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夏本番の意味や由来は?いつからいつまでのことなの?

夏本番について!地球温暖化の影響があるって本当?

気温がどんどんと上昇して暑さが本格的になってくると、天気予報などで「夏本番を迎えました」という言葉を耳にすることがあります。

夏本番と聞くと、強烈な暑さをイメージしてしまうので少々身構えたくなる気持ちになりますが、そもそも夏本番とはいつからいつまでのことを言うのでしょうか。

また、世界平均地上気温は1880年から2012年の期間に、0.85度上昇したと言われています。

地球温暖化は、夏本番に何か影響を与えているのでしょうか。

そこで今回は夏本番について調べてみました。

夏本番の意味や、地球温暖化との関係の他、夏の挨拶である暑中見舞い、残暑見舞いなども合わせてご紹介します。



夏本番の意味や由来


本格的な夏の到来を感じさせる「夏本番」という言葉ですが、夏本番に明確な意味や由来はないと言われています。

しいて言えば、本番という言葉からイメージされる『夏の期間において暑さがピークになること』や『夏の暑さが盛りとなること』が、夏本番の定義となるのかも知れません。

それにしても、明確な定義がないにも関わらず、天気予報などで「夏本番を迎えました」と聞くと、やってくる暑さに身構えてしまう方も多いのではないかと思います。

改めて言葉の持つ力の強さを感じてしまいますよね。

夏本番はいつからいつまで ?


夏本番に明確な定義がないことから、夏本番の期間についてもはっきりと「いつからいつまで」とは言えません。

とは言え、天気予報などでは「夏本番を迎えました」と使われますよね。

これは、気象庁が発表する『梅雨明け宣言』が関係していて、一般的に梅雨が明けた後は気温がどんどんと上がるため、このタイミングをもって夏本番としているところが多いようです。

ちなみに、2019年の関東地方の梅雨明けは7月29日だったことから、“梅雨明け=夏本番”で考えると夏本番は8月に入ってからになります。

とは言え、近年は7月でも40度を記録するなど、猛暑、酷暑とされる日もあることから、必ずしも“梅雨明け=夏本番”とは言えないのが現状です。

なお、旧暦では毎年7月23日前後を〖大暑〗として、この時期が一年で最も暑くなるとしていました。

旧暦と新暦には1ヵ月から1ヵ月半ほど日数にズレがあるため、新暦で換算すると8月の下旬から9月の上旬となります。

近年は9月の暑さを残暑と言えないほどピークが続いていることからも、夏本番は7月~9月と長期に渡ると考えた方がよいのかも知れません。

地球温暖化の影響がある?


夏本番と言われる暑さのピークが長いことや、最高気温が40度を超える日が増えているのは、地球温暖化が一つの原因と言われています。

世界の平均気温はこの100年で0.69度上昇していると言われています。

しかし、日本の場合は東京や大阪、名古屋と言った大都市において、地球温暖化だけではなくヒートアイランド現象による気温上昇も起こっており、平均気温は100年で3度も上昇しているのです。

これにより、東京では年間で30度以上となる時間が、1980年代に比べて2000年代では2倍になっていると言われています。

つまり、昔は「今が暑さのピーク」と感じる期間が短かったのに対し、現代では7月も8月も9月も暑く、ピークが長く続く傾向にあります。

2018年には8月の上旬に全国各地で最高気温を記録し、暑さのピーク(夏本番)がやって来たと思っていたら、中旬に一度落ち着いた後、再び8月下旬から9月上旬にかけて暑さのピークがやってきたと言われています。

このようなことから、現代では夏本番を期間で表すのは、極めて難しいと考えられています。



「暑中」と「残暑」の期間の違いは?


夏の時期に出す挨拶状に「暑中見舞い」と「残暑見舞い」があります。

どちらも相手の健康を伺うものですが、この2つは出す時期に違いがあります。

暑中

暑中見舞いを出す「暑中」の期間については諸説あり、旧暦の小暑と大暑を合わせた期間を暑中とする説や、夏の土用の期間(立秋前の18日間)とする説、さらに梅雨明け後を暑中とする説があります。

旧暦の小暑と大暑を合わせた期間とする説の場合、小暑は毎年7月7日頃となりますが、この時期はまだ暑さがピークとは言えませんよね。

そのため、多くの方は梅雨が明けて、天気予報などで「夏本番です」という言葉が聞かれるようになってから、暑中見舞いを出すようです。

残暑

残暑は立秋後のことを指します。

立秋は毎年8月7日頃なので、現代の感覚ではとても秋の始まりとは言えませんが、残暑見舞いを出す時は暦の上で秋となる立秋が目安となります。

ちなみに残暑見舞いを出す期間については、一般的には立秋から8月の末までとなっています。

暑中見舞いの挨拶の書き方


暑中見舞いは、最初に〖暑中お見舞い申し上げます〗と入れ、その次に時候の挨拶、相手を気遣う文章へと続きます。

ここでは、「何を書いたらよいのか悩む」と言う方が多い、時候の挨拶及び相手を気遣う文章の例文をご紹介しますので、参考になさってみて下さい。

・暑い日が続いておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・梅雨が明けた途端、猛烈な暑さとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
・暑い日が続きますが、お元気ですか。
・蝉の声が日増しに賑やかになってきましたが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
・暑い日が続いておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。
・猛暑が続いておりますが、ご家族の皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
・盛夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
・大暑の候 平素は格別のお引き立てにあずかり厚く御礼申し上げます。

残暑見舞いの挨拶の書き方


残暑見舞いについても、最初に〖残暑お見舞い申し上げます〗と入れ、次に時候の挨拶、さらに相手の体調を気遣う文章を書くのは変わりません。

しかし、暑中見舞いと残暑見舞いは出す時期が違うため、時候の挨拶が異なります。

そこでここでは、残暑見舞いに使える時候の挨拶と相手の体調を気遣う文章をご紹介します。

・相変わらずの暑さが続いておりますが、皆様お変わりありませんか。
・立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
・今年はことの他猛暑となっておりますが、お元気でお過ごしのことと存じます。
・お盆を過ぎてもなお厳しい暑さが続いておりますが、皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。
・立秋を迎えいくぶんしのぎやすくなって参りました。皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます。
・朝晩は涼しく感じられるようになって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
・猛暑が続いておりますが、皆様にはますますご健勝のことと存じます。
・残暑の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

まとめ

天気予報などでよく聞く「夏本番」ですが、夏本番はいつなのか?という疑問に対して、明確な定義はないことがわかりました。

現状では気象庁が発表する梅雨明け後を夏本番とする場合が多く、実際に気温もこのタイミングでどんどんと高くなっていきます。

特に8月に入ると連日真夏日、猛暑日を記録する地域も増えてくるので、体感的には8月が夏本番と感じる人が多いかも知れません。

近年の異常な気候は地球温暖化の他、日本においては大都市圏のヒートアイランド現象も関係していると言われています。



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