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ボジョレーヌーボーの賞味期限と保存方法はどうしたらいいの?

ボジョレーヌーボーの保存方法と賞味期限

待ちに待ったボジョレーヌーボーの解禁日!

せっかく手に入れたボジョレーヌーボー、早速味わってみたいものですね。

でも

  • 「ボジョレーヌーボーっていつまで美味しく飲めるの?」
  • 「飲み残してしまったボジョレーヌーボーは、捨てるしかないの?」
  • 「ワインは時間が経つともっと美味しくなるんじゃないの?ずっと取っておこうかしら?」

なんて考えたことがある方もおられるのでは?

そんな方にぜひ知ってもらいたい情報をまとめてみました。

ボジョレーヌーボーの賞味期限っていつまで?

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ボジョレーヌーボーの賞味期限は、一般的な赤ワインに比べるとかなり短め。

爽やかでフルーティーな味わいのボジョレーヌーボーは、風味がフレッシュなうちに飲み切るのがベストです。

解禁日が、11月の第3木曜日のボジョレーヌーボーですが、年内に飲み切るのが良いとされています。

美味しく飲めるのは、少なくとも2~3ヶ月までが限度のようです。

18℃以下の温度で保存すれば春まで持つという意見もありますが、風味は確実に落ちてしまいそうです。

「ボジョレーヌーボーだって赤ワインなんだから、何年も経つと年代物の高級ワインになるんじゃないの?」

と思う人も少なくないのですが、熟成させるほど美味しくなる高級赤ワインと、搾りたてを楽しむボジョレーヌーボーは、正反対。

時間が経つにつれ、味が落ちるのがボジョレーヌーボーなのです。

それは、ボジョレーヌーボーが独自の方法で作られている赤ワインだから。

原料となるブドウも「ガメイ種」という専用の品種から作られています。

これは短い熟成期間で飲むのに適したもので、一般のワイン作りには向かない品種です。

また製造方法も、一般の赤ワインとは異なる炭酸浸漬法という方法で作られているため、風味も大きく異なります。

熟成させるほどコク深く、味わいが出る高級ワインは、長い時間を掛けて少しずつ楽しみながら飲むのが良いかもしれませんが、ボジョレーヌーボーは「旬の物」と割り切って、発売された頃に美味しくいただきましょう。

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ボジョレーヌーボーの保存方法はどうすればいいの?

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早めに飲みきるのが良いボジョレーヌーボーは、長期保存には向きません。

一般のワインは瓶の中でコルクがワインに浸るように寝かせて保存すると良いのですが、ボジョレーヌーボーは寝かしておいても味はほとんど変わらないとのこと。

それでもすぐに飲めない時は、少しでも良い状態で保存したいものです。

そんな時は、暗くて涼しい場所に保存しましょう。

どんなワインでも日光には弱いもの。

酸化が進まないよう、日光が当たらない場所で保存することが鉄則です。

ワインに優しい温度は、13℃から15℃湿度は、70%から80%程度と言われているので、できるだけその条件を満たす場所で保存しましょう。

ボージョレヌーボーの保存方法

ワインの保存に関しては、酸素との接触を避けることが最も重要であり、それを実現するためのさまざまな方法やツールが紹介されています。

具体的には、コルクやシリコン製のキャップ、アンチオックス、コラバン、保存スプレーなどが取り上げられています。

それぞれの方法やツールにはメリットとデメリットがあり、使用者のニーズや予算に応じて選ぶことが推奨されています。

  1. コルクやシリコン製のキャップ: ワインを開けた後、元のコルクやシリコン製のキャップで再び密封する方法。簡単で手軽だが、長期保存には向かない。
  2. アンチオックス: シリコン製のキャップに取り付けて使用するツール。酸化を防ぐカーボンフィルターが内蔵されている。3-4日の保存には効果的。
  3. コラバン: ワインの瓶に針を刺して、アルゴンガスを注入することで酸化を防ぐツール。高級ワインの保存に特に適しているが、コストが高い。
  4. 保存スプレー: アルゴン、窒素、二酸化炭素などのガスをミックスしてワインの瓶にスプレーすることで酸化を防ぐ。コストパフォーマンスに優れており、ランキング1位として紹介されている。
  5. 保存方法の選択は、ワインの種類や保存期間、予算などの要因に応じて変わるため、使用者のニーズを考慮して選ぶことが重要である。

以上の内容を基に、ワインの保存方法に関する知識やツールの選び方についての理解を深めることができます。
https://sk-imedia.com/3133

飲み残した場合のボージョレヌーボーはどうすればいいの?

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開栓してしまったボジョレーヌーボーはできれば飲み切りたいものですが、どうしても残ってしまった場合は、空気に触れないように密閉して保存しましょう。

買ってきたビンの中にそのまま残しておくとビンの中の空気に触れてしまうので、フタ付きの密閉容器や小さな瓶に移し替え、できるだけ容器の中に空気が残らないようにワインで満たすようにするのがおすすめ。

そうすれば冷蔵庫で数日間は保存できるそうです。

もしそのまま飲むことに抵抗があるという方には、二つの方法を紹介しましょう。

ホットワインとしていただく

熱いワインは日本ではあまり馴染みがないものですが、フランスなどでは風邪の時に体を温める民間薬として親しまれ、寝付けない夜には就寝前に飲むという習慣もあるそうです。

作り方は意外と簡単。

飲み残したボジョレーヌーボーに、飲みやすいようにお好みで砂糖やジャム、蜂蜜などを加えて沸騰しない程度に電子レンジで加熱するだけ。

レモンやオレンジピールなどを加えると風味がアップして美味しそうですね。

またシナモンスティックを添えると香りも良くなり、オシャレな感覚でいただけそうです。

お料理に使う

赤ワインをお料理のソースに使うことは最近では結構ポピュラーになってきました。

そんな洒落た料理なんてしたがことがないという方でも、わざわざワインを購入して作り始めるのではなく、余ったワインのリサイクルと考えれば気軽にチャレンジできるというもの。

普段はあまりつくらないお肉のワイン煮を楽しんでみるのもいいですね。

ただし数年間放っておいたボジョレーヌーボーはさすがに考えもの。

腐っていなくても酸っぱい味がしたら、捨てた方が無難です。

もったいないからって無理して使うとお料理の味がダウンしちゃいますよ。

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1年経ったボージョレーヌーボーをテイスティングしてみた

シニアソムリエの米野真理子さんがホストとして、ボージョレ・ヌーヴォーというワインに焦点を当てています。

特に、ボージョレ・ヌーヴォーが一年経った後の味わいについてのテイスティングを行っています。

彼女は、新鮮さが特徴のボージョレ・ヌーヴォーを一年経って飲むことの意義と、その変化した味わいについて詳しく解説しています。

また、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーという別のワインとの飲み比べも行い、その味の違いについても語っています。

  1. ボージョレ・ヌーヴォーの特徴: このワインは新鮮さが特徴で、通常は造られてすぐに飲まれることが多い。しかし、一年経ったものもその独特の味わいがあり、熟成による変化を楽しむことができる。
  2. 一年経ったボージョレ・ヌーヴォーの味: 一年経つと、フレッシュさは少し落ちるが、より優しく飲みやすい味わいになる。特に、酸味や渋みが少なくなり、フルーティーな味わいが前面に出る。
  3. ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーとの違い: ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、ボージョレ・ヌーヴォーよりも果実の味が濃厚で、酸味や渋みが強い。しかし、これも一年経つとその特徴がやや落ち着き、よりバランスの良い味わいになる。
  4. 食事とのペアリング: 一年経ったボージョレ・ヌーヴォーは、カツオやマグロのカルパッチョなどの赤身の魚との相性が良い。一方、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、トマトを使った煮込み料理やハンバーグとの相性が良い。
  5. 保存方法: ボージョレ・ヌーヴォーは熟成させる場合、適切な温度と湿度での保存が必要。適切に保存されたワインは、一年経ってもその品質を保つことができる。

以上のポイントから、ボージョレ・ヌーヴォーは新鮮さを楽しむだけでなく、一年経ってもその独特の味わいを楽しむことができることが分かります。

ボジョレーヌーボーの賞味期限のまとめ

「長期保存せずに旬の時期に飲み切ること!」

それがボジョレーヌーボーの常識なのかもしれません。

でも保存のためのちょっとした知識や、残ってしまった時の対処法を、頭の片隅にちょこっと入れておけば、もっとボジョレーヌーボーを楽しむことができます。

食べ物を大切にする日本人だからこそ、工夫して美味しいボジョレーヌーボーをいただきたいものですね。

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