【小学校・中学校別】自由研究のまとめ方・書き方!具体例を紹介!

自由研究のまとめ方のポイントは?何にまとめたらいい?

小学生や中が億世には自由研究という宿題が長期休みになると高確率で登場しますが、そのたびにどのように書いたらいいのか悩んでしまうという人も多いでしょう。

今回はこの自由研究はどのようにまとめたらいいのか、まとめ方についてわかりやすく解説しつつ、小学校低学年ならどうしたらいいのか、小学校高学年ならどうしたらいいのか、中学生ならどのレベルを求められているのかを記載します。

目次

【小学生低学年】自由研究の上手なまとめ方・書き方


自由研究の書き方というのは実は年齢によってそこまで違いがありません。

具体的な構成は研究テーマ⇒選んだ理由及びキッカケ⇒研究のやり方と内容⇒結果の予想⇒研究の結果とわかったこと⇒感想と今度どのように活用するのか⇒まとめ⇒参考にした本やお世話になった人や場所となっています。

人によって多少書き方は変わりますが、概ねこの記載の仕方に沿って書けば問題ないでしょう。

ポイントとなるのがまとめ方です。

小学校低学年だと表・グラフなどを学習していないのでデータ比較といったまとめができないと言うことです。

なので、データ比較が必要な実験よりは観察日記といったテーマを題材にした方が書きやすいでしょう。

また、低学年だと文章の違いを引き出すのがなかなか難しいので、実験や観察において発生したことと自分自身が感じたことが混同してしまうことがあります。

なので、この違いがどのようなモノなのかを親の方々が教えてあげる必要もあるでしょう。

【小学生高学年】自由研究の上手なまとめ方・書き方


自由研究の書き方は先ほど記載したものと同じです。

研究テーマ⇒選んだ理由及びキッカケ⇒研究のやり方と内容⇒結果の予想⇒研究の結果とわかったこと⇒感想と今度どのように活用するのか⇒まとめ⇒参考にした本やお世話になった人や場所、このように記載していきましょう。

違うのはまとめ方となります。

高学年になると観察日記だけではなくある程度の実験も可能となり、できることが大幅に増えます。

低学年の場合は模造紙一枚にまとめることもできましたが、実験内容が多い場合は小さめの画用紙やノートにまとめるのもいいでしょう。

また、表やグラフを用いることもできますので、それと写真やスケッチを追加して解説するようにしてください。

文字だけでははっきり言って伝わりにくいので、表やグラフや写真やイラストが重要なのです。

イラストは不要という声もありますが、強調するときはイラストの方がやりやすいケースもありますので、使い分けをしましょう。

【中学生】自由研究の上手なまとめ方・書き方


中学生になると小学生よりもさらに上のレベルが求められます。

書き方は研究テーマ⇒選んだ理由及びキッカケ⇒研究のやり方と内容⇒結果の予想⇒研究の結果とわかったこと⇒感想と今度どのように活用するのか⇒まとめ⇒参考にした本やお世話になった人や場所、としておきましょう。

中学生くらいなら研究の結果とわかったことを分けて記載することもできるようになってくるので、結果からどのようなことを導き出したのかを推測している文章を追加するのもいいでしょう。

具体的には「○○と××を用いたが、○○の時は変化したが××の時は変化しなかった」という結果になったとき「○○には△△という成分が××よりも多く含まれているのでそのような変化が出たと思われる、同じように△△が多く含まれている◇◇でも同じように変化した」という推察やそれに付随した追加実験結果を記載するのもいいです。

また、小学生なら「難しかった」とか「楽しかった」という感想が主体となりますが、中学生ならば感想よりも今後どのように活かすのか、活かせると思うのかを記載する必要があります。

たとえば「想像以上に実験ができる対象が多いことがわかったので、今回のように3種類ではなくバリエーションをより持ってチャレンジしたい」といった、より意欲的なコメントを記載するのがポイントです。

自由研究のまとめ方の具体例


それでは具体的に記載していきましょう。

研究テーマ

酸化した10円玉をピカピカにする方法!

選んだ理由及びキッカケ

私たちは日常の中で貨幣を用いることが当たり前ですが、レジにて支払うときに10円玉をいくつか取り出して見ると輝きが全く違うことに気がつきました。なんとなく気になって水を使い古い10円玉を綺麗にしようとしてみたけどなかなかうまくいかなかったため、本格的に綺麗にするために調査をしたいと思い本格的に実験を行うことにしました。

研究のやり方と内容

用意したもの

・10円玉10枚
・綿棒
・水
・お酢
・砂糖
・みりん
・ソース
・醤油
・ケチャップ
・マヨネーズ
・片栗粉
・レモン水
・塩
・炭酸水

やり方

①用意した綿棒に各種調味料や液体をつけて10円玉の右側半分だけを30秒間擦る。

②擦り終わったら10円玉を水で洗ってどれくらいの差が出たのかを検証する

結果の予想

汚れの原因は酸化反応だと思われるので、酸化反応に効果があるモノが効き目が強くなるだろう。

具体的にはお酢やレモン水といった酸っぱいものなら効果があると思われる。

研究の結果とわかったこと

お酢やケチャップやレモン水やマヨネーズが予想以上に綺麗になった。

砂糖やみりんはほぼ効果がなかった。

醤油はソースや塩は少し綺麗になった。

※結果を3種類か4種類に分類して記載する

感想と今度どのように活用するのか

ある程度予想通りの結果となり、酸っぱい調味料が汚れを落とす能力が高かった。

実験の結果から「酸」が含まれている成分が酸化銅の錆や汚れを落とすのに効果があるのだろう。

今後は10円玉だけではなく1円玉や5円玉といった別の金属でも何が効果があるのかを調べて見たい。

まとめ

予想をしていたことが実際に実験したことで立証できたことが思っていた以上に感動した。

身近な材料でも実験をすることができたので、最も身近にあるモノに注目して生きたいとも思った。

参考にした本やお世話になった人や場所

参考文献:○○
参考HP:××

自由研究のまとめ方のポイント


自由研究のまとめ方はどのタイプにするのかでも変わってきます。

たとえば模造紙に書く場合は研究の内容が日止めてわかるという特徴がありますが、一度に多くの人達に見てもらうことになるので、文字や絵をある程度大きく書く必要があるでしょう。

とくに見出しを目立たせる必要があります。

ただし、いきなり書き出すのではなく小さな紙にどのように書くのかを試すと効率よく作業できるようになります。

また、大きな紙に記載するときは定規を使って薄く線を引いておくとやりやすさがアップします。

鉛筆で下書きをして丁寧にフェルトペンなどでなぞるのもいいでしょう。

図や表やグラフを使って説明するときは、カラフルにすると見やすくなります。

ノートやアルバム形式にする場合は観察の記録がわかるように1ページか左右2ページを使ってまとめるように意識することと、ひと目でわかる写真や絵を上手に用いるのがコツとなります。

何にまとめたらいい?


自由研究を何に書いたらいいのかも悩みますが、記載する対象によって中身も変わってくるので注意しましょう。

レポート用紙やノート

自由研究をじっくり読んでもらいたい時に用いる、観察日記といった日記をまとめたり漫画にする場合に使いやすい

模造紙

自由研究の内容を一目で見渡せることができるのがポイントで見せ方の工夫ができる、記載する量が多くないなら使い勝手は○

スケッチブック

図やスケッチが多くなる場合、色が綺麗に出せるのでおすすめ

アルバム

写真が中心になる人や押し花などを貼り付けるという人におすすめ

立体作品

模型や標本を作る人はこちらになる、レポートや模造紙とセットで用いること

映像

動きのある研究に向いているが、映像提出が可能かどうかはチェックが必要

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は自由研究のまとめ方や描き方について記載しました。

小学生の自由研究は親が手伝うことがかなり多いので、親の方々もある程度自由研究ができるようになっておかないといけません。

長期休みに入る前には自分の子供がどのような題材が好きなのかをある程度予測してテーマを提供できるようにすると子供も喜ぶでしょう。

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