本厄の厄払いをする必要はある?前厄や後厄の厄払いもするべき?

本厄の厄払いをする必要はあるのでしょうか?

前厄や後厄の厄払いもするべきなのか気になります。

厄年は厄災に遭いやすいと言われており、厄払いをするか考える方も多いですよね。

しかし、本厄の厄払いをする必要が本当にあるのか、悩んでしまうこともあるでしょう。

また、本厄だけではなく、前厄や後厄も厄払いするべきなのか、知りたいですよね。

そこで今回は、本厄の厄払いは必要なのか調べてみました。

目次

本厄の厄払いをする必要はある?


本厄の厄払いをする必要はあるのでしょうか?

本厄や前厄、後厄は総称して厄年と呼ばれ、厄災に遭いやすい年と言われています。

しかし、厄年について科学的根拠はありません。

言わば厄年は迷信の一種に過ぎなく、本厄に厄払いをしなかったからと言って、必ず厄災に遭うというわけではないのです。

そのため、本厄に厄払いをしない人もいます。

本厄に厄払いが必要かどうかは、自分自身で決めて構いません。

ただし、迷信とは言っても昔から厄年は重要視され、これまで多くの日本人が厄年を信じて厄払いを受けています。

厄年に該当する年齢については後で詳しくご紹介していますが、男性、女性ともに心身の変化を感じやすい年齢になっていて、実際に厄年に怪我や病気、事故など不幸な目に遭ったという声も多いのが事実。

このようなことを踏まえ、本厄に厄払いをすることで冷静になれて落ち着いて生活ができれば、それだけで十分厄払いの効果があると言えるでしょう。

迷っているなら厄払いをしてもらった方が、安心して毎日を暮らせるのではないかと思います。

前厄や後厄の厄払いも必要なの?


前厄や後厄の厄払いも必要なのでしょうか。

厄年は厄災に遭いやすいとされる本厄の前後1年を含んだ、通算3年間のことを指しています。

本厄の前の年を前厄、本厄の後の年を後厄と言い、本厄ほどではないものの厄災に遭いやすくなる年と言われていますよ。

気になる方は本厄だけではなく、前厄、後厄もしっかりと厄払いをされています。

とは言え、厄年の考え方は自分次第。

本厄のみ厄払いを行い、前厄と後厄はいつもよりも注意しながら生活するので良し、と考える方もいるでしょう。

前厄と後厄の厄払いも、本厄と同様に必ず行わなければないけない、というものではありません。

本厄の厄払いをするのはいつ?タイミングは?


本厄の厄払いをするのはいつ?タイミングは?について調べてみました。

本厄の厄払いは、男性と女性によって年齢が異なります。

男性の本厄は、25才、42才、61才

女性の本厄は19才、33才、37才、61才

前厄、後厄はそれぞれ前後1年と覚えておくとよいでしょう。

なお、厄年は基本的には数え年で数えます。

数え年とは母親のお腹にいる時が0才、生まれたら1才で、以後は1月1日に1才ずつ年を取っていく計算になります。

厄払いのタイミングは、現在は特に決まっておらず、誕生日や年度初め、都合のつきやすい日など様々。

昔からの風習に従うなら、1月1日から節分までの期間に行うのがよいでしょう。

本厄の厄払いはどこでしたらいい?


本厄の厄払いはどこでしたらいいのでしょうか?

本厄の厄払いは神社、もしくはお寺で行います。

ただし、神社で行われる厄払いと、お寺で行われる厄除けはやや意味合いが違うので注意して下さい。

神社で行われる厄払いは、すでについてしまった厄を祓う儀式になりますよ。

それに対し、お寺の厄除けは厄がつく前に儀式をして予防をするイメージ。

厄除けの場合、遅いタイミングで行ってしまうとあまりご利益はないかも知れませんね。

神社での厄払いでも、厄年が終わってしまうタイミングでは意味がなくなってしまいます。

厄払いも厄除けも、早めに行うのがよいでしょう。

厄払いの神社やお寺を選ぶ時のポイント


厄払いの神社やお寺を選ぶ時のポイントを知りたいですよね。

厄払いの神社やお寺を選ぶ時のポイントをご紹介します。

地元の神社やお寺を選ぶ

お住まいの地域の神社やお寺は、昔からその場所で地域住民と密接に過ごした馴染みのあるものですよね。

特に神社は氏神様と言って地域を守る役目を果たしていることもあり、地元の神社やお寺で厄払いをしてもらうのがある意味で自然とも言えます。

自宅から近いので行きやすいですし、地域ならではのマナーや決まりも熟知しているので安心ですよね。

有名な神社やお寺を選ぶ

厄払いで有名な神社やお寺を選ぶ人は少なくありません。

厄払いで有名な神社やお寺であれば、ご利益もしっかりと受けられそうですよね。

勘で神社やお寺を選ぶ

通りかかった時に気になった神社やお寺があれば、入ってみるのもよいでしょう。

そのような六感は案外当たるもの。

何となく気になってしまう神社やお寺が自分にとって居心地が良かったり、実は昔に縁があったなんて話は以外とよく聞くことがあります。

厄払いでかかる金額はどのくらい?


厄払いでかかる金額はどのくらいなのか調べてみました。

厄払いでかかる金額の全国の相場は、5,000~10,000円となっています。

神社やお寺に「厄払いではいくらくらいかかりますか?」と尋ねても、「お気持ちで」と返されることもあるので、そのような時は全国の相場を元に金額を決めるとよいでしょう。

ただし、地域によってはその場所ならではの昔からのルールや決まりが存在し、厄払いの金額が3,000円であったり10,000円以上かかったりと、必ずしも全国の相場と同じとは限らないようです。

心配な場合は、地域の事情に詳しい方に尋ねてみるとよいかも知れませんね。

初穂料を準備する時の注意点


初穂料を準備する時の注意点をご紹介します。

初穂料とは厄払いなど神社で祈祷を受けたり、祝詞を上げてもらう時の金額のことです。

お寺の場合は、御祈祷料やお布施などと変わるので注意して下さい。

初穂料を準備する時は、のし袋を用意しましょう。

のし袋はご祝儀用と不祝儀用がありますが、厄払いではご祝儀用を使用します。

また、ご祝儀用ののし袋でも水引は蝶々結び(花結び)を選びます。

蝶々結びは結び目が解けやすいので、二度三度とあっても喜ばしいお祝い事の時に使うもの。

厄払いは基本的には厄年のたびに行うので、蝶々結びの水引を選ぶのがマナーとなっているようです。(画像の水引は結び切りで、厄払いの時には選ばない種類となっています)

本厄の厄払いをする時の服装は?


本厄の厄払いをする時の服装はどのようなものがよいのでしょうか。

厄払いの服装については、特に神社やお寺で指定されることはほとんどありません。
(中には服装が決まっているところもあるので、事前に確認してみるとよいでしょう)

しかし、厄払いでは社殿(お寺なら本堂)に上がり、神様(お寺は仏様)の前に行くので、普段着は避けた方がよいでしょう。

厄払いはお参りとは違うので、よりフォーマルに近い服装をするのがTPOとして良いと言われています。

男女ともにスーツで行くのがお勧めと言えますよ。

スーツがない場合は、男性ならジャケットに襟付きシャツ、チノパンもしくはスラックス、女性はワンピースでも大丈夫です。

派手な色や柄は控え、落ち着いた色を選ぶようにして下さい。

まとめ

本厄や前厄、後厄の厄払いをする必要があるのかについて調べてみました。

厄払いは必ずしなければならないものではないので、厄払いの有無は人それぞれの考え方によって変わりますが、迷っているなら受けた方が精神的に落ち着いた毎日が過ごせると思います。

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