帯祝いのお返しのマナー!お返しを贈る時期はいつなの?

帯祝いのお返しのマナーを知りたいですよね。

帯祝いは妊娠5ヶ月に行う安産祈願ですが、妊婦さんの身内や家族がいないと知らない方も多いのではないかと思います。

そのため、帯祝いのお返しの仕方がよく分からないと悩んでいる方も多くいるようです。

そこで今回は帯祝いお返しのマナーについて調べてみました。

お返しを贈る時期はいつなのかなどをご紹介していきますね。

目次

帯祝いのお返しのマナー!


帯祝いのお返しのマナーを解説します。

そもそも、帯祝いとは一体どのようなお祝いなのかご存知でしょうか?

帯祝いとは妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に行う安産祈願のことです。

妊婦さんのお腹が少しずつ大きくなるこの時期に、腹帯を祈祷し、赤ちゃんの成長や無事の出産を願うものになりますよ。

後に身内や親族で食事会を行うことがありますが、これらを総じて「帯祝い」と言っています。

帯祝いは基本的に身内で行うものなので、お返しは必要がありません。

しかし、食事の席に参加していない親族や友人、知人などから帯祝いとしてお祝いを頂いた場合は、お返しをするのがマナーと言えるでしょう。

帯祝いのお返しを贈る時期はいつ?


帯祝いのお返しを贈る時期はいつがよいのでしょうか?

帯祝いのお祝いを頂いたら、一週間から一ヵ月以内にお返しを贈るようにしましょう。

妊娠中は体調が安定しないことが多いですが、あまり遅くなってしまうと相手に失礼になるので注意をして下さい。

また、帯祝いのお返しは必要ないと言われた場合でも、手紙もしくは葉書で御礼状を送るようにしましょう。

御礼状はお祝いが届いてから、一週間以内には相手の元に届くように素早く手配をして下さい。

最近はLINEやtwitterなど、手軽に連絡ができるSNSを使用したお礼をする方も増えています。

体調面などですぐに見動きが取れない場合は、そのようなツールを使って取り急ぎ連絡するのはよいでしょう。

ただし、その後に必ずお礼状の発送をするようにして下さい。

特に年配の方や上司へのお礼は、SNSだけで済ませることのないようにして下さいね。

帯祝いのお返しは何で返したらいい?


帯祝いのお返しは何で返したらいいのでしょうか?

帯祝いのお返しは、基本的には相手の好きな物や喜びそうな物で大丈夫です。

お酒が好きな方ならお酒を、甘い物が好きな方ならお菓子の詰め合わせなどがよいでしょう。

ただし、お返しに贈る品物では、日持ちしない物は避けることが大切です。

生物などは避けるようにして下さい。

また、地域によっては帯祝いのお返しの品物が、はっきりと決まっているところもあるようですよ。

紅白餅や赤飯を贈る風習がある地域があることが分かりました。

県外などから嫁いできた場合などは、もしかしたら知らない方も多いのではないかと思います。

帯祝いのお返しのマナーに不安を感じる時は、あらかじめインターネットで調べたり、地元の方などに聞いておくのがよいかも知れません。

帯祝いのお返しが特に決まっていないと、帯祝いのお返しを何にしたらいいのか悩んでしまう方もいますよね。

相手の好みがよく分からないなどの時は、カタログギフトのように相手に好きな物を選んでもらう形でもよいでしょう。

帯祝いのお返しの金額相場は?


帯祝いのお返しの金額相場はどれくらいなのでしょうか?

帯祝いのお返しの金額相場は、頂いたお祝いの1/3~1/5程度と言われています。

帯祝いとしてお祝いを頂く場合、相手との関係にもよりますが、一般的には3,000~10,000円の範囲で用意する方が多いようです。

この金額を元に考えると、帯祝いのお返しの金額相場は1,000~3,300円くらいと言えそうですよね。

ただし、夫や妻の両親など、近しい身内からは帯祝いとして10,000~30,000円程度を頂くこともあるようですね。

帯祝いのお返しは身内にはする必要がないのですが、安産祈願や腹帯授与の儀式の後の食事会の費用を、帯祝いのお返しの代わりとして夫婦が出すこともあります。

その場合は、30,000円のお祝いを頂いたのであれば、10,000円くらいの食事代となるように金額を設定するとよいでしょう。

内祝いののしの書き方や水引の選び方


内祝い(※)ののしの書き方や水引の選び方をご紹介します。

帯祝いのお返しの品につけるのしは、水引の上(真ん中)に「帯掛内祝」もしくは「内祝」「御礼」と書きます。

そして、水引の下(真ん中)に夫婦の名字、もしくはフルネームを記入します。

夫婦連名で記入する場合は中央に旦那さんの名前を書き、その左隣に奥さん(妊婦さん)の名前を入れましょう。

(※)内祝いとはそもそも、結婚や出産というおめでたいことが自分の身に起こり、それを日ごろお世話になっている親戚や近所の方、知人などに幸せのお裾分けをする意味で内祝いとして贈ります。

つまり、お祝いを頂いたからそのお返しに内祝いを贈るのではないのです。

しかし近年は、頂いたお祝いのお礼にお返しするのが内祝い、というのが浸透しています。

そのため、帯祝いを頂いていない方に対して、内祝いを贈るのは「お祝いを渡せということなのかしら?」と反対に気を遣わせてしまう可能性があるので注意しましょう。

また、「内祝い=お返し」のイメージが強すぎるあまり、お礼状などにお返しという言葉を使う方も多いのですが、帯祝いなどのお祝いはお返しを期待して贈っているわけではありませんよね。

このようなことから、お礼状などに安易にお返しと書くことのないよう、配慮が必要と言えるでしょう。

そもそも帯祝いのお返しは必要ない?


そもそも帯祝いのお返しは必要ないのでしょうか。

最初に触れた通り、帯祝いは基本的に身内で行うものなので、お返しは必要がありません。

帯祝いでは、夫婦(妊婦さんと旦那さん)、両家の両親が集まって神社、もしくはお寺で安産祈願や腹帯の祈祷を受けた後、食事会を行います。

神社やお寺で安産祈願をする場合には初穂料(祈祷料)が必要となりますが、誰が出すのかなどは特に決まっていません。

また、食事会のお金についても、昔は夫の実家が出すのが習わしだったようですが、今ははっきりと決まっていません。

全ての費用を夫婦が出し、両家の両親が帯祝いとしてお金を包むこともあります。

このような場合は、夫婦が食事代を出しているので、それを帯祝いのお返しとするのがほとんど。

そのため、両家の両親から帯祝いを頂くことが分かっている場合は、最初から食事代を夫婦が払って、帯祝いのお返しとしています。

食事代以外に、改めてお返しを用意することは少ないでしょう。

一方で、食事代はどちらかの両親が支払う場合は、もう一方の両親や夫婦は手土産やお菓子などを持参することもあるようです。

つまり、身内からの帯祝いにお返しをするかどうかはケースバイケースとなるのですね。

中には初穂料や食事代を夫婦が支払っても、帯祝いをしてお祝いを贈ったのだからお返しをするのが礼儀と考える方もいるかも知れません。

考え方は人それぞれに違います。

明確な決まりがない以上、後々トラブルになるのを避けるなら、事前に帯祝いのお返しについて話し合っておくのがよいでしょう。

まとめ

帯祝いのお返しのマナーを調べてみました。

帯祝いは基本的にはお返しをする必要がないものです。

帯祝いの食事会を身内で行う場合、食事代を夫婦が負担することでそれを帯祝いのお返しとすることがほとんどのようです。

ただし、食事会に参加しない親戚や友人、知人などから帯祝いを頂いた時は、お返しをするのがマナーになりますよ。

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