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十二直と二十八宿どっちを参考にしたらいい?違いは何?

十二直と二十八宿は日の吉凶を占う歴注の一つです。

歴注とは暦に掲載される吉凶占いのことで、一般的によく知られているのは六曜になります。

「結婚式は大安に」「友引の葬儀は避ける」など、六曜自体をよく知らない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。

十二直と二十八宿も六曜と同じで、その日の縁起の良し悪しをはかるものなのですが、六曜に限らず吉凶占いが数多くあると、何を参考にしたらよいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、十二直と二十八宿の違いについて調べてみました。

行事による縁起の良い日の選び方も、合わせてご紹介していきます。

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十二直と二十八宿どっちを参考にしたらいい?


十二直も二十八宿も、中国が発祥の吉凶占いです。

日本では現在、日の吉凶を占う場合には六曜を主流としていますが、十二直と二十八宿は六曜よりも早くに日本に伝わり、活用されてきました。

つまり、中国から日本につたわった歴注の中では六曜は比較的歴史が浅く、庶民に広く浸透したのは江戸時代から明治時代と言われています。

そのため、長い期間に渡って吉凶占いと言えば十二直、二十八宿という時代が続きました。

特に建築関係では、今でも地鎮祭や棟上げなどの建築に関わる行事を執り行う時は、六曜よりも十二直を重視する会社も少なくありません。

一方で、二十八宿は現在の六曜のような扱いだったことから、結婚や旅行、引越しなどあらゆることの吉凶を占うものとして使われていました。

このようなことから、十二直と二十八宿のどちらを参考にしたらよいのか?という疑問については、建築関係であれば十二直、それ以外なら二十八宿を参考にするのがよいと言えるでしょう。

十二直と二十八宿の違いは?


十二直と二十八宿は歴注の一つで、日の吉凶を占うものです。

さきほどご紹介した通り、十二直は主に建築関係の吉凶を占う時に使われていたと言われていますが、だからと言って二十八宿では建築関係の吉凶占いができないというわけではありません。

二十八宿にも建築に関わる内容が多いので、どちらを選んで吉凶を決めるのかということは、その人それぞれの考え方などによると言えます。

例えば、現代であれば今日の自分の運勢を知りたい時に、星座占いと血液型占いの両方を見ることがありませんか?

そして星座占いでは絶好調なのに、血液型占いでは怪我に注意、のように占い結果が異なる日も存在します。

その場合、どちらがより信じられるかは、その時々の気分などに左右されますよね。

十二直と二十八宿もそれと同じで、元々は同じ歴注の一つであることから、大きな違いはないと言えるでしょう。

十二直の意味や由来や読み方


十二直は「じゅうにちょく」と読みます。

現在、一般的によく知られている六曜が庶民に浸透する以前、江戸時代までは吉凶占いでは十二直が重要視されていたと言われています。

十二直は日本最古の暦の『具中暦』にも掲載されており、中国からは奈良時代に伝わったと言われています。

十二直は、北斗七星の柄杓が北極星を中心に、一日に一周する動きを元にして、柄杓が指し示す方向を十二支によって割り当てたものを言います。

そして、冬至の日は北斗七星の柄杓の先端が真北を指すことから、真北を建(おざ)す月として、季節を知る指標にしていました。

当時の中国では季節を読むのに冬至を重要視していたこともあり、十二直は建から始まり、そこから順に季節を表す名称をつけていったと言われています。

つまり、十二直は元々は吉凶占いではなく、季節を知るために使われていたのです。

それがいつしか、暦に掲載されると日の吉凶を占うものへと変化していったと言われています。



二十八宿の意味や由来や読み方


二十八宿は「にじゅうはっしゅく」と読みます。

二十八宿は、元々は占星術や天文学に活用されていました。

月は黄道の内側を運行し、1日に一宿(星)ずつ通過していくと考えられていたため(月の1恒星月は27日7時間43分11.5秒)、約28日として二十八宿になったと言われています。

この考えが中国からインドに渡った時、二十八宿の中の牛宿は宗教上の理由から除外され、二十七宿として使われていました。

そして、インドから日本にも当初は牛宿のない二十七宿が伝わったとされています。

しかしその後、月が地球の周りを一周する間に巡る28の恒星を元に、星座(宿)の位置によってその日の縁起の良し悪しを占う二十八宿が主流となりました。

なお、中国からインドに二十八宿が伝わった際に、占星術や天文学ではなく、日の吉凶を占うものに変化したため、日本でもそのまま吉凶占いとして使われたと言われています。

二十八宿が日本に伝わったのは飛鳥時代と言われ、キトラ古墳(奈良県明日香村)の天井には二十八宿の絵が描かれていると言われているそうです。

縁起のいい日の選び方は?


縁起のよい日の選び方については、個人差があると言えます。

日本では現在、日の吉凶を占うものでは六曜が最もよく知られています。

そのため、入籍や結婚式などのお祝い事、もしくは葬儀などの冠婚葬祭の日取りは、六曜によって決める方がほとんどだと思います。

六曜をよく知らないという方でも、大安が縁起の良い日、仏滅は縁起の悪い日ということは知っているので、何か特別な行事を行う時は無意識に大安を選び、仏滅を避けているかも知れません。

ただし、建築に関わることになると少し話は変わってきます。

例えば地鎮祭の日取りは、家を建てる側が「大安がよいのでは?(=縁起が良い日だから)」と思っていても、建設会社によっては昔からの習わしで、十二直によって日取りを決めるのが望ましいと考えているところもあります。

これは、人生でそう何度もない家を建てるという大きなイベントを経験しない限りは、知り得ないことかも知れません。

また、六曜に比べて知名度の低い二十八宿ですが、年配者の中には二十八宿の長い歴史などをよく知っている方もおり、結婚式などの日取りも六曜よりも二十八宿を重視した方がよいと考える場合もあります。

このようなことから、縁起の良い日を選んで行事を行う場合は、自分だけで決めずに周囲や関係者などに相談をしてみるのがよいでしょう。

縁起のいい日を普段から気にしたほうがいい?


普段、縁起の良し悪しを気にして生活をしている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

何か特別な行事などがあれば、その日の吉凶を気にする方はいても、「今日は縁起が良い日だ」「今日は縁起が悪い日だ」と毎日確認する方は少ないのではないかと思います。

今回ご紹介した十二直、二十八宿を始め、六曜などの歴注は、言ってみれば迷信に過ぎません。

大安だからと言って必ず縁起が良いとは限りませんし、仏滅だからと言って嫌なことが起こるわけでもありません。

しかしながら、占いによって気持ちを前向きに捉えられたり、いつもより注意を促すことで、より充実した日を過ごすことができたりします。

吉凶に振り回されすぎるのは避けたいですが、生活に上手に取り入れていくことができるのであれば、普段から縁起の良し悪しを気にするのも悪くはないでしょう。

まとめ

十二直と二十八宿は、六曜と同じ歴注の一つです。

どちらも様々な事柄の吉凶を占うものですが、昔から十二直は建築関係の行事の日取りを決める時に使われてきました。そのため、家を建てる際の地鎮祭や棟上げなどの行事の日取りは、二十八宿や六曜よりも十二直を重視した方がよいと言われています。

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