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鏡開きの正しいやり方は?やってはいけない事は?

鏡開きのやり方

鏡開きのやり方と鏡餅を美味しくいただく方法!

鏡開きのやり方を知っていますか?逆にやってはいけないことを知っていますか?

冬の寒さが厳しくなると、多くの家庭で楽しみにしている鏡開きの時期がやってきます。

しかし、長い間保存していたお餅が硬くなってしまい、どうやって柔らかくするのか悩んでいませんか?そんなあなたの悩みを解決する方法があります。

この記事では、硬くなったお餅を再び柔らかくする簡単な方法を初心者にもわかりやすく解説します。

お正月の楽しみを最大限に味わうための秘訣、ぜひ知っておきましょう!

  • 鏡開きの際の具体的な手順
  • 鏡開きでやってはいけない事や注意点
  • 鏡開きの正しい日時
  • 鏡開きの意味と由来

鏡開きの正しいやり方

それでは具体的な鏡開きのやり方について記載してまいります。

この鏡開きは神様の依り代からパワーをいただくという意味がありますので、結構大切な風習なのです。

基本的に用意するものは、タオルと新聞紙と木槌(金槌でもOK)と濡れ布巾となります。

これがあれば鏡開きはできます。

鏡餅を下げる


最初にやらなければいけないことは鏡餅を下げることです。

ただし、鏡餅を下げるという行動には「神様の依り代にしていた物をお下げする」という意味がありますので、むげに動かすのはNGとなっています。

必ず感謝の気持ちを伝えながら下げるようにしてください。

汚れていたら丁寧に拭く


鏡開きまでの期間は地方によって異なります。

京都のような一部地域ならば4日には鏡開きを行うのでそこまで汚れませんが、関西では20日に鏡開きを行うところもあるので結構汚れてしまうのです。

なので、鏡餅についている埃や黴を固く絞った濡れ布巾などで丁寧に洗ってください。

ただし、カビが生えている場合は表面だけでなく餅の内部深くまでえぐった方が良いです。

具体的には3cm程度はえぐってください。

カビの菌は繁殖するときに枝分かれするように広がってしまい、しかもその枝分かれが見えないことが多いので安全のためにしっかりとえぐった方が良いのです。

人によっては「白カビだから大丈夫」とか「青カビだから大丈夫」といった考え方を持っていますが、どのカビでも大丈夫なものとアウトなものが混在しているので、カビが生えている箇所を食べるのは何であってもアウトと考えた方が良いです。

たとえば白カビの一部であるコウジカビはいわゆる醤油などの製造に活かされている有益なカビとされていますが、コウジカビの中にアフラトキシンという有毒なものもありますのでアウトといえるでしょう。

お餅を割る


お餅を割る方法は木槌や金槌を使って叩くことです。

ある程度乾燥してひび割れしているお餅ならば強く叩くと綺麗に割れることもありますが、粉々になって飛び散ってしまうこともありますので、新聞紙やタオルなどを敷いた上で行った方が良いでしょう。

少しずつ叩いてひび割れが発生してからおもいっきり叩くと割れやすくなります。

鏡開きの木槌の意味

鏡開きには年神様の依り代として飾ってあった鏡餅を下げて、木槌や手で開きます。 これは昔の武家の慣わしで刃物は切腹を連想させるから、また神様の依り代だった鏡餅に刃物を入れてはいけないからといった理由からです。 開いた鏡餅はさらに手で食べやすいサイズに分けます。

手でちぎる場合

叩くのはちょっと…という方は、鏡餅自体をやわらかくして手でちぎるのがオススメです。

お餅を半日程度水に浸けておき、ラップをかけて電子レンジで温めます。

くれぐれも手でお餅をちぎる際は、やけどに気を付けてくださいね。

硬くなったお餅を柔らかくする方法

硬いお餅を柔らかくする方法はいくつかありますが、鏡餅の場合は半日ぐらい鏡餅を水につけて柔らかくしてください。

その後はラップで包んで電子レンジで温めるだけです。

この時点でとっても柔らかくなるので、カビをとりたくても硬すぎてなかなかピンポイントでとれないという方は柔らかくしてからチャレンジすると良いでしょう。

レンジに入れるときはパックから取り出してラップに包むようにした方が良いでしょう。

お正月の三が日を過ぎると硬くなってしまったお餅を、つきたてのように柔らかくして伸びるお餅に戻す方法が紹介されています。具体的には、フライパンを使用して、サラダ油を薄く引き、お餅を焼く方法が示されています。焼き上がったお餅は、水を加えてさらに柔らかくすることができます。この方法で、硬くて食べられなくなったお餅も、再び美味しく食べることができるようになります。

ポイント:

  1. 硬くなったお餅を柔らかくするための方法として、フライパンを使用する。
  2. フライパンにサラダ油を薄く引き、お餅を焼く。
  3. お餅が焼けたら、水を加えてさらに柔らかくする。
  4. この方法で、硬くなったお餅も再び美味しく食べられるようになる。
  5. お餅が非常に硬くなった場合、焼く前に一晩水に浸けることで、柔らかくすることができる。

お餅を食べる


鏡餅を食べる方法は今なら色々とありますので、その中から気に入ったやり方を取り入れると良いでしょう。

お汁粉やお雑煮にするケースが多くなっていますが、かき餅にしたり肉巻きにする方法もありますので、有名なレシピサイトを巡ってみると良いでしょう。

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鏡開きでやってはいけないことは?

包丁を使って切る

鏡餅に対してのNG行動は刃物を使うことです。

木槌や金槌を使って砕くのがちょっと嫌だと思いついつい包丁を使いたくなるところですが、その行動は切腹に通じるということで昔はかなり嫌われていました。

また、刃物を使うことが神様に対しての無礼という考え方もあるので使わない方が良いかもしれません。

しかし、ハンマーを使ってしまうと後片付けがかなり面倒になってしまうので、そこまで縁起や風習を気にしないという方は使ってしまっても良いでしょう。

鏡餅の切り方

松の内が明ける前に食べる

鏡餅は、穀物神である年神様が正月の間に宿る依り代であるとされています。

そのため、松の内が明ける前に鏡開きをしてお餅を食べることは望ましくありません。

鏡餅を食べずに捨てる

鏡餅をいつまでも飾り続けることはせず、松の内が明けたあとは鏡開きをして食べるようにしてください。

長期にわたって鏡餅を飾ることは、家に来た神様に失礼な行為と見なされます。

鏡開きNG行為・禁止事項

  • 鏡餅を食べずにいる ⇒必ず食べる
  • 包丁などの刃物で切る ⇒手で割り砕くか槌で開く
  • 「割る」と表現する ⇒「開く」と表現する
  • 食べ残したり捨てたりする ⇒小さなかけらも残さず食べる
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鏡開きはいつやるの?


鏡開きをやるタイミングは地方によって異なります。

基本的には1月11日となっていますが、関西地方では15日か20日、京都と近畿の一部は4日となっているのです。

地域によって松の内が明ける日は異なり、鏡開きの日付にも下記のように違いがあります。

鏡開きの日付 松の内が明ける日 地域
1月11日 1月7日 東日本や九州など
1月15日もしくは20日 1月15日 関西を中心とする西日本
1月4日 1月15日 京都府と近隣の一部地域

鏡開きは20日と全国共通だったのですが、江戸の城下町で火事が多発してしまったために火がつけやすいお正月飾りはできるだけ早く片付けさせるために短くして1月11日にしたという説や、徳川家光の命日が4月20日だったので月命日の20日に縁起物の鏡開きをやらないほうがいいとして小正月の期間も減らして11日にしたという説があります。

京都や一部地域はお正月の三が日が終わったら直ぐに鏡開きをするという風習があるので、カビが生える前に鏡開きを実行できるでしょう。

九州地方では一月七日の夜には、大宰府天満宮で「鬼すべ」と呼ばれる祭事が行われますし、久留米市の大善寺垂宮で「鬼夜」という祭事が行われております。

これらの行事がいわゆるお正月の終わりとして認識されていたようで、鏡開きが11日になったと考えられています。

このように地方事の風習などによって鏡開きのタイミングが決まっている場所もありますので、引っ越しをした後は確認してみましょう。

 

鏡餅が真空パックに入っている時の開け方


昨今の鏡餅は小さなお餅が真空パックにたくさん入れられているというケースが多いです。

小さな切り餅や丸餅が入っているパターンならばそこまで気にする必要は無いのですが、ある程度の大きさとなっている餅が入っている場合はちょっと面倒です。

しかも、真空状態のお餅は湿っていることが多いのでいくら叩いても割れません。

この場合は熱いお湯の中に真空パックに入っているお餅丸ごと入れてしまい10分程度放置してください。

これでとっても柔らかくなったお餅が誕生するのであとはシールを剥がして取り出しましょう。

これでお餅もかなり柔らかくなっているのでちぎって細かくすることができます。

それでも柔らかい場合はラップをして電子レンジで温めてください。

ただし、温めたお餅はびっくりするぐらい熱くなっているケースがありますので、直に触るのは危険です。

鏡餅の美味しい食べ方は?


お汁粉やお雑煮が一般的ですが、おすすめなのがかき餅にしてしまうことです。

かき餅にするならお餅を1cmぐらいにするためしっかりと切った方が良いでしょう。

その後はフライパンに油を2cm程度入れて餅がつかないように入れて揚げるだけです。

敷き詰めすぎるとお餅がくっついてしまうのである程度間隔が空くようにしてください。

あとはお醤油をかけてできあがりです。

肉巻きにする場合は1cmくらいの拍子切りを行ってお肉で巻いて小麦粉をまぶして中火で焼くだけです。

外側に焼き目がついたら少量の水を入れて蓋をして蒸し焼きにしましょう。

味はお醤油や砂糖をくわえて調整してください。

お汁粉

ポイント:

  1. 材料: 小豆300g、水1200ml、砂糖200〜300g、塩小さじ1/2。
  2. 小豆の下ごしらえ: 熱湯に小豆を入れ、浮いた豆を取り除く。これにより、硬くて味の悪い豆を除去することができる。
  3. 煮方: 弱火で30分煮た後、ゆで汁を捨てる。再度、水を加えて30分煮る。豆が柔らかくなったら、砂糖と塩を加えて調味する。
  4. 注意点: 砂糖は豆が柔らかくなった後に加える。早く加えると、豆が柔らかくならない。
  5. 完成: 年糕を碗に入れ、上からおしるこを注ぐ。自分の好みの甘さに調整して楽しむ。

この動画は、おしるこの基本的な作り方をわかりやすく説明しており、初心者でも簡単に美味しいおしるこを作ることができるようになるでしょう。

お雑煮

ポイント:

  1. リュウジの実家のお雑煮のレシピは、小松菜とお餅のみを使用しています。
  2. このレシピは非常にシンプルで、誰でも簡単に作ることができます。
  3. お雑煮の材料や作り方は家庭によって異なるが、リュウジは彼の家族の伝統的なレシピを非常に誇りに思っています。
  4. 動画では、具体的な調理手順とともに、彼の家族のお雑煮の背景や思い出についても語られています。
  5. リュウジは、このシンプルなお雑煮の味を非常に気に入っており、視聴者にも試してみることをおすすめしています。

この動画は、リュウジの家族の伝統と彼の料理への情熱を通じて、シンプルながらも美味しいお雑煮のレシピを紹介しています。視聴者は、彼の家族の歴史や彼自身の料理に対する情熱を感じることができます。

揚げ餅

ポイント:

  1. 電子レンジを使用: このレシピの最大の特徴は、油を使用せずに電子レンジだけでおかきを作ることができる点です。これにより、調理が簡単で、ヘルシーなおかきができあがります。
  2. 3種類の味付け: 料理研究家ゆかりは、醤油、ブラックペッパー、黒蜜きな粉の3つの異なる味付けを紹介しています。これにより、同じおかきでも異なる風味を楽しむことができます。
  3. 切り餅の取り扱い: 切り餅は硬いため、切る際には注意が必要です。また、電子レンジで加熱する際には、お餅がくっつかないようにするためのヒントも提供されています。
  4. アレンジの提案: 動画の終わりには、他の味付けのアイディアやアレンジの提案もあり、視聴者が自分の好みに合わせて変更することができます。
  5. 視覚的なデモンストレーション: 料理研究家ゆかりは、各ステップを実際にデモンストレーションしながら説明しており、視聴者が理解しやすくなっています。

鏡餅のカビの取り方

カビを拭き取る

最初に、鏡餅の表面に発生したカビを、湿ったキッチンペーパーや同様のもので優しく拭き取ります。

この際、ペーパーが十分に湿っていることが重要です。

乾いたペーパーを使用すると、カビの胞子が舞いやすくなる可能性があるため、注意が必要です。

ゴシゴシこする必要はなく、カビの粉を軽く拭き取るだけで十分です。

次に進む際に、水を汚さないようにするための準備です。

水に一晩漬け置く

最初に、ボウルなどに水を注ぎ、そこに鏡餅を浸します。その後、一晩放置します。

これにより、鏡餅の表面が少し柔らかくなり、カビの部分を簡単に取り除けます。

以前は、この方法は水餅として知られ、大きな桶や樽に水を張り、鏡餅を保存するために使用されました。

これにより、空中に漂うカビの胞子から鏡餅を守ることができました。この保存方法は古典的な方法から派生しています。

ただし、一晩漬けただけでは、鏡餅の中心部分はまだ柔らかくなりません。

また、急いで今日食べたい場合は、簡単な方法を試すこともできます。

レンジで加熱する

皿に軽く湿らせた鏡餅を置き、ラップをかけてください。鏡餅の大きさによりますが、約20秒から30秒ほど加熱し、適度な硬さに戻すために取り出します。

加熱時間を過度に長くすると、鏡餅が柔らかすぎて包丁が入りにくくなる可能性があるので、ご注意ください。

特に、レンジ内でカビが広がらないように気をつけましょう。

鏡開きのやり方のまとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は鏡開きのやり方について記載して参りました。

鏡開きにはこのようにやり方やルールがある理由は昔ながらの風習にあります。

個人的に包丁を使ってはいけないと言われても、最終的な調理で使うことになってしまいますのでそこまで気にする必要は無いと考えています。

こういった風習は周りに迷惑をかけない程度に自分に都合よく解釈してしまう方がお得なので、やりやすい形にしてしまいましょう。

この記事のポイントをまとめてみますと

  • 鏡開きは新年の行事である
  • お餅を中心とした食事を楽しむ
  • 一般的に1月11日に行われる
  • 家族や親しい人々との絆を深める機会である
  • お餅は前年の感謝と新年の願いを込めて供える
  • 鏡開きは地域や家庭によって異なる
  • 伝統的な方法としては木槌で割る方法がある
  • 最近ではカットする方法も増えてきた
  • お餅は柔らかくしてから食べることが推奨される
  • 食べ過ぎに注意し、適量を心がけることが大切である

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