札幌雪まつり2024年の日程と会場はどこ?
札幌雪祭りは、日本国内のみならず世界各国から観光客が訪れる、日本を代表する冬のおまつりです。
今年は大通公園をメイン会場とし市民参加型コンテンツを実施するオンライン開催を組み合わせたハイブリッド開催となります。
そこで、知っていると絶対に役立つ情報や、寒さ対策の方法など、札幌雪まつりを10倍楽しむための出来る限りの内容をお届けしたいと思っています。
札幌雪まつり2024年の日程と開催会場は?
2024年2月4日(日)から2月11日(日・祝)の8日間
大通会場 西1丁目から西12丁目
つどーむ会場 札幌市スポーツ交流施設「つどーむ」
すすきの会場 南4条通から南7条通までの駅前通
札幌雪祭りのイベント会場と特長や楽しみ方!
さっぽろ雪まつりは、1950年当時雪捨て場だった大通り7丁目に、札幌市内の中・高生が6つの雪像を作ったのが始まりとされています。
1953年には、今やさっぽろ雪まつりの代名詞とも言われている大雪像が初めて作られ、そして1955年には雪像作りに自衛隊が参加するようになります。
また、1965年には真駒内会場が第二会場として誕生し(2005年に40年の歴史に幕を下ろす)、2006年から2008年はさとらんど会場が新設されるなど進化をしながら、現在は大通り会場をメインとした3つの会場から成り立っています。
では、3つの会場それぞれの特徴やイベントなどをご案内していきましょう。
大通り会場
さっぽろ雪まつりのメイン会場である大通会場。
1.5kmにも及ぶ大通公園には大小様々な雪像が並んでおり、歩きながら見る事が出来ます。
市民が参加した市民雪像のコーナーや、各会場にはテレビ局が雪まつり開催中に番組の放送スタジオとしても使用する大雪像や、国際雪像コンクールなどが開催されています。
最近では大雪像を利用したプロジェクションマッピングの上映が人気となっています。
また、大通公園は札幌の都心部にあり、市内各所へ出掛けるための交通アクセスにも優れています。
地下鉄大通駅は東西線、南北線、東豊線の3路線が全て通っているため、観光へ行くにもとても便利な場所となっています。
イベント会場名:大通会場
開催時間:いつでもご覧頂けます
住所:大通公園西1丁目~西12丁目
すすきの会場
氷の彫刻がメインとなるのがすすきの会場。
大通会場やつどーむ会場とはまた少し違った、すすきの会場ならではの独特の雰囲気をお楽しみ頂けます。
氷の中に入った魚な毛蟹が見られる他、協賛企業の氷像もユニークで見応えがあります。
そして何と言っても会場名でもある通りすすきのという立地にあるので、飲食店が数多くひしめき合っている北海道最大の歓楽街エリア。
外を歩いて寒さに凍えた体を、美味しい北海道の名物料理やお酒で是非癒して下さい。
イベント会場名:すすきの会場
開催時間:最終日のライトアップは22:00まで
住所:西4条通りから西6条通りまでの西4丁目線
つどーむ会場
つどーむ会場はさっぽろ雪まつりの第二会場となっています。
こちらでは雪で作ったロングすべり台や、川で使用するラフティングボードをスノーモービルで引っ張って滑走するスノーラフティングと言った、子供も大人も楽しめる体験型のイベントがメインの会場となっています。
また、「北海道うまいものストリート」と題して、北海道各地の美味しいものや名店の味が食べられる室内ブースがあります。
イベント会場名:つどーむ会場
開催時間:09:00~17:00
住所:札幌市東区栄町885番地1
札幌雪まつりを楽しむ服装や持ち物のポイントは?
(※画像のような雪道の滑り止めグッズなども便利です)
一年でもっとも寒いとされるのが2月です。
そのため、外出する際は北海道民であっても厳重な防寒対策をします。
ヒートテックなどの防寒下着を着て、さらに長袖のTシャツ、それにセーター、最後に厚手のコートというように重ね着をしましょう。
また、長時間外を歩く事になるので足元がとても冷えます。
靴はボア付のブーツなどがお勧めです。
さらに手袋や耳当てと肌が出ている部分が少ない方がよいと思います。
お子さんであればスキー用のジャンプスーツなどを着るのがよいでしょう。
つどーむ会場へ行かれて遊ぶ時には必要となります。
そして、あったら便利な持ち物としてご紹介したいのが、靴の滑り止めです。
北海道民は雪道を歩き慣れているものですが、道外からいらっしゃった方はつるつると滑る路面をなかなか上手に歩く事が出来ないと思います。
転倒事故で骨折をしたという話も聞きますので、滑り止めを購入してご自身の靴に装着する事をお勧めします。
滑り止めは駅の売店などで買う事が出来ます。
札幌雪まつりの見どころやおススメのポイントは?
さっぽろ雪まつりの見どころと言えば、何と言っても大通会場にある大雪像ではないでしょうか。
この大雪像は北海道にある各テレビ局がイベント開催中に番組の中継地点として利用するので、ゲスト出演するタレントや有名人などを間近で見る事が出来ます。
また、昼は白銀の世界が一面に広がりファンタジックな雰囲気ですが、夜になると雪像がライトアップされ一際ロマンチックな気分を味わえますので、時間に余裕がある場合は是非、昼と夜の2回に分けて雪像を見るのもお勧めえす。
さらに、雪まつり会場内を歩いて見るのもよいですが、大通会場周辺にはホテルがたくさんあります。
宿泊の際には大通に面したホテルを予約すると、部屋から見下ろすように大通会場を見る事が出来、その景色がまた格別なものとなっています。
雪まつりで注意しておきたいポイント【混雑や移動手段など】
大通会場、すすきの会場周辺は札幌の都心部という事もあり、普段から道路は渋滞しています。
また、付近の駐車場も満車状態が続くため空いているところを探すだけで時間が掛かってしまうかも知れません。
比較的朝の早い時間帯は空いているようなので、どうしても混雑を避けたい場合は早めに行動されるのがよいでしょう。
また、つどーむ会場については自家用車での乗り入れは出来ない事になっています。
大通会場からつどーむ会場までのシャトルバスが運営されている他、地下鉄大通駅から東豊線で栄町へ行き、そこからシャトルバスに乗る方法もあります。
ちなみに地下鉄栄町駅からつどーむ会場までは、徒歩で10分ほどとなっています。
雪まつりの後、雪像はどうするの?
雪まつりが終わると、危険を防止するために翌日には雪像は解体されてしまいます。
朝の8時くらいから作業が始まり(非公開)圧巻の大きさを誇って作られていた大雪像もみるみるうちにただの雪の塊となっていきます。
ちなみにすすきの会場の氷像は、雪まつり終了の深夜から解体されてしまうそうです(こちらも非公開)。
詳しい時間を告知しないのは、周囲に人が集まり過ぎて事故などが起きないようにとの事らしいのですが、最近では雪まつり最終日にツアーでやって来て、雪像を楽しんだ後に翌日の解体の様子を見て帰るというスケジュールを組んでいる旅行会社もあるようです。
また、ご覧になる際には、怪我などをなさらないように安全な場所で見守って下さいね。
札幌雪まつりのまとめ
いかがだったでしょうか。
防寒をしっかりし転倒防止の策を講じて、是非さっぽろ雪まつりをとことん楽しんで下さい。
では最後に、「北海道ならでは」の楽しみ方を2つご紹介して終わりたいと思います。
まず1つ目は、気温が氷点下近くになる極寒の中で食べるラーメンの味を是非味わってみて下さい。さっぽろ雪まつり会場では、外でラーメンを食べられる屋台風なお店も出店しています。
また、ラーメンじゃなくても甘酒やホットワインのような温かい飲み物でもよいでしょう。冷え切った体に温かいものが、体の芯まで行き届く感じは北海道ならでは、ではないでしょうか。
それともう1つは、宿泊先のホテルで部屋の温度を高めに設定してセーターなどの厚着を止め、Tシャツ一枚でキンキンに冷えたビールを飲んでみて下さい。
北海道の住宅は気密性が非常に高く、またストーブをガンガン焚いているので家の中では以外に薄着という方も多いのです。
そして、その中で飲む冷えたビールがとにかく美味しい!アルコールが苦手な方ならアイスクリームもよいでしょう。
どちらも北海道ならではと言えるので、是非チャレンジしてみて下さいね。
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