厄払いに相応しい服装【男性・女性】は?普段着でも大丈夫なの?

厄払いに相応しい服装を男性・女性ともに知りたいですよね。

普段着で厄払いに行ってもいいのか気になります。

厄年になると厄払いに行く方が多いですが、服装に悩んでしまうことが多いようです。

そこで今回は、厄払いの時の服装について調べてみました。

目次

厄払いに相応しい服装【男性・女性】は?

厄払いに相応しい服装を男性・女性ともに調べてみました。

厄払いに行きたいけれど、服装に悩んでいるという方は多いですよね。

ここでは厄払いに相応しい服装をご紹介します。

男性の服装


男性の場合、厄払いは25、42、61才(数え年)が該当します。

どの年齢においても多くの方が社会人となっているため、一般的にTPOをわきまえた服装が必要な場合では、スーツを選べば間違いはないでしょう。

スーツなら社会人の多くが持っていますよね。

ただし、色は紺や黒、グレーなどの落ち着いたものにし、ネクタイやシャツも色や柄の抑えたものを選ぶようにしましょう。

スーツを持っていない時は、ジャケットとシャツ(襟のあるもの)、スラックスかチノパン(チノパンは厄払いでは避けた方がよいという意見もあるようですが、ヨレヨレや汚れがあるものではなく、きちんとしたものであれば問題がないでしょう)の組み合わせでも大丈夫です。

女性の服装


女性の厄年は19、33、37、61才になります。

社会人の方は男性と同じスーツを選ぶのがお勧めです。

学生や主婦でスーツを持っていないという場合は、ブラウスにスカート(パンツスタイルも可)もしくはワンピースが良いでしょう。

その際は落ち着いた色を選ぶようにして下さい。

正装や礼服を選ぶ必要はありませんが、フォーマルを意識した服装を心がけましょう。

普段着を着ていっても大丈夫?


普段着を着ていっても大丈夫なのか気になりますよね。

神社で厄払いをする時は、基本的には服装に決まりはありません。

そのため、理屈では普段着で行ってもよい、ということになりますね。

しかし、厄払いでは本殿に上がり、神様の前でご祈祷を受けます。

普段着で神様の前に立つのは失礼とされるので、神社の方で特に服装にルールを設けていなくても、TPOをわきまえた服装をするべきというのが一般的な常識となっています。

つまり、普段着で厄払いに行くのはあまりお勧めできないと言うことになります。

初詣などで神社に行く時に普段着で行く方もいますが、お参りでは本殿に入らないのでそこまで服装を気にする必要はないと言われています。

ただし、厄払いは本殿に入ります。

普段着は止めておいた方がよいでしょう。

ただし、男性ならジャケットや襟付きシャツ、綺麗なボトムス(汚れやよれ、シワなどがない)、女性は品のいいワンピースを普段着として着ている、という方もいますよね。

そのような方においては、神社で厄払いをするにあたって「普段着でも問題がない」と言えるのではないかと思います。

普段着の概念が人によってかなり違うので、厄払いに行く時は普段着がダメというよりも、どのような服装で行くべきではないかをしっかり理解している方が大事と言えそうですね。

厄払いに相応しくない服装については、次で詳しくご紹介していきます。

厄払いに相応しくない服装は?


厄払いに相応しくない服装はどのようなものなのでしょうか。

厄払いに行く時に神社の方では、特に服装に制限をかけているわけではないのがほとんど。

しかし、本殿に入って神様の前に立つことから、以下のような服装は厄払いには相応しくないと言えます。

派手な色や柄

赤や黄色などの原色や柄物は避けるようにしましょう。

露出の激しいもの

肌の見える部分が多い服装は厄払いには相応しくありません。

また、男性ならハーフパンツ、女性はショートパンツやミニスカートなどもNGです。

デニム(特にダメージなど穴の空いたもの)

デニム(ジーパン)は軽装のため、神社での服装には相応しくないと言えます。

ただし、山の中にあるなど動きやすい服装の方がよい場合は、デニムでもOKとしている神社もあるようですね。

よく分からない時は直接尋ねてみるのがよいでしょう。

デニムがOKの場合でも、ダメージのような穴あきや汚れのあるものは避けて下さい。

清潔感のない服装

首元がよれている、汚れがついているなどは厄払いの服装として相応しくありません。

素足、サンダル、ミュール

厄払いでは本殿に上がるので、素足はNGです。

男性なら靴下、女性はストッキングや靴下を必ず履くようにしましょう。

香水やアクセサリー

服装とは少し違いますが、アクセサリーをたくさんつけたり、香水の匂いがプンプンするのも神社という場所に合いません。

厄払いの服装に合わせた靴の選び方


厄払いの服装に合わせた靴の選び方をご紹介します。

先ほど、厄払いに相応しくない服装としてサンダルやミュールを挙げました。

これらの靴は肌の露出が多いことや、神社という場所には適切とは言えません。

また、女性の場合はハイヒールも避けた方がよいでしょう。

神社の境内は砂地など足場が悪いことも多いので、転倒などの事故を防ぐ意味でもハイヒールは避けるようにして下さい。

スニーカーについては、本殿まで長い階段がある、神社が山の中にあるなど、選んだ方がよい場合もありますが、マナーの面では基本的にはNGとされています。

厄払いの服装に合わせる靴としては、男性は無地(できれば黒)の革靴、女性はパンプスがお勧めです。

どちらも汚れは綺麗に拭き取り、ボロボロになったものは避けるようにしましょう。

服装を指定している神社もある?


服装を指定している神社もあるのでしょうか?

神社によっては「ご祈祷などは礼服でお越し下さい」と、服装について明記しているところもあります。

礼服とは冠婚葬祭で着用するフォーマルウェアを指し、スーツもここに含まれますが、会社に着て行くスーツとは違いがあります。

厄払いに礼服を着て行くべきなのかは事前にサイトで確認するか、直接連絡をして調べておくとよいでしょう。

なお、サイトなどに「平服でお越し下さい」と記載されている場合がありますよね。

平服を調べると普段着ている服という意味になるので、普段着で行ってもいいのかとなってしまいますが、この場合はそうではありません。

神社やお寺は神様、仏様がいらっしゃる場所です。

そのため、本来は礼服や正装でお参りやご祈祷に行くのが正しい方法となります。

平服でいいですよ、は、神社やお寺側が「そこまでかしこまった服装でなくてもいいですよ」と気を遣ってくれているのであり、普段着で来てもよいということではありません。

礼服や正装で来なくても大丈夫です、という意味になるので、やはりスーツやワンピースなどの略礼服を着るようにしましょう。

まとめ

厄払いに相応しい服装を男性・女性ともに調べてみました。

厄払いでは神社という場所に合わせた服装を心がける必要があるものの、必ずしも礼服や正装である必要はないですね。

とは言え、普段着で行くと、TPOをわきまえていない人と他から見られてしまう可能性があります。

厄払いでは本殿に入り、神様の前でご祈祷を受けるので、スーツやワンピースなど落ち着いた服装で行くようにしましょう。

靴は服装に合わせ、男性は無地の革靴、女性はパンプスがお勧めです。

なお、神社によっては礼服着用をルールとしているところもあるので、事前に調べておくことが大切ですね。

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