すぐに脱げてしまうようになります。
まとめ
ボルダリングをより楽しむためには、シューズ選びは間違いなく行いたいものです。
最初はきつくなりすぎない物を選び、慣れたら少しずつきつめにしてより岩や壁が登りやすい靴に替えていくのがよいでしょう。
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