富良野ラベンダー2024年の見頃や開花状況とおすすめ観光スポットは?

富良野ラベンダー畑2024年の見頃や開花時期、渋滞情報などをご紹介します。

美しい紫色の花畑と、風に乗って漂う甘い香り…。南フランスなどプロヴァンス地方の花、ラベンダーが、今では富良野の夏の風物詩になりました。

ラベンダーは品種により見ごろの時期が違い、早咲きは6月下旬から開花が始まります。

富良野市内でいちばん作付面積が広い「おかむらさき」は7月中旬頃が最盛期です。

遅咲きは8月上旬まで楽しめますが、8月に入ると株の保存のために刈り取りが始まる畑もあります。

富良野市内と近郊のラベンダー園をご紹介します。カフェやショップが併設されている農園もあります。また、開花に合わせて各地でイベントも開催されます。

目次

富良野ラベンダー2024年の見頃や開花状況は?

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2024年の富良野のラベンダーの見頃は、例年7月上旬から7月下旬です。

なお、富良野のラベンダーは、見頃が2回あるそうです。

早咲きと遅咲きのラベンダーがあるため、見頃も2回らしいです。

  • 早咲きラベンダー:6月中旬から咲き出し、満開時期は7月上旬頃
  • 遅咲きラベンダー:7月上旬から咲き出し、満開時期は7月中旬と7月下旬の間頃

例年のラベンダー開花状況を見てみると、6月下旬に早咲きラベンダーのつぼみが色づき始め、7月上旬に早咲きが開花・遅咲きのつぼみが色づき始めています。

7月中旬に早咲き・遅咲きがともに開花し、見頃状態が7月下旬まで続きます。

ラベンダー祭りが行われるのも、この頃ですね。

下旬になると、徐々にラベンダーの色が褪せはじめ、茶色くなった花もちらほらと混じるようになってきます。

富良野ラベンダーおすすめスポット

富良野のラベンダー畑をGoogleMapで開く

富良野エリアはラベンダー畑が多く点在し、その美しさで有名です。

以下に、特におすすめのラベンダー畑スポットとその行き方をご紹介します。

ファーム富田

富良野のラベンダー畑と言えば、まずは「ファーム富田」です。広大な敷地に広がるラベンダー畑は見渡す限り紫色の絨毯のようで、他の花々も色鮮やかに咲き乱れています。施設も充実しており、ラベンダーのエッセンシャルオイルの製造過程が見学できるほか、アイスクリームや雑貨など13の建物があります。お土産には、香りの異なるアロマオイルがおすすめです。特に、ふるさと納税で手に入るラベンダーアイスは香りにこだわり、多くの方に好評です。

項目詳細
住所北海道空知郡中富良野町基線北15号
電話0167-39-3939
営業時間施設によるが、多くは午前9:00~午後5:00
最寄り駅からのアクセスラベンダー畑駅から徒歩7分
駐車場乗用車約500台

ファーム富田ラベンダーイースト

ファーム富田から東へ4kmに位置する「ラベンダーイースト」は、日本最大級のラベンダー畑です。ここでは摘み取り用に栽培されているため、広がりのある風景が楽しめます。丘の頂上からは一面のラベンダー畑が見渡せ、足湯もありますので、のんびり景色を楽しめます。限定のソフトクリームもぜひ試してみてください。

項目詳細
住所北海道上富良野町東6線北16号
電話0167-39-3939
営業時間7月1日~7月31日 午前9:30~午後4:30
最寄り駅からのアクセスファーム富田から車で7分
駐車場乗用車約70台

ふらのワイン工場

ワインの製造見学ができる「ふらのワイン工場」では、試飲コーナーや売店もあり、大人の時間を楽しめます。7月にはラベンダーのライトアップが行われ、ほろ酔い気分で見るラベンダーは格別です。山の中腹に位置するレンガ造りの建物も見どころの一つです。

項目詳細
住所北海道富良野市清水山1161
電話0167-22-3242
営業時間午前9:00~午後5:00(ライトアップは7月1日~7月31日 午後7:30~午後9:00)
最寄駅からのアクセスJR富良野駅よりタクシーで約5分
駐車場約20台

ふらのワインハウス ラベンダー園

レストラン「ふらのワインハウス」に併設されたラベンダー園です。木製の看板や背景のグリーンが写真映えし、洋食とふらのワインを楽しみながらラベンダーを堪能できます。特にチーズフォンデュがおすすめです。

項目詳細
住所富良野市清水山
電話0167-23-4155
営業時間午前11:00~午後9:00
最寄駅からのアクセスJR富良野駅よりタクシーで約5分
駐車場22台

なかふらの北星山ラベンダー園

リフトに乗りながらラベンダーや花畑を楽しめる「北星山ラベンダー園」はデートにも最適です。山頂からは十勝岳連峰と富良野の街並みが一望できます。

項目詳細
住所北海道空知郡中富良野町宮町1番41号
電話0167-44-2122
営業時間午前8:30~午後5:15
最寄駅からのアクセスJR中富良野駅から徒歩10分
駐車場町営駐車場100台

ハイランド富良野 ラベンダーの森

「ハイランド富良野」の天然温泉施設前にあるラベンダー畑です。露天風呂からのラベンダー畑の眺めが贅沢で、宿泊やバーベキューも楽しめます。

項目詳細
住所富良野市島の下
電話0167-22-5700
最寄駅からのアクセスJR富良野駅より車で約10分
駐車場250台

フラワーランドかみふらの

「フラワーランドかみふらの」は、ラベンダー畑だけでなく遊覧トラクターバスや手作り体験も楽しめるスポットです。

項目詳細
住所空知郡上富良野町西5線北27号
電話0167-45-9480
営業時間午前9:00〜午後6:00(7月〜8月)
最寄駅からのアクセス上富良野駅より車で約10分

かなやま湖ラベンダー園

「かなやま湖ラベンダー園」は、綺麗な湖とラベンダーを一緒に楽しめる贅沢なスポットです。車でのアクセスがおすすめです。

項目詳細
住所空知郡南富良野町東鹿越
電話0167-52-2115
営業時間24時間
最寄駅からのアクセス幾寅駅より車で約12分

日の出公園 ラベンダー園

「日の出公園ラベンダー園」では、7月中に広がるラベンダー畑を楽しめます。丘からの眺めが素晴らしいです。

項目詳細
住所空知郡上富良野町東1線北27号
電話0167-45-6983
営業時間24時間
最寄駅からのアクセス上富良野駅より車で約8分

彩香の丘佐々木ファーム

「彩香の丘佐々木ファーム」は、多種多様なラベンダー品種を楽しめるスポットで、苗木や生花の販売も行っています。

項目詳細
住所空知郡中富良野町丘町6-1
電話0167-44-2855
営業時間6月~9月 午前8:00~午後5:00
最寄駅からのアクセス中富良野駅より車で約2分

かんのファーム

「かんのファーム」では、じゃがバターや揚げいもといった北海道ならではの食べ物が楽しめます。甘い白いとうもろこしもおすすめです。

項目詳細
住所空知郡上富良野町西12線北36号沿い
電話0167-45-9528
営業時間6月~10月 午前9:00~午後5:00

ふらのジャム園

「ふらのジャム園」は、様々な種類のジャムを味わえるスポットで、アン

パンマンミュージアムも隣接しています。8月上旬がラベンダーの見頃です。

項目詳細
住所北海道富良野市東麓郷
電話0167-29-2233
営業時間午前9:00〜午後5:30
最寄駅からのアクセスJR富良野駅から車で約30分
駐車場200台

十勝ヒルズ

「十勝ヒルズ」は、富良野の人混みを避けてラベンダーを楽しみたい方におすすめのスポットです。食事も楽しめる場所で、マンガリッツァ豚を使った料理が人気です。

項目詳細
住所北海道中川郡幕別町字日新13番地5
電話0155-56-1111
営業時間4月24日~10月17日 午前9:00〜午後5:00
最寄駅からのアクセスJR帯広駅から車で20分
駐車場乗用車150台

富良野のラベンダーの見頃の時期の渋滞回避方法

もっとも混雑するのはラベンダー祭りの開かれる7月中・下旬の日曜日であり、その日には富良野市街を越えて芦別、山部方面まで渋滞します。

それほど渋滞するのはまれですが、平日でも駐車場に入るまで30分くらいかかることもあるようです。

富良野ラベンダー渋滞回避策(車移動)

富良野ラベンダー渋滞回避策(北側から)

富良野ラベンダー渋滞回避策(徒歩移動)

富良野ラベンダー渋滞状況

富良野市街をショートカットする方法

ラベンダーの主な見どころは,中富良野町,上富良野町にあるので、あえて富良野市街を通る必要はありません。

ここでは札幌方面から来た場合に,富良野市街をショートカットする方法を紹介します。

裏清水山ルート

富良野ワインハウスの建つ清水山の裏側を迂回するルートで、桂沢方面から来る場合にメリットが大きいです。

道道135号と国道38号の合流点には信号があり、そこを右折。

1.5kmほど進み,ラベンダー大橋を渡ったところで左折、空知川を渡る。あとはしばらく道なりというルート。

奈江ルート

国道38号を芦別方面から来た場合、芦別付近から既に渋滞に巻き込まれる可能性があります。一刻も早く抜け道に入りたいところですが、国道38号岩見橋(赤くカーブした橋)を渡り終えようとするところで左に入ります。

あとは道なり。奈江の道道759との合流点は基本的に右折し、新田中ルートに出るのが早いです。上富良野へ行くなら左折してもいいです。

ファーム富田の渋滞回避のポイント

ファーム富田への駐車場に入ろうとすれば、いずれにしても渋滞に巻き込まれます。

いっそのことファーム富田の駐車場へ入るのはあきらめたほうがいいです。

そこでおすすめは中富良野森林公園の駐車場です。

ここの駐車場はまったく混まないし、木陰にとめれば車の中も暑くなりません。

北星山の裏側からアプローチすれば渋滞にも遭いません。

ファーム富田までは歩いて15分くらいかかりますが、途中は町営ラベンダー園の中を歩いていくことができ、景色がすばらしいです。

帰りはリフトを使うこともできるし、時間が合えばJR富良野線のラベンダー畑駅から中富良野駅までノロッコ号に乗って超ミニミニ汽車旅が楽しめます。

渋滞にも遭わず、ラベンダー畑の中を歩いて極めて平和にラベンダー見物を楽しめます。

なお,北星山の裏からアプローチするにしても、渋滞が富良野市街からさらに芦別・桂沢方面へも続いている場合、そこで時間をとられてしまいます。

ラベンダー祭りの日などは、旭川側からアプローチし、美瑛・上富良野を裏道でかわし、西3線または道道851から北星山に入るのが良いです。

富良野で見られるラベンダーの種類

おかむらさき

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ほとんどすべてのラベンダー園で植えられ、多くの面積を占めます。他の品種に比べて見頃が遅れるため遅咲きと呼ばれます。花茎・花穂とも長く、もっともラベンダーらしい香りとされドライフラワーより多くポプリに加工されます。富良野を代表する品種で、富良野のラベンダーといえばこの「おかむらさき」を指すといえます。

濃紫早咲3号

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開花前のつぼみ(正確にはガク)から青紫色が濃く、観賞用には圧倒的に人気があります。一般には早咲きと呼ばれ、生産者は3号と呼びます。耐暑性もあるとされ、売られている鉢植えの多くはこの品種で、ドライフラワーなどへの加工にも多く利用されます。性質的には強健で刈り込んでも秋までにもう一度花をつける、二季咲きの性質が強い特徴があります。

はなもいわ

hanamoiwa

こちらも優良品種ですが、白っぽく見えるため観賞用には不向き。他のラベンダーと並べたときのコントラストで映えますが、単独ではあまりインパクトはありません。札幌市南区の藻岩地区から名前が付けられたようです。

ようてい

youtei


オイル生産を目的として選抜された優良品種のひとつですが、栽培面積はあまり多くはありません。赤みを帯びるのが特徴で、蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山から名づけられたと思われます。

富良野へのアクセス方法

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