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ノロウイルスの初期症状や潜伏期間と予防や治療の仕方!

ノロウイルスにかかった時の初期症状や期間と感染経路!

冬は、クリスマスを筆頭に、お正月や豆まき、バレンタインにひな祭りと、楽しいイベントが目白押しですよね。

しかし、楽しいはずのイベントを台無しにしてしまう厄介な「ノロウイルス」が流行るのも、この季節。

一度でも感染したことがある方ならわかると思いますが、突然やってくる下痢や嘔吐は本当につらい・・。

ノロウイルスの集団感染のニュースを耳にするたび、明日は我が身とドキドキ、ビクビクするのもキツイですが、そもそもノロウイルスはどうして冬に流行るのでしょうか?

また、ノロウイルスの感染経路や、感染した場合の症状はどのようになっているのでしょうか。

そこで今回は、ノロウイルスについて調べてみました。



ノロウイルスとは?

ノロウイルスは、主に11~3月の冬季に流行する感染性胃腸炎のことを指します。

感染症胃腸炎は、細菌性とウイルス性に分かれますが、ノロウイルスはウイルス性の感染性胃腸炎です。

またノロウイルスは、ノロウイルスに汚染された食べ物を摂取することで感染が広がることが多いことから、食中毒にも分類されており、厚生労働省からは「年々、感染者数が増えているウイルス性の食中毒」として注意喚起が行われています。

ノロウイルスは、元々は1968年にアメリカのノーウォークの小学校で集団発生したことから、ノーウォークウイルスと呼ばれていましたが、2002年の国際ウイルス学会にて「ノロウイルス」と命名されました。

とは言え、ノロウイルスという言葉自体は新しいものの、ノロウイルスはここ10年くらいの間に日本に入ってきたものではありません。それ以前は、嘔吐症などと呼ばれていました。

さらに、ノロウイルスは60度程度の加熱やアルコール消毒では死滅しないことがわかっており、感染が広がりやすいとも言われています。

ノロウイルスにかかった時の初期症状は?

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ノロウイルスは、年齢に関係なく乳児から高齢者までに感染の恐れがある病気です。

他のウイルスに比べて感染力が高いと言われ、100個程度のウイルスが体内に侵入すると感染してしまうとも言われています。

ノロウイルスに感染すると、初期症状として微熱があります。このまま高熱になることは稀ですが、やがて吐き気や腹痛が現れ、嘔吐や下痢などが強くなります。

ただし、感染者の全てにこのような症状が現れるわけではなく、感染者のうち3割は発症しない方もいるというデータもあります。

発症しても軽症の場合は、「ちょっと気持ち悪いな・・」と思う程度で済んだり、「風邪かな?」と感じる体調の変化で終わる方もいらっしゃいます。

ノロウイルスの感染原因や潜伏期間は?

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ノロウイルスの多くは、「経口感染」です。

経口感染とは、文字通り口からの感染という意味で、ノロウイルスに汚染された食べ物を摂取したり、ノロウイルスに感染した人の汚物に接触することで感染します。

ノロウイルスの感染は一年を通してありますが、特に冬場が多い理由の一つに牡蠣などの二枚貝のシーズンを迎えることがあります。

ノロウイルスが蓄積した牡蠣を食べた方が感染し、その後経口感染にて爆発的に感染者を増やしていくことが殆どです。

特に最近は、食品取扱者(レストランやホテル、給食などで食事の用意をしている方)からの二次感染も多くなっています。



ノロウイルスに感染すると、24~48時間の潜伏期間を経て、発熱や下痢、嘔吐などの症状が現れます。

これらの症状は通常、1~2日程度で治まり治癒しますが、乳児や高齢者など免疫力の低い方の場合は症状が長引いたり重症化することもあります。

ノロウイルスはどうやって診断するの?

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ノロウイルスの診断は、感染者と疑われる人の汚物を病院や保健所へ持参して行います。

患者の糞や吐しゃ物の中にノロウイルスが含まれているかどうかを調べるのですが、下痢や嘔吐の症状があって病院へ行った場合、必ずしも全員がノロウイルスの診断を受けるわけではありません。

と言うのも、ノロウイルスは感染しても通常は2~3日程度で症状が改善されるため、その症状の原因をノロウイルスと限定することにあまり意味がないからです。

また、ノロウイルスの診断は3才以下の乳児・65才以上の高齢者・悪性腫瘍の診断を受けている方を除いて自費となるため、本人が「受けたい」と言わないかぎり病院でも進んで診断を行いません。

しかし、食品取扱者からノロウイルスと思われる感染者が出た場合は、特定をする必要があるため診断を受けます。

治療法は?

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ノロウイルスに限らず、ウイルスには特効薬がありません。

そのため、ノロウイルスに感染した場合、治療として行われるのは対症療法のみとなります。

例えば、熱が高い場合は解熱剤を、下痢や嘔吐が続いて脱水症状が出ている場合は点滴を行いますが、一般的に下痢止めや吐き気止めは使用しません。

ノロウイルスに感染したら、ウイルスを少しでも早く体外へ排出することが回復の一番の道のため、下痢や嘔吐を無理に止めることはしないのです。

しかし、下痢や嘔吐があまりにもひどい時は、吐き気止めや下痢止めの処置を行うケースもあるため、症状が重い時は病院で相談してみましょう。

ノロウイルスに感染した時は、自宅で安静に過ごすことが治療となります。その際、脱水症状に気を付け、吐き気や下痢があっても水分をこまめに摂ることが大切です。

予防の仕方

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ノロウイルスには予防接種がないので、自ら率先して予防を行うことがとても大切です。

外から帰ってきた時は勿論ですが、調理や食事の前には必ず手洗いを行い、ウイルスが侵入するのを防ぎましょう。

また、調理器具がウイルスに汚染されていることもありますので、洗浄や消毒をこまめに行うことも必要です。

貝類を食べる時は、生食は避けて中までしっかりと火を通すようにします。目安としては85度以上の温度で1分程度加熱して下さい。

60度程度ではノロウイルスが死滅せず残ってしまう可能性があります。

さらに、家族に感染者が出た場合は患者の便や吐しゃ物に触れないように、使い捨ての手袋で処理するようにしましょう。

処理した後のカーペットや床はただ拭き取ってもそこにウイルスが残っていることがあるので、塩素系漂白剤を吹きかけて掃除をするとよいでしょう。

まとめ

ノロウイルスはとても感染力の強いウイルスです。

冬場に流行した感染性胃腸炎の多くは、ノロウイルスとも言われています。

感染しないためには予防をしっかり行うと共に、免疫力を下げないように普段から早寝早起きや正しい食生活を行うことも大切です。

 

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