書き初め言葉一覧「3文字熟語・4文字熟語・5文字熟語」

2023年10月30日2024年1月14日

日本の新年の伝統行事の中で、特に心を込めて行われるのが「書初め」と呼ばれる習慣です。

この風習は、新年を迎えた際に初めて行う毛筆による書き物であり、その中には深い意味が込められています。

書初めの際には、一年の幸運や成功を願い、また新年の到来を祝う意味合いがあります。

この時、人々は自らの抱負や目指すべき目標、または吉祥の言葉を書き記します。

ここで、新年の書初めにふさわしい言葉を、3文字、4文字、5文字の熟語でまとめてみました。

書き初め言葉の一覧「三文字熟語」

日本文化には、深い意味を持つ三文字熟語が数多く存在します。

これらの熟語は、歴史や自然、人生の哲学を表現するもので、新年の書き初めにもぴったりです。

以下に、選りすぐりの三文字熟語を紹介します。

三文字熟語	読み方	意味
運鈍根	うんどんこん	成功への三要素：運の良さ、粘り強さ、根気
荷心香	かしんかんばし	困難な状況でも自己を見失わないこと
金字塔	きんじとう	永遠に残る偉業
月天心	つきてんしん	冬の月が空中で輝く様子
守破離	しゅはり	伝統芸術の修行段階
集大成	しゅうたいせい	多くを集めて完成させたもの
序破急	じょはきゅう	舞楽・能楽の構成形式
松竹梅	しょうちくばい	吉祥を象徴する三つの植物
新天地	しんてんち	新しい世界や環境
雪月花	せつげつか	雪、月、花を指す美しい景物
天地人	てんちじん	世界を構成する三要素
登竜門	とうりゅうもん	成功への重要な関門
冬化粧	ふゆげしょう	雪に覆われた冬の風景
破天荒	はてんこう	前例のない大胆な行動
不死身	ふじみ	どんな困難にも屈しないこと
不退転	ふたいてん	困難にも動じず目標を達成すること

これらの熟語は、新年の書き初めに適しており、一年の抱負や願いを表現するのに最適です。

それぞれの熟語に込められた深い意味を理解し、新年のスタートにふさわしい言葉を選んでみてください。

https://sk-imedia.com/22699

https://sk-imedia.com/29507

https://sk-imedia.com/22771

https://sk-imedia.com/29169

https://sk-imedia.com/29474

書き初め言葉の一覧「四文字熟語」

書き初めにぴったりな四文字熟語を一覧にしてご紹介します。

これらの言葉は、新年の希望や決意を象徴するもので、それぞれに深い意味が込められています。

四文字熟語	読み方	意味
安心立命	あんしんりつめい	天命を受け入れ、心を乱さないこと
威風堂々	いふうどうどう	威厳と風格に満ちた様子
一意専心	いちいせんしん	一つのことに集中すること
一期一会	いちごいちえ	一生に一度の出会いや機会
一騎当千	いっきとうせん	一人で千人に匹敵する強さ
一言芳恩	いちごんほうおん	一言の恩を忘れず感謝すること
一視同仁	いっしどうじん	すべての人を平等に愛すること
一心一意	いっしんいちい	一つのことに心を集中すること
一刀両断	いっとうりょうだん	すばやく決断すること
一日一生	いちじついっしょう	一日を大切に生きること
一陽来復	いちようらいふく	悪い後に良いことが来ること
一竜一猪	いちりょういっちょ	学ぶ者と学ばない者の差
因果応報	いんがおうほう	善悪の行いに応じた報い
運否天賦	うんぷてんぷ	運命は天に定められる
雲煙過眼	うんえんかがん	物事に執着しないこと
雲外蒼天	うんがいそうてん	試練を乗り越えると快い未来が
円満解決	えんまんかいけつ	物事がスムーズに解決すること
黄花晩節	こうかばんせつ	年を取っても気高く生きること
温故知新	おんこちしん	昔を学び新たな知識を得ること
花鳥風月	かちょうふうげつ	自然の美しい景色
我武者羅	がむしゃら	目的に向かってひたすら努力すること
画竜点睛	がりょうてんせい	最後の大事な仕上げ
臥薪嘗胆	がしんしょうたん	将来の成功のために耐えること
廓然大公	かくぜんたいこう	心に偏りがなく公平なこと
確乎不抜	かっこふばつ	揺るがない意志と信念
乾坤一擲	けんこんいってき	大きな賭けをすること
完全無欠	かんぜんむけつ	完璧で欠点がないこと
起死回生	きしかいせい	絶望的な状況を一変させること
逆風突進	ぎゃくふうとっしん	逆境を乗り越えて前進すること
胸襟秀麗	きょうきんしゅうれい	心が清らかで立派なこと
鏡花水月	きょうかすいげつ	はかない幻のたとえ
謹厳実直	きんげんじっちょく	慎み深く正直なこと
慶雲昌光	けいうんしょうこう	おめでたい光景
堅忍不抜	けんにんふばつ	何事にも動じず耐えること
光風霽月	こうふうせいげつ	心が澄み渡っていること
公明正大	こうめいせいだい	公平で堂々とした態度
行雲流水	こううんりゅうすい	自然に任せて行動すること
剛毅果断	ごうきかだん	決断力のある行動
国士無双	こくしむそう	最も優れた人物
才色兼備	さいしょくけんび	才能と美貌を兼ね備えた女性
桜梅桃李	おうばいとうり	それぞれの個性の比喩
三寒四温	さんかんしおん	春の訪れを表す気象現象
山紫水明	さんしすいめい	美しい自然風景
紫電一閃	しでんいっせん	瞬間的な行動や決断
自重自愛	じちょうじあい	自己を大切にすること
七転八倒	しちてんばっとう	苦痛に苦しむ様子
疾風迅雷	しっぷうじんらい	急激な変化や迅速な行動
酒池肉林	しゅちにくりん	贅沢な宴会
秀麗皎潔	しゅうれいこうけつ	清潔で美しい様子
縦横無尽	じゅうおうむじん	自由自在な行動
初志貫徹	しょしかんてつ	最初の目標を達成すること
色即是空	しきそくぜくう	万物は空であるという仏教の教え
心機一転	しんきいってん	気持ちの好転
森羅万象	しんらばんしょう	すべての存在
水月鏡花	すいげつきょうか	手に取れない幻
正正堂堂	せいせいどうどう	正々堂々とした態度
誠心誠意	せいしんせいい	純粋な心で尽くすこと
切磋琢磨	せっさたくま	努力して磨き上げること
千紫万紅	せんしばんこう	色とりどりの花
千秋万歳	せんずまんざい	永遠の祝福
前人未到	ぜんじんみとう	誰も到達していないこと
聡明叡智	そうめいえいち	優れた才知
荘厳華麗	そうごんかれい	立派で美しいこと
他力本願	たりきほんがん	他人の力を頼ること
大器晩成	たいきばんせい	偉大な人の遅い成長
大盤振舞	おおばんぶるまい	盛大なご馳走
胆勇無双	たんゆうむそう	大胆で勇敢なこと
直往邁進	ちょくおうまいしん	まっすぐ進むこと
天下無双	てんかむそう	並ぶ者のない優れたこと
電光影裏	でんこうえいり	人生の儚さと魂の永遠
電光石火	でんこうせっか	瞬間的な動き

書き初め言葉の一覧「五文字熟語」

ここでは、特に五文字熟語に焦点を当て、それぞれの熟語の意味と読み方を一覧にまとめました。

これらの言葉は、新年の抱負や目標を表現するのに最適です。

五文字熟語	読み方	意味
一切唯心造	いっさいゆいしんぞう	すべての現象や存在は心が造り出したもの。
一無位真人	いちむいのしんにん	世俗を超えた真実の人、仏のこと。
運命共同体	うんめいきょうどうたい	運命を共にする組織や団体。
温良恭倹譲	おんりょうきょうけんじょう	おだやかで謙虚な態度。
過則勿憚改	あやまてばすなわちあらたむる	過ちをすぐ悔い改めること。
閑身自在心	かんしんじざいのこころ	静かな境遇で雑事がないこと。
奇妙奇天烈	きみょうみてれつ	ひどく不思議な様子。
光陰如流水	こういんりゅうすいのごとし	時間が早く流れること。
歳月不待人	さいげつひとをまたず	時間を無駄にしないこと。
治国平天下	ちこくへいてんか	国を治め天下を平和にすること。
終始一誠意	しゅうしいつにいをまことにす	最初から最後まで誠意を尽くすこと。
十重二十重	とえはたえ	何重にも重なること。
心外無別法	しんげむべっぽう	心とは別に存在するものはないこと。
人事有憂楽	じんじにゆうらくあり	人の世に憂いや楽しみがあること。
人生足別離	じんせいはべつりにたる	人生には別れがつきもの。
水急不月流	みずきゅうにしてつきをながさず	強い心を持つことの大切さ。
勢不可使尽	いきおいつかいつくすべからず	調子が良い時も反省を忘れないこと。
地水火風空	ちすいかふうくう	万物を生成する五つの元素。
日日是好日	にちにちこれこうじつ	ありのままに生きれば全てが好日。
非理法権天	ひりほうけんてん	非は理に、理は法に、法は権に、権は天に勝たず。
必要不可欠	ひつようふかけつ	とても必要で欠かせないこと。
武芸十八般	ぶけいじゅうはっぱん	日本の武芸18種目。
武士道精神	ぶしどうせいしん	武士としての心構え。
本来無一物	ほんらいむいちもつ	事物は本来空であること。
摩訶不思議	まかふしぎ	非常に不思議なこと。
万物光輝生	ばんぶつこうきをしょうず	万物が生命の輝きを放つこと。
妙言無古今	みょうげんにこきんなし	真理は今も昔も変わらないこと。
無心得良悟	むしんりょうごをう	心を空にして物の道理を悟ること。
名月流素光	めいげつそこうをながす	名月が澄み渡り、月影が光を放つこと。
有志事竟成	こころざしあらばことついになる	強い志があれば成功すること。
寬如能容物	かんじょよくものをいる	寛大な心で物事を受け入れること。