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「一年の計は元旦にあり」の意味や由来!本当の意味があった?

正しい使い方や例文を紹介!類語や英語でいうと?

正しい意味でことわざを使えるとその人の知識がある人とか博覧強記の人として扱われますが、逆に誤った使い方をしているととっても恥ずかしい思いをしてしまいます。

今回はお正月に用いられることが多いことわざの「一年の計は元旦にあり」について詳しく解説し、正しい使い方や類語についても記載してまいります。

使い方が間違っていないのかどうかのチェックにも使える記事です。



「一年の計は元旦にあり」の意味や由来


「一年の計は元旦にあり」の意味は大きく分けて2つあります。

1つは「年明けから気を引き締めて挑む」とか「元旦に1年の計画を立てる」という意味です。

もう1つは「最初にきちんとした正しい計画を立てることが大切」という意味になります。

これはどちらの意味でも使っている人がいますので、使用頻度的には何とも言えません。

個人的な感想ですが、周りの人たちの使用率的には「最初にきちんとした正しい計画を立てることが大切」という意味で使っている人のほうが多いです。

また、この「一年の計は元旦にあり」は大きく分けて2つの由来があり、どちらの由来で有名になったのかまでは見えてきませんでした。

由来:毛利元就説

戦国武将が大好きという方以外でもかなりの方々に認知されている戦国武将の一人がこの毛利元就です。

毛利元就が「一年の計は春にあり、一月の計は朔にあり、一日の計は鶏鳴にあり」という言葉を語ったといわれており、これが「一年の計は元旦にあり」の由来になったという説があるのです。

一つ一つ意味を解説すると「一年の計は春にあり」は「1年の計画は新しい年になったら立てるべき」となって、「一月の計は朔にあり」は1月の計画は月初めに立てるべきとなって、「一日の計は鶏鳴にあり」は1日の計画は鶏が朝一番になくタイミングに立てるべきとなります。

要するに何事も最初が肝心でありしっかり計画を立てて行うべきという意味になります。

これは千里の道も一歩からという言葉が類語となるでしょう。

この言葉を発する理由も諸説ありますが、元旦の儀式をおろそかにする家臣に対する注意の意味が込められていたようです。

由来:憑慶京(ひょうおうきょう)の「月令広義」説

こちらは中国の伝統的な年中行事や儀式などをまとめた憑慶京の「月令広義」が由来となっている説です。

この「月令広義」は「七夕伝説」や「花咲か爺」といった日本でも用いられている逸話の出奔とされており、昔の日本人はこちらの本をかなり読まれていたといわれております。

この書物の中に「一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり、一生の計は勤にあり、一家の計は身にあり」という言葉があり、こちらが由来とされています。

この意味は「1月1日の計画は朝に立てて、1年の計画は新しい年に立てて、一生は仕事で決まり、一家を支えるために健康であること」となります。

良き人生を過ごしたい方は人生設計をきちんと立てて勤勉に働き、健康管理もしっかりすることが大切という意味になるでしょう。

先ほど解説した毛利元就の言葉とはちょっと意味合いが異なります。

「一年の計は元旦にあり」の本当の意味


先ほど解説した毛利元就説や「月令広義」説を見た限りでは本当の意味は「何事もまず始める前にきちんと計画を立てる必要がある」とか「きちんと計画を立てて行動すれば成功する」となるでしょう。

「元旦に計画を立てるべき」という意味よりもこちらの意味のほうが本当の意味と言えると思っております。

はっきり言って日本語は間違っている意味でも広義的に広まってしまい、ほとんどの方がそのように認知しているとそちらでの運用もOKとなってしまいますので、「一年の計は元旦にあり」という言葉も数年後には別の意味で用いられている可能性があります。

昨今は調べれば何でもわかる時代なので、ことわざや慣用句や四字熟語を書くことも減りましたが、読む機会や他の人たちが発する言葉からその言葉を見たり聞いたりすることは多くなっていますので、知識として備えておくことは重要なのです。



「一年の計は元旦にあり」の正しい使い方


「一年の計は元旦にあり」の正しい使い方は2通りあるでしょう。

先ほど紹介したように「一年の計画は元旦に立てるべき」という意味と「きちんと計画を立てて行動すれば成功する」という意味がありますので、用い方によって使い方も異なります。

「きちんと計画を立てて行動すれば成功する」が正しい意味だと判断した場合には、「「一年の計は元旦にあり」という言葉があるように、物事を進めるにはきちんとした計画を立てるべき」とか「思い立ったら吉日という素晴らしい言葉もあるが、ここでは「一年の計は元旦にあり」という言葉があるようにまずは計画ありきで行動するべきだ」といった使い方になります。

しっかりとした計画を立てて行動すると成功につながるという意味になりますので、使い方をするのならば何かしらの行動を起こすタイミングが多くなります。

「「一年の計は元旦にあり」という言葉があるように、物事を進めるにはきちんとした計画を立てるべき」という使い方では行動しがちな人を諭したり注意するために用いるような使い方になるでしょうし、「思い立ったら吉日という素晴らしい言葉もあるが、ここでは「一年の計は元旦にあり」という言葉があるようにまずは計画ありきで行動するべきだ」という使い方もあわてて行動しそうになっている人をいさめるように使っている描写となります。

「一年の計は元旦にあり」の例文を紹介


「一年の計は元旦にあり」の例文を紹介しますが、こちらでの使い方は「一年の計画は元旦に立てるべき」という意味で紹介いたします。

例文は

「一年の計は元旦にあり」という言葉の通り、

「今年は正月からトレーニングで体を鍛える」
「「一年の計は元旦にあり」にあやかって、お正月から日記を始めた」
「開業日はやはり「一年の計は元旦にあり」言葉の通り元旦にする予定だ」

使い方はシンプルですので、特に悩むところはないと思います。

ただし、意味が2つある言葉なので聞く側はどちらの意味で用いているのかを判断する必要が出てしまいます。

使い方次第でどのような意味を持たせているのか推測でき、そこまで悩むことも少ないでしょう。

類語はなに?


類語は「一日の計は朝にあり」や「一生の計は少壮の時にあり」あたりが該当するでしょう。

類語がそこまで多くない言葉ですので、類語の紹介はちょっと難しいです。

ただし、「きちんと計画を立てて行動すれば成功する」という意味で解釈すれば「千里の道も一歩から」といった言葉も類語になると思います。

英語でいうと?


そのままGoogle翻訳すると「The total of one year is on New Year’s Day.」になります。

他にも「New Year’s Day is the key to the year.」とか「Decisions made on New Year’s Day are the key to a successful year.」などが「一年の計は元旦にあり」の英語バージョンとして紹介されていました。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は「一年の計は元旦にあり」について詳しく解説しました。

お正月からスタートするのが正解という意味で使われる言葉ではありますが、最初が肝心という言葉でも使われているのがポイントです。

どちらの意味で用いているのかはその人の解釈次第となっているので、ちょっと使いにくい言葉かもしれません。

受け取る人次第で意味が変わる言葉は個人的にもあまり使わないでしょう。



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