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ノロウイルスの対策と検査方法や二次感染を防ぐには?

ノロウイルスの予防対策と検査方法!

何だか体がだるい・・。風邪でも引いたかな?と思ったら、突然の嘔吐や下痢。

このような症状が現れたら、それはノロウイルスかも知れません。

ノロウイルスは、学校や病院、介護施設、ホテルやレストランなどでの集団感染がよく知られていますが、実は会社で感染してしまうこともあるのです。

そこで今回は、ノロウイルスの予防対策や、感染してしまった場合の対処法についてご紹介したいと思います。



ノロウイルスの感染の原因や特徴は?

ノロウイルスの感染の原因には、大きく分けて以下の2つがあります。

1.ノロウイルスに汚染された食べ物を摂取

ノロウイルスの感染で最も多い食べ物は、牡蠣などの二枚貝と言われています。

これは、ノロウイルスが年間を通じて特に冬に流行りやすい原因の一つとも言われています。

とは言え、二枚貝だけがノロウイルスの原因というわけではなく、約7割は特定できていないのが現状です。

また近年は、ノロウイルスに感染した食品取扱者が、感染に気付かず食べ物に触れることで、手からウイルスが食べ物に付着し、その食べ物を食べた方が二次感染する例が増えています。

2.ノロウイルス感染者からの二次感染

ノロウイルスは非常に感染力の強いウイルスであり、感染者の便や吐しゃ物には多くのウイルスが含まれていることから、これらを処理した時に手などを介して経口感染する場合があります。

また、汚物の処理が適切に行われないと、床やカーペットなどに飛び散ったウイルスが空気に漂い、空気感染を起こすこともあります。

ノロウイルスに感染しないための3つの予防対策は?

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ノロウイルスには特効薬や予防接種がないため、自分の身を自分で守る必要があります。

そのためには、特に次の3つに注意をすることで、ノロウイルスを未然に防ぐことができます。

1.手洗いをしっかり行いましょう。

外出先から帰宅した時は、風邪やインフルエンザなどの感染症を予防するために手洗いを行う方が多いと思いますが、ノロウイルスの場合はさらに、調理前や食事前、トイレの後などにも念入りに手洗いすることが大切です。

その際、単に水で洗い流すだけではなく、石けんを使って指の間も丁寧に洗い、お湯で洗い流すのがよいでしょう。

2.感染者の便や吐しゃ物の処理は適切に行いましょう。

ノロウイルスに感染した人の便や吐しゃ物には、ノロウイルスがたくさん含まれています。

そのため、安易に処理を行うと、集団感染を引き起こす原因となるため、必ずマスクや手袋をして二次感染を防ぐようにして下さい。

実際に処理する際には、吐しゃ物などが飛び散らないようにペーパータオルなどで拭き取り、拭き取ったものはビニール袋に入れてしっかり口を結びましょう。

3.食べ物の加熱や調理器具の消毒を行いましょう。

ノロウイルスは、85度以上の温度で1分~1分30秒ほど加熱すると死滅すると言われているため、中心部までよく火を通して食べることで感染を防ぐことができます。

また、調理に使ったまな板や包丁はそのまま放置せず、すぐに綺麗に洗いましょう。

その際、85度以上の熱湯に1分以上浸けておくと消毒になり、ノロウイルスを除去することができます。

ノロウイルスの検査方法

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ノロウイルスの検査方法は、感染が疑われる患者の便や吐しゃ物を用いて行われます。



通常の顕微鏡では見ることのできない小さな粒子を確認することができる電子顕微鏡にて、ノロウイルスの有無を確認する他、ノロウイルスの遺伝子を増幅させて検出する方法があります。

しかし、これらの検査は3才以下の乳児、65才以上の高齢者、悪性腫瘍の診断を受けている方以外は保険が適用されず自費で行う必要があり、費用は1~2万円ほど掛かります。

そのため、ノロウイルスと特定するために検査を受ける方は少ないと言われています。

ノロウイルスに感染したらどうすればいいの?

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ノロウイルスに限らずウイルス全般には特効薬が開発されていないため、基本的には対症療法となります。

特に、下痢や嘔吐の回数が多いと脱水症状を引き起こしやすくなるため、こまめに水分を摂ることがとても大切です。

しかし、小さなお子さんの場合や、嘔吐の強い人の場合は、水分を摂ることで吐き気を催すことから意識的に水分を摂らないようにすることもありますので、そのような時は病院へ行って点滴を受けるなどの処置も必要でしょう。

その他、発熱や悪寒を伴う時は、体を冷やさないようにして、安静に過ごすようにして下さい。

二次感染を防ぐ家でできるノロウイルスの消毒法

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ノロウイルスには、風邪やインフルエンザの予防に効果的と言われているアルコール消毒は効果がありません。

ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムがよいと言われており、次亜塩素酸ナトリウムは薬局などで手に入りますが、手元にない場合は塩素系漂白剤で代用することができます。

作り方も簡単で、2ℓのペットボトルに水を入れ、そこにキャップ2杯分の塩素系漂白剤を入れるだけ。

おもちゃや調理器具などの直接手で触れるものの消毒を行うことができます。

なお、便や吐しゃ物の処理に使用する場合は、塩素系漂白剤の量は変えずに、水の容量を500mlのペットボトルにして濃度を濃くして利用して下さい。

ノロウイルスが治るまでの期間は?仕事に出勤しても大丈夫?

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ノロウイルスは、通常、下痢や嘔吐などの症状が出始めたら、1~2日でその症状が治まると言われています。

また、感染者の3割には自覚症状が現れない場合もあり、子どもの出席に関する措置を取り決めている学校保健安全法においても、ノロウイルスは出席停止扱いにはなっていません。

しかしながら、周囲に感染者がいると爆発的に感染者を増やすことから、ノロウイルスの症状がある場合は仕事に行くのは控えておいた方がよいでしょう。

ノロウイルスと診断されたら、会社にその旨を報告し指示を仰ぐのがよいかも知れません。

まとめ

ノロウイルスは、感染していても自覚症状がない場合や、軽い風邪程度で治まってしまう方もいるため、知らない間に二次感染させているケースも多々あります。

冬場に下痢や嘔吐、発熱などの症状が出た場合は、ノロウイルスを疑って、他の人に移さないように注意しましょう。

 

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