HOME

お彼岸にしてはいけないことはたくさんある?縁起が悪いこととは?

お彼岸にオススメの過ごし方は?

お彼岸には、結婚式などを始め、引っ越しや車の納車などもしてはいけないと聞いたことはありませんか?

お彼岸は親戚が集まってお墓参りや法要を行いますが、お葬式やお通夜などの喪中とは違います。

それなのにどうして、「してはいけない事」があるのか不思議ですよね。

そこで今回は、お彼岸にしてはいけない事について調べてみました。

お彼岸に行うと縁起が悪い事や、お勧めの過ごし方なども合わせてご紹介します。



お彼岸にしてはいけないことは?


お彼岸は先祖供養にお墓参りに行くため、何となくですが結婚式などのお祝い事は避けた方がよいと考えている方が多いと思いますが、実際はどうなのでしょうか。

そこでここでは、お彼岸にしていいのか、してはいけないのか、行事ごとに解説したいと思います。

引っ越し

お彼岸に引っ越ししてはいけないという決まりは特にありませんが、お彼岸は春(3月)と秋(9月)の年2回ありますが、どちらも一年の中で引っ越しが多い時期です。

そのため、この時期に引っ越しをしたくても思うように予約ができないというのが現状です。

お彼岸だから引っ越ししてはいけないとわけではなく、引っ越ししたくてもできない人が一定数いると思った方がよいでしょう。

しかし、例えこの時期に引っ越しが可能となっても、「先祖供養よりも引っ越しを優先するなんて」と否定的に捉えられてしまうこともあるようですので、お彼岸にぶつからないように予定を組む必要がある場合もあります。

結婚式

結婚式も、引っ越しと同様に「してはいけない」という決まりがあるわけではなく、忙しい時期のため場合によっては結婚式を控えた方がよいと考える方が多いというのが現状のようです。

結婚式を行うこと自体は特に問題はありませんし、他の時期に比べて結婚式の件数が少なめになるので、式場によっては割引サービスを設けているところもあります。

ただし、この場合も「お彼岸の期間中に結婚式をするなんてとんでもない」と考える方もいます。

一人でも多くの人に結婚を祝ってほしいという気持ちがある時は、結婚式の日取りには慎重になった方がよいでしょう。

納車

お彼岸の納車も特に問題はありません。

ただし、納車は多くの方が「大安」を選ぶなど、縁起を気にする場合が多いですよね。

お彼岸は仏事であって弔事ではないので、お彼岸に納車をすること自体は縁起が悪いわけではないのですが、「お墓参り=弔事」と考えてしまう方もいるようです。

気になる方は、神社でお祓いをして心を落ち着かせるという方法もあります。

神事

神事とは七五三や安産祈願、厄払いなど、神を祭る行事の総称です。

神社などに行くと、神主さんが大麻(おおぬさ)と呼ばれる、榊などの枝の先に紙垂(しで)を垂らした棒を振る儀式を見たことがあると思いますが、これは神道において穢れや厄を祓うために行っています。

そして、昔から「神事と仏事を一緒に行ってはいけない」と言われていることから、七五三や安産祈願などをお彼岸にしてはいけないと言われています。

お見舞い

お彼岸の時期にお見舞いに行くのは、患者さんの側が「もうすぐ死ぬと思われている」「亡くなった人と同じように見ている」と思う場合が多いため、避けた方がよいと言われています。

若い方の中にはお彼岸にお見舞いに行くのが失礼にあたるということ自体を知らない方も多いため、友達や知人の間柄で特に気にしてなければ構わないのかも知れませんが、年配の方は気にしている場合が多いですし、一般常識的にもやはり避けた方がよいと考えられています。

旅行

お彼岸に旅行に行くのは特に問題はありません。

しかし、お彼岸は春分の日、秋分の日を中日とした前後3日間の合計7日間を指し、土日と合わせて連休となることもありますよね。

2~3日休みができたら好きなところに旅行に行きたくなる気持ちは理解できますが、秋分の日の趣旨は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことです。



そのため、旅行に行くのはいいですが、お墓参りをして先祖供養を済ませてからの方が、気持ちとしてもすっきりとするのではないかと思います。

釣り

お盆の時期は海難者の供養や市場の停止により、漁師さんは一斉に休業します。

また、お盆は先祖があの世からこの世に還ってくるため、仏教で禁忌とされる「殺生」を避けるためとも言われています。

そのため、お盆の時期は釣りも控えた方がよいと言われています。

では、お彼岸はどうなのでしょうか。

お彼岸は特に釣りは止めた方がよいとは言われていないようですが、仏事であることに変わりはないため、やはり殺生となる釣りは避けた方がよいでしょう。

土いじり

お彼岸に土いじりをしても問題ありません。

土いじりを控えた方がよいと言われているのは、春土用な夏土用といった土用の期間です。

土用の期間は土公神という神様が司ると言われており、土を掘り起こしたりすると祟りが起きると昔から言われています。

建築

家や建物の建築に関わることも、お彼岸に行って特に問題はありません。

しかし、上棟式などには施工主を始め親戚なども参列することがありますよね。

そうなるとお彼岸には親戚は集まって法要やお墓参りを行うため、予定が重なってしまうことがあるので、避けた方がよいと言われています。

また、神事には竣工式や除幕式、地鎮祭、起工式なども含まれるため、これらとお彼岸が重なることは避けた方がよいと言われています。

お彼岸に縁起の悪いことは?


お彼岸は喪に服す期間ではないため、基本的には特に「これをしてはいけない」という決まりがあるわけではありません。

結婚式も引っ越しも、納車も、自分を始め身内や親戚が気にしないのであれば行っても構わないでしょう。

しかし、『縁起』の面から考えると避けた方がよいことがあります。

それは殺生です。

殺生とは生き物を殺すことで、仏教の教えでは禁忌とされています。

そのため、お彼岸の法要で食べるお彼岸料理は、肉や魚を使わない精進料理が中心となります。

上記でお彼岸に釣りを避けた方がよいと記しましたが、殺生の概念から言うと家族や親戚が集まって、肉を焼いて食べるバーベキューなども避けた方がよいかも知れませんね。

もちろん、これはあくまでも縁起がよくないという話においてであり、必ず避けた方がよいということではありません。

お彼岸のオススメの過ごし方


お彼岸はお墓参りをして先祖供養をしますが、どうしてお彼岸に先祖供養を行うようになったのでしょうか。

お彼岸はサンスクリット語の「波羅蜜多(パーラミター)」の漢訳語である『至彼岸』が由来となっており、その意味は彼岸に至るというものです。

仏教の世界では、悟りを開いた仏様が住むところを彼岸(ひがん)、煩悩にまみれたこの世の世界を此岸(しがん)と言い、本来の彼岸とは彼岸に到達するまでの僧侶が行う厳しい修行(六波羅蜜)のことを指します。

それがいつしか、僧侶と同じ時期に先祖供養をすることで、一般人の私達も極楽浄土への道が開けると考えられるようになりました。

このようなことから、お彼岸は今一度、日ごろの自分の生き方や考え方などを改める機会にしてみるのもよいかも知れません。

まとめ

お彼岸にしてはいけないことは、明確に決まっているわけではなく、一般的に言われている結婚式や納車、引っ越しは行っても構いません。

しかし、縁起を気にする方が親戚にいる場合は、事前に連絡をして確認をとっておくのがよいでしょう。

また、七五三などの神事と仏事が重なるのは昔から避けられているため、注意が必要です。

その他に仏教で禁忌とされる殺生を伴うもの(釣りなど)も避けた方がよいでしょう。



コメント

タイトルとURLをコピーしました