白寿祝いの食事は何がおススメなのでしょうか。
予算はどのくらいがベストなのか気になります。
白寿祝いの食事をどうしようか悩んでいる方に、参考になる内容でまとめています。
家族や親戚などにこれから白寿を迎える方がいる場合は、ぜひ一度ご覧頂けると幸いです。
白寿祝いの食事は何がオススメ?
自宅で食事を行うのであれば、白寿を迎える方の好きな物をメインに、縁起の良い食材や料理を選ぶのがよいでしょう。
具体的にはめでたいの「鯛」や、長寿の象徴である「海老」、「赤飯」などは、白寿祝いの食事にお勧めです。
また、白寿祝いは99歳をお祝いするものですよね。
いくら白寿を迎える方が脂っこいものが好きでも、油をたくさん使った料理ばかりを出すのは考えなくてはいけまえん。
同様に縁起が良い食材でも、固すぎるものは避けた方がよいでしょう。
白寿祝いの翌年は百寿祝いです。
来年もみんなでお祝いできるよう、健康にも気を配った食事になるように心がけてみましょう。
白寿祝いの食事予算はどのくらい?
白寿祝いの食事予算は5,000~100,000円程度になります。
金額に差があるのは、白寿祝いの食事を「どこ」で、「何人」が行うかによって、金額がかなり変わってしまうからです。
自宅にて家族3人でお祝いをする場合であれば、食事の量はおのずと少なくなりますよね。
出前でお寿司をとったり仕出しを利用しても、10,000円程度で収まるのではないでしょうか。
これに対して、高級レストランや料亭での食事となると、1人あたり5,000~20,000円程度が必要になります。
家族5人で出かければ25,000~100,000円程度になってしまいますよね。
このように、白寿祝いの食事はケースによって金額に違いが出やすくなってしまいます。
お祝いする側としては、せっかくのお祝いですしできれば盛大に行いたいと思ってしまいますが、それだと予算を大きく超えてしまうこともあるでしょう。
白寿祝いの食事をどのようにしたらよいか悩んでしまう場合は、予算をあらかじめ決めて、その予算内でできる食事内容を考えた方がよいかも知れませんね。
食事はどこですると喜ばれる?
白寿祝いの食事のお勧めの場所をまとめてみました。
ホテル
白寿を始めとした長寿祝いのプランがあるホテルや旅館なら、食事の内容が長寿祝いに合わせたものであったり、ちゃんちゃんこや頭巾などの無料貸し出し、ケーキや花束の用意を行っているなど、手配の手間がかからないのでお勧めです。
また、食事の後に部屋でゆっくりすることができ、個室や部屋食が選択できれば他のお客様を気にせず家族で食事を楽しむこともできますよ。
温泉付きのホテルや旅館なら、ちょっとした旅行気分も味わえるので、白寿祝いに特別な日を演出したいならぴったりですよね。
レストラン
プロの作った綺麗で豪華な料理を味わうならレストランがよいでしょう。
白寿を迎える方の好みによって、フレンチ、中華、イタリアンなどジャンルを選べるのもレストランの良いところですよね。
白寿祝いの食事でレストランを利用するなら、いつもよりワンランク上のお店がお勧めです。
同行者に小さなお子さんがいる場合は、家族でゆっくりとくつろげる個室のあるお店を選ぶのもポイントです。
また、エレベーターやエスカレーターのないお店の2階以上の会場は、白寿の方の移動に不便を感じることもあるので、できれば1階の会場を選ぶのも注意しておきたいことです。
料亭
料亭は格式が高く、白寿祝いなどの長寿祝いをするにはふさわしい場所と言えるでしょう。
和食会席が頂けるので、白寿の方の口にも合いやすい料理が多く、安心感がありますよね。
ただし、料亭の中には未就学児の入店ができないところもあるので、同行者に小さなお子さんがいる場合は注意が必要です。
また、座敷が多いので足腰に不安がある時はテーブル席を予約するのがよいでしょう。
自宅
白寿を迎える方の中には、レストランや料亭、ホテルへの移動にわずらわしさを感じる方も少なくありません。
自宅で食事を行えば移動の必要がないので、気分良くお祝いに参加して頂けるのではないでしょうか。
自宅での食事では家族が食事の準備や後片付けをする必要がありますが、出前のお寿司や仕出し料理を上手く利用すると、豪華なテーブルになりますよ。
小さなお子さんがいても安心ですし、疲れたらすぐに横になれるのも自宅で行う食事のメリットですよね。
食事をするタイミングはいつがいいの?お祝いのその日がベスト?
白寿祝いの食事をするタイミングは、お祝いと同じ日というケースが多いです。
ただし、白寿祝いと食事を必ず同じ日に行わなければならないということでありません。
白寿は99歳をお祝いするもののため、99歳の誕生日に白寿祝いをすることが多いのですが、本人の体調や参加する方の都合などによっては白寿祝いと食事が別日になることもあります。
例えば、長寿祝いは本来数え年で行われていました。
数え年では誕生日は関係なく、誰もが一斉に正月(元日)に年を取るので、白寿祝いも正月に行います。
しかし、正月は正月祝いがあるので、白寿祝いのための食事なのか正月のための食事なのか、曖昧になってしまう部分がありますよね。
そのため、正月に白寿祝いを行った後、改めて誕生日など他の日に白寿をお祝いした食事の席を設けることもあるようです。
白寿祝いの食事をするタイミングは臨機応変に対応が可能なので、「お祝いとタイミングを合わせなくてならない」と思い込みすぎずに予定を立ててみるのがよいでしょう。
白寿祝いの基本的なマナー
せっかくのお祝いに水を差さないように、白寿祝いで気を付けることは事前に知っておきたいですよね。
白寿祝いの基本的なマナーをご紹介します。
本人の意思や気持ちを尊重する
世界一の長寿国である日本でも、白寿を迎えることは大変おめでたいことですよね。
そのため、家族や親戚は盛大なお祝いを計画することがありますが、実は高齢者の中には長寿祝いに対して良いイメージを持っていない方もいます。
これは、「長寿祝いを行うと早死にする」という言い伝えが原因です。
もちろん単なる迷信ですが、少なからず信じている方にとっては長寿祝いはできれば避けたい行事の一つになっています。
このようなことから、白寿祝いを行う時は本人の承諾を得ておくことが大切になります。
贈り物には熨斗をつける
熨斗は身内に贈る物には必要がないという意見もありますが、白寿というおめでたい日に敬意を示すためにも、贈り物には熨斗をつけるのがよいでしょう。
熨斗とは本来は熨した鮑が入った飾りのことのみを指しますが、近年は贈り物にかける白い紙に水引き(紐状のもの)と飾りを印刷した熨斗紙のことを指すケースが多いです。
まとめ
白寿祝いの食事は特に決まりはありませんが、白寿を迎える方の好みを中心に、縁起が良い鯛や赤飯などを選ぶのが良いでしょう。
白寿を迎える方がイタリアンやフレンチなどの洋食を好む場合は、レストランでの食事を検討してみるのもお勧めです。
白寿祝いの食事予算については5,000~100,000円程度と幅広くなっており、食事をする場所や食事に参加する人数によってかなり差があります。
高級レストランや料亭での食事となると、予算を大きく超えることもあるでしょう。
人数が多い場合などはある程度の予算を先に決めてから、予算内で収まるように場所や食事の内容を決めるのがよいかも知れませんね。
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