シルバーウィークとはどういう意味?2024年はいつからいつまでで最大何連休?
社会人にとっても学生にとっても意識することと言ったらやはり連休です。
今回は9月の連休として扱われているシルバーウィークの意味などを解説しつつ、2024年はいつからいつまでなのか、最大何連休になっているのかを見ていきましょう。
そもそもその名前の由来はどうなっているのか、大型連休になったりならなかったりするけどいったいどうしてなのか、大型連休になるのはいったい何年ごろなのかもチェックしていきます。
2024年シルバーウィークは最大何連休(いつからいつまで)あるのか?
2024年の秋分の日は9月22日(日)に設定され、翌日の23日(月)が振替休日となることで、9月のカレンダーはちょっとした特別な構成を見せています。
この年の敬老の日は9月16日(月)に設定されており、秋分の日との間に数日の空白があるため、残念ながら、待ちに待ったシルバーウィーク(5連休)を楽しむことはできません。
しかし、この年の9月はそれでも小さな楽しみを提供しています。
まず、敬老の日を含む9月14日(土)から16日(月)までの3連休があります。
この連休は、家族でのんびり過ごしたり、近場での小旅行に最適です。
さらに、秋分の日と振替休日を含む9月21日(土)から23日(月)までのもう一つの3連休があります。
この連休は、秋の始まりを感じながら、少し遠出を計画するのにぴったりかもしれません。
さらに、平日に有給休暇を利用することで、4連休や5連休を作ることも可能です。
たとえば、9月17日(火)や18日(水)に休暇を取れば、4連休を楽しむことができます。
また、9月19日(木)と20日(金)に休暇を取れば、5連休となり、さらに長い休暇を楽しむことができます。
このように、2024年の9月は、シルバーウィークはないものの、賢く休暇を利用することで、秋の素敵な時間を存分に楽しむことができるでしょう。
家族や友人との時間を大切にし、リフレッシュする絶好の機会となりそうです。
日付 | 曜日 | 休日・イベント | 連休の構成 |
---|---|---|---|
9月14日(土) | 土曜日 | 通常の週末 | 3連休の開始日(第1回) |
9月15日(日) | 日曜日 | 通常の週末 | |
9月16日(月) | 月曜日 | 敬老の日 | 3連休の最終日(第1回) |
9月17日(火) | 火曜日 | – | 有給休暇で4連休に拡張可能 |
9月18日(水) | 水曜日 | – | 有給休暇で5連休に拡張可能 |
9月19日(木) | 木曜日 | – | 有給休暇で5連休に拡張可能 |
9月20日(金) | 金曜日 | – | 有給休暇で4連休に拡張可能 |
9月21日(土) | 土曜日 | 通常の週末 | 3連休の開始日(第2回) |
9月22日(日) | 日曜日 | 秋分の日 | |
9月23日(月) | 月曜日 | 振替休日 | 3連休の最終日(第2回) |
9月の連休は2回あり、それぞれ3日間の長さです。
また、平日に有給休暇を組み込むことで、最大5連休まで拡張することが可能です。
例えば、9月17日と18日に休暇を取れば、最初の3連休を5連休にすることができます。
同様に、9月19日と20日に休暇を取ることで、2回目の3連休を5連休に拡張できます。
このようにテーブルを使うと、休日のスケジュールが一目でわかり、計画を立てやすくなります。
2024年9月は、少しの工夫で長い休暇を楽しむ絶好の機会を提供してくれています。
シルバーウィークとは?
筆者が調べたところ以下のような書き込みがありました。
これを見るとわかるように、9月に発生する大型連休のこととなります。
ここでさらに掘り下げた説明を見てみると、JTB総合研究所さんがわかりやすい解説をしています。
それが『ハッピーマンデーの施行により、2003(平成15)年に敬老の日が9月第3月曜日となった。秋分の日が21日、22日、23日のいずれかでかつ水曜日の場合、間に挟まれた火曜日が祝日法の規定により休日となり、土曜日からの5連休が実現する。』というものです。
これは2000年に行われた成人の日が1月の第2月曜日に移動したのを皮切りに始まった法改正であるハッピーマンデー制度によるところが大きく、2003年には海の日が7月第3月曜日に移動し、敬老の日が9月第3月曜日に移動しました。
この祝日の移動によって発生した大型連休なのです。
シルバーウィーク名前の由来やきっかけは?
名前の由来はゴールデンウィークの対となるような言葉として誕生したといわれています。
敬老の日が入っているからシルバーという名称になったのではありません。
また、この名前になった経緯もいくつかありましたが、有力とされている節は三菱電機ビルテクノサービスが2008年頃に行ったアンケート結果にあるとされています。
こちらのアンケートの内容はシンプルで「9月の大型連休が初めて発生したのでこちらに名称を付けるけど何にするのか?」といったものでした。
その結果、「春の大型連休がみなさんご存じのゴールデンウィークなので、こちらはシルバーウィークにしよう!」というのが多くの方々の回答だったようです。
このアンケートが各種メディアで紹介されることになってシルバーウィークの知名度が一気に広まり、秋の大型連休がシルバーウィークであるという認識が広まりました。
ただし、当時からそういったニュースや報道を一切見ないという人は知らないという方も多数いたので、直球で『秋の大型連休』という表現をする人や『秋のゴールデンウィーク』という表現する人が結構いたようです。
今ではある程度浸透したので、そういった呼び方をする人も減ったのではないでしょうか。
シルバーウィークが大型連休になる条件は?
シルバーウィークが発生するにはうまく連休が配置される必要があります。
その条件は『シルバーウィークとは・観光用語集 – JTB総合研究所』のサイトでも解説しているように『秋分の日が21日、22日、23日のいずれかでかつ水曜日の場合』です。
もっとざっくりと説明すると、秋分の日が水曜日になれが大型連休が発生します。
その位置に秋分の日が来ると、間の平日も休みになるので5連休になります。
秋分の日が火曜日でも4連休にはなるので、ある程度まとまったお休みになるので個人的にはこれもシルバーウィークと思っているのですが、5連休にならないとシルバーウィークと呼ばない方々もいるようでここら辺はその人の考え方の部分も大きいと思います。
祝日と祝日の間の平日は休みってどういうこと?
『国民の祝日に関する法律』の第3条3項の定義に以下の記載があります。
1 第三条 「国民の祝日」は、休日とする。
2 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
3 その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。
シルバーウィークに条件を当てはめると、9月第3月曜日と9月23日頃に発生する秋分の日が水曜日になると間の火曜日が休日になって、大型連休が発生します。
ちなみに、国民の祝日ではなく休日になるということです。
祝日は『国民の祝日に関する法律』の第2条で定められた16種類のものだけが対象であり、それ以外の休みは休日になります。
次回訪れる最大のシルバーウィークはいつ?
2026年は秋分の日が23日でそれが水曜日なので、間の火曜日が国民の休日となって5連休となります。
秋分の日の決定は国立天文台が天体の起動によって計測によって定まっており、秋分の日が何時になるのかもすでに発表されているのでシルバーウィークになるかどうかも予測できるということなのでしょう。
ちなみに、前回の5連休は2015年だったのでもう忘れてしまったという人も多いと思います。
シルバーウィークの過ごし方は?
これはいろんな人たちの意見がありますが、結論をいうと自宅で過ごす人が圧倒的に多かったです。
こちらの『シルバーウィークの過ごし方調査~「3連休」が半数以上。24%の人が外食を予定【ぐるなびリサーチ部】~ ぐるなび通信』で2022年のシルバーウィークの過ごし方をアンケートで確認しているのですが、その結果多かった回答が自宅で過ごすか外食かショッピングだったのです。
某ウイルスが大暴れし続けているので旅行するという人も2022年は少なかったという見方もありますが、著しい物価高の影響で少しでも散財を減らすという考え方も出ているのかもしれません。
シルバーウィークのまとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はシルバーウィークの由来や2024年はどうなっているのかを解説しました。
2026年は大型連休が発生するとうい情報で、何とか前向きにとらえてもらいたいです。
コメント