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傘寿祝いの年齢はいつ?数え年?お祝いの色は?

傘寿の年とお祝いの色!

20才を別の言葉で表すとすると「成人」がしっくりとくるでしょうか。

また、30代に突入した人、もしくは30代の人を「三十路」、40代の人を「四十路」と呼ぶように、日本には本来の年齢の他にも年齢を言い表す言葉というのが存在します。

例えば、還暦という言葉はよく知られていますよね。数え年で61才を迎えた人をそう呼びますが、還暦に代表されるように長寿を祝う言葉というのは他にも多数あります。

では、傘寿という言葉をご存知でしょうか。

傘寿も還暦のように長寿を祝う言葉の一つですが、傘寿に該当する年齢や意味などは余り知られていません。

そこで今回は、傘寿について調べてみました。

傘寿のお祝いの年齢はいつ?数え年?

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傘寿のお祝いは、数え年で80才を迎える年に行います。

数え年では、生まれた年を1才として数えるため、現在の主流の満年齢で言うと1才の時には2才と考えられます。

また数え年の場合、誕生日を基準として年を重ねるのではなく元日が基準となるため、例えば2019年の5月に生まれたとすると、2020年の1月1日の時点で2才と数えます。

このようなことから、数え年で80才と言うと満年齢では79才ということになります。

数え年では誕生日は関係ないので、年が明ける前に傘寿のお祝いを行うとよいでしょう。

傘寿のお祝いの由来は、傘という字の略字を縦書きにすると八十に見えるからという説や、傘が広がる様子を末広がりに例えたなどの説が言われています。

傘寿のお祝いの色は何?お祝いの仕方や喜ばれるプレゼントは?

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還暦のお祝いの場合、赤いちゃんちゃんこや座布団を用意するのが有名ですが、傘寿の場合はどうなのでしょう。

傘寿のお祝いには、古希や喜寿と同様に紫色のちゃんちゃんこや座布団を用意するそうです。

また、傘寿や古希喜寿で紫色の物を身に付ける理由としては、「陰陽五行説」と言って、世の中の全ての物は「木」「火」「土」「金」「水」のどれかに属していると考えられ、それぞれに色が配当されており、紫(黒)は「水」となっています。

以上のことから、古くから紫色は高貴な色、気品のある色として尊重され、位の高い人を表す色でした。

すなわち、傘寿や古希、喜寿を迎えた方が紫色のちゃんちゃんこを着るのは、敬意や尊敬を示すことになるのです。

これと同様に、傘寿のお祝いには紫色の物を贈るのがよいと言われています。中でも、傘寿にちなんで傘を贈る方が多いようですね。

傘寿とは?お祝いにはどういう意味があるの?

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傘寿は、「さんじゅ」と読み、長寿をお祝いする日本の伝統行事の一つです。

傘の略語が縦書きの八十に見えることから、80才を迎えた年にお祝いするのが傘寿となっています。

日本には昔から長寿をお祝いする文化が根付いており、傘寿の前には60才の還暦、70才の古希、77才の喜寿とありますが、平均寿命が長くなっていることや、昔の60代と今の60代では気力体力共に異なる点もあることから、還暦や古希は長寿のお祝いと聞いてもピンと来ないのが現代かも知れません。

そのような点からすると、傘寿は長寿のお祝いという意味でしっくり来る年齢と言えるかも知れませんね。

まとめ

世界一の長寿国と言われる日本ですが、それでも80才を迎えられると、本人を始めとして身内の方も感慨深いものがあるのではないでしょうか。

傘寿のお祝いにイベントやプレゼントをあれこれ考えている方もいらっしゃると思いますが、子供や孫、ひ孫に囲まれた特別な時間を過ごすことは、他には替えがたい素敵な傘寿のお祝いになると思います。

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