入学祝のお返しのマナーと相場!お返しの時期は?
春は入学のシーズンです。小学校を始め、中学、高校、そして大学と、新しい道を進み始めたお子さんをお祝いしたいと思うのは、両親だけではなく親戚や知り合いの方でも同じだと思います。
そこで頂くことになるのが入学祝いですが、この入学祝いのお返しやお返しの品物について頭を悩ませている両親は、割りと多いと聞きますよね。
特に第一子の小学校入学の場合は、両親にとっても初めての経験ですので、どうしたらよいのかよくわからないというのは納得できる気がします。
そこで、今回は入学祝いのお返しのマナーや相場について、少しお話させて頂ければと思います。
入学祝いのお返しのマナー!まずは「お礼」を言ったほうが良いの?
入学祝いを頂いたら、なるべく早くにお礼を言うのがマナーと言えます。
小学校の入学祝いであれば、本人には難しい面がありますので両親が代わってお礼を言う場合もあるかも知れませんが、中学、高校、大学となれば、お祝いを貰った本人がお礼をするべきでしょう。
お礼は、まずは電話を掛けて入学祝いが届いたことを伝え、感謝を述べます。
そして、入学式後に無事入学をした旨を手紙やはがきに記して送ると、なおよいかと思います。
その際、入学式で撮った写真を添付したり、頂いたランドセルなどを背負った写真を同封すると、より感謝の気持ちが伝わると思います。
入学祝いのお返しの時期はいつが良いの?
まず、基本的には入学祝いのお返しは必要ありません。
それは、お祝いの対象が「こども」であるため、経済力のないこどもにはお返しをするのは無理、という考え方があるからのようです。
とは言え、身内ならいざ知らず親戚からの入学祝いには「やっぱり何かお返しした方がよいのでは・・」と思う方も多いと思います。
その場合は、入学祝いを頂いてから一ヶ月以内に、お返しをするのがマナーとなっています。
入学祝い【小学・中学・高校・大学】のお返しの相場はいくら?お返しの品物は何が良いの?
入学祝いの相場は、小学校と大学では多少の差はあると思いますが、一般的には10,000円程度だとされています。
そして、入学祝いのお返しの相場は、頂いた金額の半額から1/3程度となっているので、3,000~5,000円が妥当と言えるのではないでしょうか。
また、お返しを品物でする場合には、相手を見て判断することが大切です。
遠方に住んでいる親戚なら地元の特産物を贈ってあげると喜ばれるでしょうし、甘い物が好きな方ならお菓子の詰め合わせなんかもよいのではないかと思います。
社会人の従兄弟であれば品物で返すよりも、ギフト券などの方が使い道があってよいかも知れませんね。
要するに、入学祝いを頂いたからと言ってそれにちなんだものをお返しする必要はありません。
お中元やお歳暮のように相手が貰って嬉しいと思いそうな物をお返ししましょう。
まとめ
入学祝いの基本は、お返しは必要ないということ。
それでもお返しする場合は、相手が喜んでくれそうなものを入学祝いの半分から1/3程度の金額で贈ることがわかりました。
マナーを知るのは大切なことですが、あまり難しく考えずにお子さんの晴れの日を迎えられることを願っています。
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