とうかさんってどんな祭りなんだろう?と気になっている方、いませんか?
広島の夏を彩る伝統的な祭り、とうかさんは、長い歴史とともに毎年多くの人々に親しまれています。
でも、具体的にどんな祭りなのか、いつ行われるのか、そしてその特徴や日程が分からないと、訪れる計画を立てにくいですよね。
この記事では、とうかさんの歴史や見どころ、2024年の日程について詳しくご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、夏の素敵な思い出を作ってくださいね。
- とうかさんがどんな祭りか分かります。
- とうかさんの歴史や由来について理解できます。
- 2024年のとうかさんの日程と開催時間が分かります。
- 祭りの見どころや交通規制について詳しく知ることができます。
とうかさん(ゆかた祭り)はどんな祭り?2024年の開催日程は?
どんな祭り?
「とうかさん」というお祭りは、広島市中区にある圓隆寺の大事な守り神である「稲荷大明神」を祝うものです。
広島には三つの大きなお祭りがあり、「えびす大祭」「住吉祭」と並んで、この「とうかさん」もその一つです。
別名「ゆかたの着始め祭り」としても知られ、このお祭りの時期になると、広島の街ではきれいな浴衣を着た女性たちがたくさん見られるようになります。
圓隆寺の境内に参拝に訪れる人の数はなんと8万人にもなります。
まさに広島の夏を代表するお祭りで、多くの市民に親しまれているのです。
項目 | 内容 |
---|---|
お祭り名 | とうかさん |
場所 | 広島市中区 圓隆寺 |
守り神 | 稲荷大明神 |
別名 | ゆかたの着始め祭り |
参拝者数 | 約8万人 |
他の大祭 | えびす大祭、住吉祭 |
このように、とうかさんは広島の夏を彩る大切なお祭りとして、多くの人々に楽しまれています。
開催日時と時間
日付 | 曜日 | 開門時間 |
---|---|---|
6月7日 | 金曜日 | 11時~23時 |
6月8日 | 土曜日 | 10時~23時 |
6月9日 | 日曜日 | 10時~22時 |
開催場所
- 場所:とうかさん圓隆寺
- 住所:広島県広島市中区三川町8-12
お問い合わせ
- 電話番号:082-241-7420(とうかさん祭禮委員会)
公式サイトとSNS
- 公式サイト:とうかさん公式サイト
- Twitter:とうかさんTwitter
- Facebook:とうかさんFacebook
このお祭りは、毎年6月の第一金曜日から日曜日にかけて行われ、多くの人でにぎわいます。
みなさんもぜひ、とうかさんにお越しください。お友達やご家族と一緒に楽しい時間を過ごしましょう!
とうかさんの動画
大祭中の行事
初日:御開帳法要
2日目:お焚き上げ法要
最終日:御閉帳法要
とうかさんの見どころ
- 浴衣の着始め祭りなので多くの浴衣姿の人で賑わう
- 祭りの期間のみ御開帳される稲荷大明神の御神体
- 中央通りから境内にかけて並ぶ1000軒もの露店
- 円隆寺の境内に、飾られた500個の提灯
- 和太鼓や、よさこいなどのパフォーマンスがある多彩なイベント
とうかさんの交通規制
中央通りの八丁堀交差点~三河町交差点間が、歩行者天国になります。
最終日の中央通りは、歩行者天国にはなりません。
※圓隆寺付近の一部区間のみ交通規制あり。
とうかさんの名前の由来
『とうかさん』の名前の由来は圓隆寺の境内に祭られる稲荷大明神の稲荷を音読みで親しみをこめ「とうか」さんと呼んだ事によるそうです。
人々が無病息災を祈願し浴衣姿で踊ったことが起源とも言われていますが、広島ではこの祭りの日から浴衣を着始める習慣があり、夕方から歩行者天国となる中央通りでは「ゆかた祭」の文字通り浴衣の人であふれます。
とうかさんりでは、なぜ浴衣を着る人が多いの?
約400年という長い歴史の中で浴衣を着る理由については諸説ありますが、代表的な2つの説をご紹介いたします。
踊り衣装説
戦前の圓隆寺は、1600坪という広大な寺領をもっていました。祭りになれば、境内には見世物小屋が立ち並び、やぐらも組まれ、そこで盆踊りも踊られていました。
その盆踊りの為の衣装として浴衣が着られたのではないかと考えられます。
天候説
浴衣は、7月・8月に着るのが一般的でありますが、広島では6月に浴衣を着てもおかしくはないのです。
なぜなら例年5月下旬から6月上旬にかけての広島の平均気温は24度から28度という夏を思わせる暑さである為、浴衣が着られるようになったのではないかと考えられます。
圓隆寺について
圓隆寺の正式名称は福昌山(ふくしょうざん)慈善院圓隆寺だが、地元では“とうかさん”の名で親しまれています。
これは御神体の稲荷大明神を“いなり”ではなく、“とうか大明神”と呼ぶことに由来しています。
寺の建立は元和5(1619)年。広島藩主だった浅野長晟(ながあきら)より1600坪に及ぶ土地の寄進を受けたことから、稲荷大明神は当初、武運長久の神様としても祀られていました。
時代は移り、今では商売繁盛から無病息災までご利益をもたらしてくれる神様として広く親しまれています。
交通アクセス
公共交通
JR広島駅より市電にて約10分「八丁堀」下車、南へ徒歩5分
車で行く場合
山陽道広島ICから国道54号経由で7km 25分
全国に先駆けて浴衣を着て出かけるとうかさん祭りでは、中央通りから境内にかけて1000軒もの露店が並ぶ光景が壮観です。
境内に飾られた500個の提灯も見ものでしょう。
一足早い、広島の夏祭りを楽しんでみてはいかかがでしょうか。
とうかさんのまとめ
広島の夏の風物詩「とうかさん」は、広島市中区にある圓隆寺で毎年6月の第一金曜日から日曜日まで開催されるお祭りで、約45万人が訪れます。
この祭りは「ゆかたの着始め祭り」としても知られ、多くの浴衣姿の女性が街を彩ります。
圓隆寺の稲荷大明神の御神体が公開されるのはこの3日間だけです。
中央通りは歩行者天国となり、1000軒の露店や和太鼓、よさこいのパフォーマンスが楽しめます。
ぜひ足を運んでみてください。
この記事のポイントをまとめますと
- 広島三大祭りのひとつである
- 毎年6月第1金曜日から日曜日まで開催される
- 圓隆寺に祀られる稲荷大明神の祭礼である
- 別名「ゆかたの着始め祭り」として知られている
- 約45万人の人出がある
- 圓隆寺の御神体が公開されるのはこの3日間のみである
- 多くの浴衣姿の女性で賑わう
- 圓隆寺の境内に参拝する人は約8万人にのぼる
- 中央通り一帯が歩行者天国になる
- 祭りの初日に御開帳法要が行われる
- 祭りの2日目にお焚き上げ法要が行われる
- 最終日に御閉帳法要が行われる
- 中央通りから境内にかけて1000軒の露店が並ぶ
- 圓隆寺の境内に500個の提灯が飾られる
- 和太鼓やよさこいなど多彩なパフォーマンスがある
- 圓隆寺の正式名称は福昌山慈善院圓隆寺である
- 祭り期間中、中央通りは歩行者天国になるが、最終日は一部区間のみ交通規制がある
- JR広島駅から市電で約10分、「八丁堀」下車、南へ徒歩5分のアクセスである
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