シルバーウィークとはどういう意味?2023年はいつからいつまでで最大何連休?
社会人にとっても学生にとっても意識することと言ったらやはり連休です。
今回は9月の連休として扱われているシルバーウィークの意味などを解説しつつ、2023年はいつからいつまでなのか、最大何連休になっているのかを見ていきましょう。
そもそもその名前の由来はどうなっているのか、大型連休になったりならなかったりするけどいったいどうしてなのか、大型連休になるのはいったい何年ごろなのかもチェックしていきます。
2023年シルバーウィークは最大何連休(いつからいつまで)あるのか?
最初に結論を記載してしまうと、2023年の9月は敬老の日が月曜日で秋分の日が土曜日となっているので大型連休になっていません。
敬老の日による16日から始まる3連休で終わりです。
むしろ土曜日がお休みという学生や社会人にとっては祝日が減る状態になっているので、このカレンダーを見てがっかりした人も多いでしょう。
このようにシルバーウイークは大型連休にならなかったりすることもあるので、カレンダーをチェックしている人にとっても宝くじ感覚で見ている人が多いと思います。
シルバーウィークとは?
筆者が調べたところ以下のような書き込みがありました。
これを見るとわかるように、9月に発生する大型連休のこととなります。
ここでさらに掘り下げた説明を見てみると、JTB総合研究所さんがわかりやすい解説をしています。
それが『ハッピーマンデーの施行により、2003(平成15)年に敬老の日が9月第3月曜日となった。秋分の日が21日、22日、23日のいずれかでかつ水曜日の場合、間に挟まれた火曜日が祝日法の規定により休日となり、土曜日からの5連休が実現する。』というものです。
これは2000年に行われた成人の日が1月の第2月曜日に移動したのを皮切りに始まった法改正であるハッピーマンデー制度によるところが大きく、2003年には海の日が7月第3月曜日に移動し、敬老の日が9月第3月曜日に移動しました。
この祝日の移動によって発生した大型連休なのです。
シルバーウィーク名前の由来やきっかけは?
名前の由来はゴールデンウィークの対となるような言葉として誕生したといわれています。
敬老の日が入っているからシルバーという名称になったのではありません。
また、この名前になった経緯もいくつかありましたが、有力とされている節は三菱電機ビルテクノサービスが2008年頃に行ったアンケート結果にあるとされています。
こちらのアンケートの内容はシンプルで「9月の大型連休が初めて発生したのでこちらに名称を付けるけど何にするのか?」といったものでした。
その結果、「春の大型連休がみなさんご存じのゴールデンウィークなので、こちらはシルバーウィークにしよう!」というのが多くの方々の回答だったようです。
このアンケートが各種メディアで紹介されることになってシルバーウィークの知名度が一気に広まり、秋の大型連休がシルバーウィークであるという認識が広まりました。
ただし、当時からそういったニュースや報道を一切見ないという人は知らないという方も多数いたので、直球で『秋の大型連休』という表現をする人や『秋のゴールデンウィーク』という表現する人が結構いたようです。
今ではある程度浸透したので、そういった呼び方をする人も減ったのではないでしょうか。
シルバーウィークが大型連休になる条件は?
シルバーウィークが発生するにはうまく連休が配置される必要があります。
その条件は『シルバーウィークとは・観光用語集 – JTB総合研究所』のサイトでも解説しているように『秋分の日が21日、22日、23日のいずれかでかつ水曜日の場合』です。
もっとざっくりと説明すると、秋分の日が水曜日になれが大型連休が発生します。
その位置に秋分の日が来ると、間の平日も休みになるので5連休になります。
秋分の日が火曜日でも4連休にはなるので、ある程度まとまったお休みになるので個人的にはこれもシルバーウィークと思っているのですが、5連休にならないとシルバーウィークと呼ばない方々もいるようでここら辺はその人の考え方の部分も大きいと思います。
祝日と祝日の間の平日は休みってどういうこと?
『国民の祝日に関する法律』の第3条3項の定義に以下の記載があります。
1 第三条 「国民の祝日」は、休日とする。
2 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
3 その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。
シルバーウィークに条件を当てはめると、9月第3月曜日と9月23日頃に発生する秋分の日が水曜日になると間の火曜日が休日になって、大型連休が発生します。
ちなみに、国民の祝日ではなく休日になるということです。
祝日は『国民の祝日に関する法律』の第2条で定められた16種類のものだけが対象であり、それ以外の休みは休日になります。
次回訪れる最大のシルバーウィークはいつ?
2026年は秋分の日が23日でそれが水曜日なので、間の火曜日が国民の休日となって5連休となります。
秋分の日の決定は国立天文台が天体の起動によって計測によって定まっており、秋分の日が何時になるのかもすでに発表されているのでシルバーウィークになるかどうかも予測できるということなのでしょう。
ちなみに、前回の5連休は2015年だったのでもう忘れてしまったという人も多いと思います。
シルバーウィークの過ごし方は?
これはいろんな人たちの意見がありますが、結論をいうと自宅で過ごす人が圧倒的に多かったです。
こちらの『シルバーウィークの過ごし方調査~「3連休」が半数以上。24%の人が外食を予定【ぐるなびリサーチ部】~ ぐるなび通信』で2022年のシルバーウィークの過ごし方をアンケートで確認しているのですが、その結果多かった回答が自宅で過ごすか外食かショッピングだったのです。
某ウイルスが大暴れし続けているので旅行するという人も2022年は少なかったという見方もありますが、著しい物価高の影響で少しでも散財を減らすという考え方も出ているのかもしれません。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はシルバーウィークの由来や2023年はどうなっているのかを解説しました。
秋分の日は太陽の動きによって定まっているため土日と重なることは多々あります。
2023年はまさにその土日に重なる状態だったので、連休が減ったと憤慨する人も多いでしょう。
特に、土曜日に重なるとスライドしてお休みなるというケースはほとんどないので悲しみに暮れる人も多いと思います。
そんな人でも2026年は大型連休が発生するとうい情報で、何とか前向きにとらえてもらいたいです。
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