いぼ痔の治し方は自然治癒?手術が必要な時もあるの?

いぼ痔の治し方は自然治癒?手術が必要な時もあるの?

治らないイボ痔の原因と治療の仕方!市販薬のボラギノールは効果があるの?

人にはなかなか言えない悩みの一つに、があります。

しかしながら、を患っている、もしくは自覚症状があるという方は、日本人全体の約3割にも及ぶと言われていることから、案外痔で悩んでいる人というのは身近にいるというわけです。

そんな痔の中でも、特に罹患者が多いのがいぼ痔

痔で悩む方のうち、6~7割がこのいぼ痔だとも言われています。

そこで今回は、いぼ痔について調べてみました。

いぼ痔は自然治癒しないの?痔がひどくなったら必ず手術が必要?市販薬を使って治ることはないの?

このような悩みを抱えている方が、この記事を読むことで、少しでもその悩みを解決することができればと思います。


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いぼ痔の特徴!かゆみもあるの?

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いぼ痔とは、その字からもわかる通り、肛門にいぼができた状態を指します。

正式名称は〝痔核〟と言い、肛門付近の血流が悪くなってうっ血することで、その部分が腫れ上がってやがていぼに変化します。

いぼ痔には、肛門と直腸の接合付近にある歯状線を境に、その内側にできる「内痔核」と、外側にできる「外痔核」の2種類があり、どちらも排便時や排便後に出血や痛みを伴うのが特徴です。

また、症状がかなり進行すると、かゆみの症状が現れることもあります。

 

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いぼ痔の種類(内痔核・外痔核)と症状

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いぼ痔は、いぼができた部分によって、内痔核と外痔核の2種類に分けることができます。

この2つは、いぼができる場所が違うだけではなく、症状も少々異なりますので、ここでは2つについてより詳細に症状をご紹介したいと思います。

内痔核の症状

内痔核は、歯状線の上の直腸部分にできるいぼのことを言います。

この部分には知覚神経が通っていないため、いぼができた初期に痛みを感じることはなく、主に出血によって痔の存在に気付く方が多いようです。

しかし、そのまま放置して症状が進んでしまうと、排便時の出血量が増えるだけではなく痛みが生じてきます。

これは、大きくなったイボが肛門の外へと飛び出してしまうためです。

この状態を〝脱肛〟というのですが、ひどくなると排便のたびに脱肛が起こるようになります。

 

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外痔核の症状

外痔核は、肛門の外側にできるいぼ痔のことを言います。

「お尻に違和感があって触ってみると、指にコリコリとしたものが触れる。」

このような症状から、いぼ痔に気付く方が多いようです。

また、内痔核との大きな違いは、いぼができる場所だけではなくその見た目にも現れています。

表面を粘膜で覆われている内痔核に対し、外痔核の表面は皮膚。

知覚神経の通っていない内痔核とは違い、皮膚には知覚神経が通っているため、痛みを感じやすいのも外痔核の症状と言えます。

さらに外痔核の場合は、急性に炎症を起こすケースもあり、そうなると腫れ上がって激しい痛みが出る場合もあります。

いぼ痔になる原因

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いぼ痔になってしまうのは、肛門付近がうっ血することで静脈瘤(いぼ)ができるからです。

では、どうしていぼができてしまうのか、その原因を探ってみましょう。

1.排便時のいきみ

便秘などの理由で、排便時に思いっ切り力を入れていきんでしまうと、肛門部分に大きい負荷が掛かってしまいます。

この時、通常立っている時の3~6倍もの圧力が掛かっていると言われ、トイレに入るたびに力任せにいきんでいると、力によって伸び縮みしていた部分がたるみ、そこに血液が流れ込むことでうっ血状態となり、やがていぼ状になると考えられています。

2.同じ姿勢をとり続ける

長時間椅子に座っていると、お尻が痛くなりますよね。

その時、肛門にも同じだけの負荷が掛かっているので、血が滞っていぼができやすくなってしまいます。

では、立っていれば安心なのか?と言われたら、実はそうではありません。

立っている時はお尻に負荷は掛からないものの、重力によって足に血が溜まって血流が悪くなるので、やはり痔になりやすいと言われています。

3.冷え

冷えは血流が悪くなると起こるため、痔の原因となったり症状を悪化させてしまいます。

4.食生活

食物繊維の豊富な野菜をあまり食べない、肉食中心で血液がドロドロしている。

このような食生活を続けていると、便秘になりやすくなり、痔の発症原因となってしまいます。

5.ストレス

ストレスによって血流の流れが悪くなることが、痔の原因となるケースもあります。

 

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6.アルコールやたばこ

アルコールは、血管を拡張させうっ血を起こしやすいと言われています。

また、たばこは逆に血管を収縮されるため、血流が悪くなり、痔の原因となり得ます。

いぼ痔を放置するとどうなるの?

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いぼ痔と思われる症状があっても、すぐに病院へ行く人というのは稀です。

どうしても「恥ずかしい」という気持ちがあるからなのでしょうが、では、いぼ痔を放置するとどうなってしまうのでしょうか。

内痔核の場合、少しずついぼが大きくなり、肛門に向かって垂れ下がってしまいます。

そうなると、排便時に脱肛と言って、いぼが肛門の外へ飛び出してしまう症状が現れます。

脱肛が起こったばかりの時は、排便時にいぼが飛び出しても自然と元に戻りますが、そのうち戻らなくなってしまうので、そうなると自分の指で押し戻す必要が出てきます。

さらに進行すると、排便時のみならず、立ったり座ったりするだけで脱肛が起こるようになり、強い痛みが現れます。

一方の外痔核の場合は、肛門の外にいぼができているため元々痛みがありますが、炎症を起こすことでより激しい痛みへと変わります。

いぼ痔は自然治癒で治るものなの?

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病院へ行くのはおろか、薬局に痔の薬を買いに行くのすら恥ずかしい・・。

このように考えている方は、多いのではないかと思います。

しかし、これまでもご説明した通り、痔を放置しておくと症状が悪化し、日常生活にも支障が出る可能性があることから、痔は早急に治療を始めることが大切です。

今回は、それを踏まえた上で、「いぼ痔は自然治癒するのか?」という疑問について調べてみました。

まず、外痔核の場合ですが、症状が初期であると自然にいぼが消滅することがあるようです。

また、症状が進み血栓が溜まった状態になって痛みがあっても、血栓が溶けて体内に吸収されることで腫れや痛みが引き、やがていぼ自体も消滅することもあるそうです。

一方の内痔核は、初期の場合は痛みがないため放置されやすいので、それゆえに症状が知らず知らずに悪化していくケースが多く、脱肛が起こって初めて「痔かも知れない」と気付く方もいらっしゃいます。


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脱肛は初期の頃は勝手に内側に戻っていきますが、強い痛みが現れます。

この状態になってしまうと、何もせずに治癒するこということは殆どありません。

いぼ痔の治し方

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痔=手術、というイメージを持っている方も多いと思いますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

ここでは、内痔核、外痔核それぞれの治療法についてご説明したいと思います。

内痔核の治療法

内痔核は、症状の進行具合によって治療方法が異なります。

内痔核で手術と要する場合というのは、脱肛が頻繁に起こり日常生活に明らかな影響を与えている時になります。

通常、内痔核は保存療法と言って薬や軟膏、生活習慣の改善による治療が基本と言われています。

外痔核の治療法

外痔核の場合も、内痔核と同様に症状の進行具合によって治療方法を考えます。

初期~中期であれば、座薬や軟膏によって症状を改善させます。

ただし、痛みが激しく腫れも強い重度の時や、同時に内痔核がある時は手術を行って、血栓部分を除去します。

いぼ痔の市販薬・ボラギノールは効果があるの?

痔の市販薬と言えばボラギノールが有名ですよね。

痔の症状が現れた時、なるべくセルフケアで治したいという方には強い味方となってくれそうですが、本当に効果があるのか不安も残ります。

そこで、ボラギノールについて調べてみました。

ボラギノールA軟膏

ibjsjt7(画像はhttp://www.borraginol.com/products/nanko_a.html)

ボラギノールA軟膏には、主に4つの成分が配合されています。

1.プレドニゾロン酢酸エステル 患部の出血や腫れ、かゆみを抑えます

2.リドカイン 鎮痛成分で、痛みやかゆみを鎮めます

3.アラントイン 皮膚の荒れや傷の治りを促進すると共に、肌荒れの防止や再生を助けます

4.ビタミンE酢酸エステル 血流を促進し、痔の原因を元から改善します

※プレドニゾロン酢酸エステルはストロイドです。

ボラギノールM軟膏

ibjsjt8(画像はhttp://www.borraginol.com/products/nanko_m.html)

ボラギノールM軟膏には、主に4つの成分が配合されています。

1.リドカイン 鎮痛成分で、痛みやかゆみを鎮めます

2.グリチルレチン酸 炎症を抑える働きがあります

3.アラントイン 皮膚の荒れや傷の治りを促進すると共に、肌荒れの防止や再生を助けます

4.ビタミンE酢酸エステル 血流を促進し、痔の原因を元から改善します

※ボラギノールM軟膏にはステロイドは含まれていません。

いぼ痔の治療薬(軟膏・座薬・注入軟膏)の効果と使い方の違いについて

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痔の薬を買いに薬局へ向かうも、座薬、軟膏、注入軟膏と種類があり、どれを買ったらよいか悩んでしまった・・なんてことはありませんか?

ここでは、種類別の効果や使い方の違いを簡単にご説明したいと思います。

<座薬>

痛みが強い場合の痛み止め、止血作用、薬の成分が患部付近でしっかりと溶け出し、効果を上げるなどの働きがあります。

使い方は、通常の座薬と同じです。

<軟膏>

患部に直接塗って薬の成分を浸透させ、症状を抑えたり、改善を促します。

<注入軟膏>

軟膏と同じ働きをしますが、使い方が違います。

肛門の内側に使う時は、先端を差しこんで軟膏を押し出します。この時、あらかじめ軟膏を少し出しておくと肛門に入れやすいです。

肛門の外側に使う時は、軟膏を直接患部に塗るか、トイレットペーパーなどに塗ってからそれを患部にあてる使い方もできます。

いぼ痔が酷い場合、手術が必要なのか?

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いぼ痔が進行して、強い痛みや日常生活に支障が生じている場合は、手術を行う場合もあります。

ただし、手術と言っても方法は様々にあり、レーザーによっていぼを除去するものや、いぼの根本に輪ゴムをかけ、壊死させて落とす結さつ療法、硫酸アルミニウムカリウムをいぼに注入し、血流を防ぐことでいぼを小さくするジオン治療などがあります。

いぼ痔が治らない時は病院は何科がベスト?

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いぼ痔がなかなか治らない、だんだんといぼが大きくなっている気がする、痛みや腫れが強くて毎日が辛い。

このような症状で病院への受診を考えた時、何科に行けばよいのでしょうか。

最もよいのは、「肛門科」です。

肛門科には痔の専門医がいるため何かと安心ですが、併設している病院が少ないのが実情です。

そのような時は、「消化器科」へ行きましょう。

消化器とは胃や腸のことなので、腸と繋がっている肛門を診てもらうことができます。

もし、周囲に肛門科も消化器科もないのであれば、「外科」や「産婦人科」でも構いません。

特に女性の場合、肛門科には行きづらいという方も多いでしょうが、産婦人科なら比較的敷居が低く感じるのではないでしょうか。

ただし、症状がひどく手術となった場合は、やはり専門医のいる肛門科への転科もあり得ます。

いぼ痔の予防法

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患うと何かと厄介ないぼ痔。

では、いぼ痔にならないために、日頃からできる予防法はないのでしょうか。

1.食生活の改善

痔の原因の多くは、便秘による排便時のいきみと言われています。

つまり、便秘にならない食生活を送ることでいぼ痔の予防となるわけです。

スナック菓子やインスタントフードに偏った食事を改め、食物繊維の多い野菜や果物を食べる習慣を身につけましょう。

2.お風呂にゆっくりと浸かる

忙しさを理由にシャワーで済ませる方も多いと思いますが、湯船にしっかりと浸かることで全身の血行が促進され、肛門付近の血流もよくなります。

3.運動不足を解消する

運動によってたくさんの酸素を体内に取り込むことができると、血流もよくなりますし、腸の動きも活発になるので便秘の解消にも効果があります。

治らないイボ痔の原因と治療の仕方!市販薬のボラギノールは効果があるの?のまとめ

いかがでしたか?

痔は恥ずかしい、痔になると手術が待っているなど、これまで誰もが持っていた痔のイメージですが、実際には痔は多くの方が患っており、また症状がよほど悪化しない限りは手術ではなく保存療法によって改善・治癒することがわかりました。

これを読んだことで、今、痔の悩みを抱えている方が一人でも、心が軽くなり、前向きに治療に望んでくれることを願っています。


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