溶連菌感染症の症状や潜伏期間と発疹などの自然治癒は可能なの?

溶連菌感染症の症状や潜伏期間と発疹などの自然治癒は可能なの?

大人や子供や妊婦の溶連菌感染症の原因と感染経路や発疹!

お子さんを持つ方なら、これまで一度くらいは溶連菌感染症という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

主に子供が掛かりやすいとされる病気で幼稚園や小学校で流行するため、場合によっては身近に感染者を知っているというケースも少なくないと思います。

しかし一方で、溶連菌感染症に感染すると現れる症状について説明できるという方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。

名前を知っているだけでは病気に明るいとは言えません。

お子さんや家族の健康を守るためには、やはり詳しい内容をしっかりと知っておく必要があると思います。


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溶連菌感染症の特徴や潜伏期間は?

 

はじめに、溶連菌には複数の種類があり、感染すると必ず溶連菌感染症を発症するというわけではありません。

溶連菌の中には、健康な人の喉や皮膚表面、消化器官に常在する種類もあるため、健康な子供の喉を検査しても溶連菌が見つかるケースがあります。

また、大人の30%ほどの腸内に常在していると言われているB群溶血性レンサ球菌は、通常であれば悪さをするものではありません。

一般的に言われている溶連菌感染症とは、化膿センサ球菌のことを言い、その中でも特に「A群β溶血性レンサ球菌」によるものを溶連菌感染症と呼ぶことが多いようです。

また、子供が掛かる溶連菌感染症の多くはこのA群β溶血性レンサ球菌であるとも言われ、溶連菌感染症の潜伏期間は2~7日とされています。

症状は?【大人・子供・妊婦】

 

溶連菌感染症(A群β溶血性レンサ球菌)になるとまず、発熱、喉の痛み、嘔吐、頭痛、腹痛などが起こります。

その後、痒みを伴う赤い発疹がリンパ節部分から始まり、やがて全身に広がります。さらにいちご舌(舌がいちごのように赤く腫れ、ブツブツができる)、手足の皮が剥けるといった症状を引き起こします。

また、溶連菌感染症は5~15才の子供に多い病気と言われていますが、大人であっても抵抗力が落ちていると感染しますし、また妊婦さんも注意が必要です。

大人の30%の腸内に常在していると言われ、通常は悪さをしないB群溶血性レンサ球菌ですが、妊娠により抵抗力が落ちている時には、細菌性膣炎を引き起こすことがあるからです。

また、B群溶血性レンサ球菌に感染すると切迫早産や前期破水の原因となったり、出産時に産道から赤ちゃんに感染すると肺炎や髄膜炎になる恐れがあります。

そこで最近は、臨月間近になるとおりものの中にB群溶血性レンサ球菌がいないかどうか検査をしています。

さらに大人の場合、症状によっては「喉の風邪かな?」と思って、溶連菌感染症とは気付かずに見過ごしてしまうケースもありますが、そうすると溶連菌を保有したまま日常生活を送ることで知らずに他人へと感染させてしまったり、または再発した時に重症化する恐れがあります。

家庭内で溶連菌感染症になった人がいた場合には、自分も感染したかも知れないと病院で検査を受けることが大切です。

感染経路は?

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溶連菌感染症の感染経路は主に、飛沫感染です。

すでに溶連菌(A群β溶血性レンサ球菌によるものが多い)に感染している人のくしゃみや唾により、溶連菌が喉や消化器に付着し、感染を引き起こします。



溶連菌感染症の予防の仕方は?

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溶連菌感染症の感染経路は飛沫感染が主であるため、やはり手洗い、うがいが予防策として効果があると考えられます。

他の感染症対策と同じく、マスクをするのも予防に繋がりますので、人の多いところへ出掛ける時や学校や幼稚園などにマスクをして行くのもよいでしょう。

また、すでに家族内で感染者がいる場合には隔離をする、感染者の使ったコップやタオルなどを使用しないことも大切です。

さらに、病院によっては家族に感染者がいた場合、未成年には抗生剤を予防投与する方法を薦めている場合もあるようです。これは大人の場合であっても希望があれば抗生剤を処方してもらえるそうです。

治療方法は?自然治癒は可能?完治するのにどれぐらいかかるの?

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溶連菌感染症は、昔は特効薬がなく治療が困難な病気と言われていましたが、現代では適切な抗生剤を投与することで、急速に症状の改善が見られることから、それほど恐れることのない病気とされています。

具体的な治療としては、ペニシリン系もしくはセフエム系の抗生剤を1週間から10日ほど服用します。しかし、症状がよくなってきたからと言って自己判断で抗生剤を飲むのを止めてしまうような行為は絶対にしないで下さい。

症状が快方に向かっていても、体内にはまだ溶連菌が残っている場合があります。そうすると残っていた溶連菌が再び増殖しさらに重い症状を引き起こしたり、抗生剤に耐性を持つ溶連菌ができてしまう可能性があります。

必ず医師から言われた服用期間を守り、抗生剤は飲み切るようにして下さい。

そして、抗生剤を飲み切ってから2~3週間後に尿検査をし、その上で医師の診断の上で完治とされます。

また、溶連菌感染症は自然治癒する場合もあります。

ですが、溶連菌感染症を抗生剤で治療しなかった場合、1ヶ月ほど経過した時にむくみや尿の量が減ったなどの異常を感じて病院へ行ったら腎炎になっていたというケースや、リウマチ熱、血管性紫斑病といった合併症を起こす可能性もあります。

溶連菌が疑われる症状が現れたら、病院へ行くのがよいでしょう。

合併症はあるの?

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溶連菌感染症は、適切な治療を行わずに放置した場合に合併症を引き起こす恐れがあります。溶連菌感染症による合併症は数多くありますが、特に注意したいのが急性糸球体腎炎です。

すっかり症状が治まったと思っていたら、血尿やむくみ、高血圧といった急性腎不全のような症状が現れるものです。稀ではありますが命に関わるケースもあります。

次に気をつけたいのがリウマチ熱です。40度以上の高熱が出る、関節が腫れて痛むなどの症状の他、心炎や心臓弁膜症を引き起こすケースもあるからです。

また、血管性紫斑病は下半身に顕著に紫斑が現れ、激しい腹痛や嘔吐、血便などが見られるものです。

まとめ

溶連菌感染症は以前には猩紅熱とも言われ、法定伝染病に指定されていました。

しかし現在は特効薬(抗生剤)があるため、法定伝染病からは外されています。

とは言え、合併症が怖い病気であることには変わりはありませんので、しっかり治療をして悪さをする溶連菌は退治してしまいましょう。


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