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寒の入りに行う行事やまつわる事は?過ごし方は?

寒の入りの意味や由来は?2020年はいつなの?

冬の時期、テレビを見ていると天気予報で「今日から寒の入りです」という言葉を聞くことがあると思います。

‘’寒‘’の“入り”と言う漢字から、何となく意味は想像できそうですが、寒の入りとは一体何を指しているのでしょうか。

また、寒中見舞いや寒中水泳など、寒という字が使われている行事は寒の入りと何か関係がありそうですよね。

そこで今回は、寒の入りについて調べてみました。

寒の入りの過ごし方などをご紹介します。



寒の入りに行う行事は?


寒中水泳や寒中見舞いは、寒の入りに関連した行事だと思っている方も多いのですが、実はどちらも違います。

寒中水泳は寒の入りに行うのではなく、寒い時期に行うから寒中と呼ばれている説が有力です。

ちなみに、神事として行われる寒中禊も寒の入りではなく、寒い最中に行うから寒中禊と呼ばれています。

また、寒中という言葉を使うものでポピュラーと言えるのが寒中見舞いですよね。

寒中水泳や寒中禊は一生縁がないという人も多いと思いますが、寒中見舞いは一度くらいは出したことのある方もいるのではないかと思います。

寒中見舞いの場合は、詳しくは後述していますが、寒の入りとなる小寒から寒の明けとなる大寒の最終日までに出すものとなっています。

ただし、寒中見舞いを寒の入りに出してしまうと、松の内が終わらないうちに届いてしまう恐れがあります。

喪中などの理由で年賀状が出せない場合、1月7日の松の内を過ぎてから寒中見舞いという形で送るのが一般的となっていますが、寒の入りの日付については通常1月5日となる場合が多いため、松の内が終わるよりも早く寒の入りを迎えてしまいます。

そのため、寒の入りに寒中見舞いを出すと、本来であればまだ年賀状が届けられる時期となるので注意が必要になります。

寒の入りにまつわることとは?


子どもの頃、「北風小僧の寒太郎」という曲を聞いた記憶はないでしょうか。

この寒太郎というのは、曲が作られる前から実は存在していた言葉で、一部の地域では寒の入りの一日目、つまりは寒の入りを擬人化したものを寒太郎と呼んでいました。

北海道の夕張市では、寒太郎の名前を模した「ゆうばり寒太郎まつり」という冬のお祭りが行われるそうです。

また、寒の入りから四日後を寒四郎と言い、この日の天気がその年一年の麦の収穫を占い、晴れたら豊作、雨や雪が降ると凶作だとされていました。

さらに、寒の入りの九日後は寒九郎と言い、寒四郎と同様に天気によって一年の豊作を占うのですが、この日は雨が降ると豊作とされ、寒九郎に降る雨を「寒九の雨」と呼んでいました。

これだけではなく、寒九郎に飲む水は「寒九の水」として薬になると言われていました。

寒九郎はそれだけ寒さが本格化し、いつまでも水が腐らないことから、昔は霊気が宿っていると考えられていたようです。

寒の入りの過ごし方


寒の入りに食べる・・わけではないのですが、寒の入り後には人日の節句(1月7日)を迎えることから、七草粥を食べる方も多いのではないでしょうか。

七草粥とは、春の七草であるせり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの七種類が入ったお粥のことを指します。

せり→競り勝つ、なずな→なでて汚れを取り除く、ごきょう→仏の体を表す縁起物、はこべら→繁栄がはこびる、ほとけのざ→仏の安座、すずな→神様を呼ぶ鈴、すずしろ→穢れのない純白という意味がそれぞれにありますが、七草粥を食べることで一年の無病息災を願います。

また、こちらも寒の入りではありませんが、寒中である大寒の朝に産み落とされた卵は「大寒卵」と言い、運気アップ、特に金運をアップさせる効果があると昔から言われています。



寒の入りになると寒さが本格的になり、体調を崩しやすくなりますが、家の中で縁起のよい食べ物を食べながら過ごして、英気を養うのがよいかも知れませんね。

寒の入りの意味や由来


寒の入りとは、読んで字の如く、寒さが本格的になる、一番の寒さになるという意味があります。

より具体的には、二十四節気の中の小寒の日が寒の入りとなります。

二十四節気は、一年を天球上における太陽の見かけ上の通り道を24等分にして、分割点となる日に季節にちなんだ名称をつけたものになります。

夏至冬至春分秋分などよく耳にすると思いますが、これらも二十四節気の一つです。

小寒は二十四節気の第23番目の節気で、旧暦では11月後半から12月前半ですが、新暦では例年1月5日頃となります。

つまり、寒の入りとは小寒の日を指し、これからどんどん寒さが増してくる時期ということになります。

なお、小寒の次の節気は大寒で、こちらは一年で最も寒さが厳しくなるという意味があります。

そして、小寒と大寒を合わせて「寒(かん)」と呼び、小寒の始まりから大寒の終わりまでを「寒の内(かんのうち)」と呼び、上記でご紹介した寒中水泳や寒中禊は、この寒の内に行う行事となっています。

2020年の寒の入りはいつ?


2020年の寒の入りは、小寒が1月6日となっているので、同じ1月6日となります。

また、小寒の次の大寒が1月20日、大寒の次の立春が2月4日となっているので、その前日までの2月3日までが寒の内となり、立春は寒が終わる日のため「寒の明け」と呼ぶことがあります。

なお、寒中見舞いは小寒から立春までに出すものですが、松の内が明けるまでは年賀状を出すのが正しいため、寒の入りに寒中見舞いを出すことは避けましょう。

さらに、立春を過ぎた場合は寒中見舞いではなく、余寒見舞いに変わりますので、立春以降に寒中見舞いを出す予定の方はくれぐれも注意をするようにして下さい。

大寒と小寒の違いは?


小寒と大寒は、使われている漢字の違いが示す通り、寒さが「小さい」のが小寒、寒さが「大きい」のが大寒という違いがあります。

小寒は寒の入り、つまりは「これから寒さが本格的になります」という意味なので、実際に一年の中で最も寒いというわけではありません。

それに対し大寒は「最も寒さが厳しい」という意味になるため、当然ながら小寒よりも寒さがますます強くなります。

日付を見ても、1月の上旬と1月の下旬を比べるわけですから、下旬の方がより寒さが厳しくなるのはわかりますよね。

とは言え、大寒を過ぎれば立春となり、暦の上では春がやって来ます。

2月上旬はまだまだ寒いという地域もありますが、それでも文字だけでも春という字が見えると、なんとなく気持ちもポカポカとしてくるものですよね。

小寒、大寒は冬真っ只中となるため、風邪やインフルエンザなどの感染症に気を付け、暖かい格好でゆっくりと過ごすのがよいでしょう。

 

まとめ

寒の入りとは、二十四節気の小寒の日のことを指します。

小寒の次の大寒となっており、小寒と大寒を合わせて「寒の内」と呼び、この期間中に出すのが寒中見舞いとなります。

ただし、寒中見舞いは松の内が過ぎてから出すのが正しいため、例年、小寒の日はまだ松の内中ということもあり、寒の入りだからとすぐ寒中見舞いを出してしまうと、松の内が明けないうちに寒中見舞いが届いてしまうことがあるので注意しましょう。

また、寒の入りだからと言って特別な行事などはありませんが、1月7日の人日の節句で頂く春の七草粥や、大寒に生まれた卵を食べると運気が上がると言われている大寒卵などがあります。



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