男性の厄払いの年齢はいつ?厄年の数え方は?行く時のマナー!

男性の厄払いの年齢はいつなのでしょうか?

厄年の数え方や行く時のマナーを知りたいですよね。

厄払いは毎年行う人は稀で、多くは厄年に行くことが多いと思います。

そのため、いざ厄払いに行こうと思っても、厄年の数え方や厄払いの服装などがよくわからないということもあるでしょう。

そこで今回は、男性の厄払いについて調べてみました。

厄年の過ごし方や、男女で厄払いのタイミングが違う理由なども併せてご紹介します。

目次

男性の厄払いの年齢はいつ?


男性の厄払いの年齢はいつなのでしょうか?

厄払い=厄年と考えている方が多く、厄年に厄払いを行うなら男性は25才、42才、61才になります。

25才、42才、61才はそれぞれ本厄といい、本厄の前後1年を前厄、後厄と言います。

本厄のみ厄払いをする方もいれば、前厄、後厄すべて行う方もいますよ。

また、男性は42才が大厄となり、厄年の中でも特に気を付けなければいけない年齢とされています。

なお、厄払いは厄年にしか行えないわけではありません。

仕事が上手くいかない、人間関係に行き詰っているなど、様々な理由で厄払いをする方はいますし、その場合は年齢やタイミングなどを考慮する必要はありません。

男性の厄年の数え方


男性の厄年の数え方は、数え年になります。

今の日本では満年齢が採用されており、誕生日来るごとに1才、年を重ねますよね。

しかし、昔の日本では数え年が主流で、数え年は母親のお腹にいる月日も含まれるため、生まれた瞬間に1才となる数え方になりますよ。

数え年では全員、誕生日ではなく1月1日の新年を迎えたら1才年を重ねることになります。

そのため、1月1日になると厄年となります。

ただし、現在は厄年の数え方は数え年、満年齢のどちらでも構わないとする神社が多いです。

数え年のタイミングで厄払いができなかった場合は、満年齢の時に行ってもよいでしょう。

いつ厄払いに行けばいいの?


いつ厄払いに行けばいいのでしょうか?

厄払いに行くタイミングについては、昔は新年となった(厄年となった)1月1日から節分までに行く人が多かったようです。

なぜ節分?と思いますが、節分は旧暦では新年となる日だからです。

年の変わり目には邪気が入り込みやすいと言われていたことから、鬼を払う豆まきが行われていたのですね。

つまり、節分も厄払いの一種というわけです。

このようなことから、昔は年明けから節分までに厄払いをする人が多かったのです。

現在は、昔と同様に節分までに行く人もいれば、誕生日に行く人、仕事などの都合が調整しやすい日に行く人など、厄払いのタイミングは人それぞれとなっていますよ。

男性が厄払いへ行く時のマナー


男性が厄払いへ行く時のマナーを調べてみました。
(服装については次に詳しくご紹介しているので省略します)

厄払いへ行く時は初穂料としてお金を納めますが、その際、お金をそのまま渡すのはマナー違反とされます。

初穂料は神様への感謝の気持ちとしてお供えするため、のし袋に入れて持参するようにしましょう。

のし袋はいくつか種類がありますが、紅白の水引で蝶々結びのものがよいです。

ただし、神社によっては初穂料をのし袋に入れる必要がないところもあります。

男性が厄払いへ行く時の服装


男性が厄払いへ行く時の服装をご紹介します。

厄払いの服装は基本的には「自由」です。

しかし、厄払いでは神主さんの祈祷を受け、神様のいる本殿に上がります。

そのため、例え神社側が自由としていても、TPOをわきまえた服装を心がけることが大切です。

具体的には、男性はスーツの着用がよいと言われています。

派手な色や柄は避け、落ち着いた雰囲気にコーディネートするとよいでしょう。

スーツがない場合は、ジャケットと襟のあるシャツ、チノパンもしくはスラックスでも大丈夫です。

礼服などの正装をする必要はありませんが、ジーパンやTシャツなどのラフな服装は避けるようにして下さい。

また、素足はNGです。

本殿に上がるので必ず靴下を着用するようにしましょう。

初穂料の金額はどのくらい?


初穂料の金額をどのくらいなのでしょうか?

初穂料とは神社で祈祷を受けたり、祝詞を上げてもらう時に支払うお金のことで、厄払いの時も必要となります。

厄払いの初穂料は全国的な相場としては、5,000~10,000円になりますよ。

ただし、地域によって風習などが異なるため、上記の金額以外のケースもあります。

心配な場合は神社に問い合わせることもできますが、多くの神社では初穂料を「お気持ち」としていて、具体的な金額を教えてもらえないこともあるようです。

そのような時は、地元に詳しい方などにも併せて尋ねてみるとよいでしょう。

男性にとって厄年で気になることとは?


男性にとって厄年で気になることとは何なのでしょうか。

とあるアンケート調査によると、男性が厄年で気になることの1位は「厄年の過し方」なのだそうです。

どのように過ごしたらよいのか、分からなくて困っている方が多いということですよね。

そして、2位は「健康」、3位は「仕事」と続きます。

健康があっての生活ですから、健康が気になるのは当然ですよね。

また、男性の厄年は仕事において節目となる事が起こりやすい年齢とも言われているので、仕事のことが気になるという方も多いようです。

厄年の男性の過ごし方


厄年の男性の過ごし方は、どのようにするのがよいのでしょうか。

厄年は厄災に遭う恐れが多いとされるため、新しいことは行わず、落ち着いて静かに過ごすのがよいとされています。

また、心身のバランスを崩しやすい年齢とされるので、規則正しい生活や適度な運動もするのがよいでしょう。

とは言え、厄年だからと言って全てに消極的になって過ごしていると、せっかくのチャンスを無駄にしてしまうかも知れませんよね。

特に25才、42才の男性は、仕事においてチャレンジや責任感を持つ必要がある年齢と言えます。

そのため、厄年であることを自覚して注意を払いながらも、前向きな意識を忘れないことも大切です。

男女で厄払いのタイミングが違う理由


男女で厄払いのタイミングが違う理由を調べてみました。

厄払いは中国が発祥の陰陽五行説が元となっているもので、男性、女性の厄年はそれぞれ厄災に遭う恐れが高い年齢とされています。

男性の場合、25才は心身ともに大人となり、一人の人間として自立する年齢ですよね。

42才は働き盛りであると同時に、健康に気を付けなければいけない年齢となります。

61才は仕事をリタイアし、第二の人生を考え始める時ではないでしょうか。

厄年は昔の年齢に基づいているので、必ずしも現代と同じとは言えないものの、おおよそ合っていると感じませんか?

同様に女性の場合は、19才は昔なら結婚適齢期、出産をする人も多かった時代です。

33才は子育てが一段落する年齢、37才は出産の早かった昔では更年期となる年齢でした。

このようなことから、男女の厄年が違うのは陰陽五行説が元となりながら、男女によって違う心身の移ろいが考慮されているものと考えられています。

まとめ

男性の厄払いの年齢は厄年の25才、42才、61才です。

厄年は数え年で数えますが、満年齢で厄払いをしても問題はないようです。

厄払いに行く時は男性はスーツを基本とし、スーツがない場合はジャケットと襟のあるシャツ、チノパンもしくはスラックスがおすすめです。

厄払いは本殿に上がるので、神様へ失礼のないように靴下は必ず履いて下さい。

初穂料はのし袋に入れて渡しましょう。

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