ボジョレーヌーボーを美味しく飲むには?
「ボジョレーヌーボーは、赤ワインにして赤ワインにあらず」
という言葉を聞いたことはありますか?
熟成期間の短いボジョレーヌーボーは、普通の赤ワインと違い、渋みが少なく爽やかな口当たり。
ジュースのようにフルーティであっさりしたボジョレーヌーボーは、その味わい方も一般の赤ワインとは異なります。
美味しいボジョレーヌーボーをいただくために、飲み方のちょっとしたコツをまとめてみました。
ボジョレーヌーボーの美味しい飲み方は?
一般に、赤ワインを美味しく飲むためには
- 「赤ワインは冷やさずに飲むこと!」
- 「赤ワインに合うのは肉料理!」
というのが定説。
これは赤ワイン独特の渋みや深い味わいを楽しむために必要な知識です。
ところがボジョレーヌーボーにはこれが全く当てはまらないのをご存じでしょうか?
口当たりが軽く、あっさりとクセの無いボジョレーヌーボーは、少し冷やした方が美味しく飲むことができます。
もっとも、ジュースほど冷たくする必要はありません。
冷蔵庫で一時間ほど冷やせば十分。
だいだい10℃ぐらいが美味しいと言われています。
相性のいい食べ物は?
濃厚な一般の赤ワインに合うのはお肉の料理と言われますが、クセのないボジョレーヌーボーに合うのは、あっさりした魚料理。
フルーティな白ワイン向けのおつまみの方が美味しくいただけます。
白身魚のポワレなど、白ワインに合うお料理の方が相性の良いボジョレーヌーボー。
お肉ならステーキやカツレツなどのようにこってりしたものより、あっさりとした生ハムや、淡泊な味わいの鶏肉が合うようです。
エビやイカなどの海の幸と一緒に味わうのも良いでしょう。
また、ボジョレーヌーボーは意外にも和食と好相性。
やや味が濃いめで油分の多い洋食に比べ、薄味で素材の旨味を生かす和食は、一般の赤ワインよりもボジョレーヌーボーの方に向いているお料理なのでしょう。
豆腐や明太子といった和の食材も、工夫次第でボジョレーヌーボーにお似合いのオシャレなメニューに変身します。
レシピ本などを参考に、いろんなお料理にアレンジしてみるのも楽しいですね。
それから、ワインと言えばやっぱりチーズという方におすすめしたいのが、カマンベールチーズやクリームチーズ。
優しい味わいのボジョレーヌーボーには、やはりクセが無いチーズが最高です。
そのままスライスしてもよし、他の食材と和えてディップにしたり、サラダ風にしてみたりするのもよし、いろんな美味しさを見つけてみましょう。
ボジョレーヌーボーの賞味期限は?保存方法はどうしたらいいの?
ボジョレーヌーボーを楽しむのには、「絶対にこれ!」という決まりはありません。
でもせっかくなら美味しくいただきたいもの。
あれこれ考えなくても「少し冷やして、あっさり系のおつまみで」ということだけ頭に入れておけば、今年からは美味しいボジョレーヌーボーが楽しめそうですね。
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