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十六夜2020はいつ?満月なの?意味や由来と十五夜との違いは何?

十六夜の月は満月なの?十五夜との違いはなに?

十六夜という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

十六夜とは十五夜の次の日の夜の月のことを言います。

十五夜で満月を堪能したのに、どうして次の日の月も見るの?と思うかも知れませんが、十五夜は満月とは限りません。

つまり、「今年も満月が綺麗だった」と十五夜を楽しんだものの、その翌日の十六夜が満月の年もあるのです。

2020年の十六夜はいつなのかと言うと10月2日なのですが、実は今年は十六夜が満月にあたる年です。

十五夜でも十分に美しい月ですが、その年の最高の満月を見たいなら2020年は十六夜に注目するべき!というわけなのです。

ではなぜ、十五夜が満月ではなく十六夜が満月となる年があるのでしょうか。

そもそも十六夜とは一体どのような意味があるのでしょうか。

そこで今回は、十六夜の由来や十五夜との違いなどを調べてみました。



2020年の十六夜はいつ?


2020年の十六夜は10月2日となっています。

十六夜は、陰暦の8月16日の夜、またはその夜の月のこと、もしくは陰暦の16日の夜、またはその夜の月のことを指します。

ということは、2020年の十五夜中秋の名月)は10月1日になります。

先ほども触れましたが、十五夜=満月と思っている方が多いかも知れませんが、実は十五夜が必ず満月になるとは限りません。

月の満ち欠けは満月から次の満月まで29.5日となっており、新月から満月になるのは14.75日が平均となっています。

そのため、新月から15日後の十五夜が満月と考えられるようになったのですが、14.75日はあくまでも平均値です。

実際には、13.9~15.6日の間となっているので、十五夜よりも前に満月になったり、逆に後に満月になることもあります。

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2020年の場合も暦上の十五夜は10月1日となりますが、満月は十六夜とされています。

つまり今年は、万が一十五夜にお月見ができなかったとしても、翌日の十六夜が真の満月となるので、焦らずに綺麗な月を堪能できるというわけです。

十六夜の月は満月?


暦の上では満月は十五夜となっているので、十六夜は満月から一日過ぎた日となり、満月ではありません。

しかし天文学的には、十五夜は必ず満月とは言えないのは、「2020年の十六夜はいつ?」でご紹介した通りです。

月は新月から数えて13.9~15.6日の間で満月になるため、16日目(月齢15)の十六夜も満月になる可能性は十分にあります。

なお、十五夜は月齢15ではなく月齢14です。

十五夜だから月齢15と勘違いしてしまう方も多いのですが、月は形が見えない新月が月齢0となり、「三日月」という呼び名で知られている月の多くが欠けた月は月齢2(月齢3ではありません)、新月から15日目の十五夜は月齢14となります。

十六夜の意味や由来


十六夜とは、新月から数えて16日目の月のことを指します。

現在は太陽の運行によって暦を決める「太陽暦」が採用されていますが、昔は月の満ち欠けによって暦を決める「太陰暦」が使われていました。

月はおよそ15日の周期で新月から満月、そしてまた新月へと姿を変えるため、新月を月の始めの1日とし、新月から15日目の満月を経て、30日目の月を「晦日(みそか)月(※)」と呼んでいました。

このようなことから、十五夜が満月を表す言葉となっていきました。

現在では十五夜は中秋の名月である旧暦の8月15日(毎年9月半ばから10月上旬頃)のことを指す言葉となっていますが、そもそもは毎月15日のことを十五夜としていたのです。

ちなみになぜ旧暦の8月15日の十五夜だけが、今もなお風習として残っているのかと言うと、元々十五夜は中国から伝わった風習であり、旧暦の8月15日は秋に入り暑さが落ち着いている上に空気が澄んで月が綺麗に見える絶好の時期だったからと言われています。

そのため、他の月よりも特別なものとして、月を眺めて歌を詠んだり、酒盛りをする宴が行われるようになりました。



十六夜も新月から数えて16日目の月を指すもので、本来は毎月ある日だったのが、現在では中秋の名月の翌日のことを指すようになりました。

(※)今でも12月の最終日(31日)を大晦日と言いますが、これは新月から数えて30日目(平均は29.5日)が月の終わりを表すことから、その年の終わりという意味で「大」をつけ大晦日としたと言われています。

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十六夜の読み方


十六夜は「いざよい」もしくは「じゅうろくや」と読みます。

十五夜はそのまま「じゅうごや」と読むのに、どうして十六夜は「じゅうろくや」の他に「いざよい」と呼ぶのか不思議ですよね。

これは、十六夜が十五夜よりも約50分ほど遅くなって現れることが関係しています。

昔の人にはそれが月が姿を現すのを躊躇していると映り、躊躇うという意味の「猶予(いざよ)い」という言葉を十六夜に当てたと言われています。

十六夜の他にも月の呼び方にはこのような素敵な意味から名づけられているものが多く、例えば十六夜の翌日の17日目の月は、十六夜よりもさらに月が姿を現すのが遅いため、その姿を「まだかまだか」と立って待つことから呼び名がつけられたと言われています。

また、十六夜は満月(十五夜)の翌日という意味から、別名では『既望(きぼう)』とも呼ばれています。

満月は望月とも表すので、既に望月を過ぎてしまったと言う意味でそのように呼ぶそうです。

十六夜と十五夜との違い


十六夜と十五夜の違いは、新月から数えて何番目の月かということです。

十六夜は新月から16日目の月なのに対し、十五夜は15日目の月。

十六夜の方が十五夜よりも1日遅く、十五夜は十六夜よりも1日早いというわけです。

昔から十五夜は「中秋の名月」として、貴族を中心に月を眺めながらの宴が行われていたのに対し、十六夜にはそのような風習はありませんが、年によっては天文学的には十六夜が満月となることもあります。

それに、実際に目で見てみると十五夜も十六夜も同じくらい満月に見えることから、今のように外灯や町の明かりが眩しくなかった時代には、十五夜に負けないくらい魅力的に映っていたのでしょう。

なお、和歌や短歌では秋の季語として十六夜が使われ、多くの貴族や俳人がその月の様子を詠んでいたとされています。

十六夜を英語でいうと?


満月のことを英語では「full moon」と言いますよね。

また、新月なら「new moon」、三日月は「crescent moon」と言うのも、割と聞き馴染みがあるのではないかと思います。

それならば、十六夜は英語で何と言うのでしょうか。

残念ながら十六夜に当てはまる英語と言うのは存在しません。

そのため、十六夜を英語で表す場合には「the sixteenth night of a lunar month(太陰月で16番目の夜)」と言う表現になります。

ちなみに英語では十三夜、十四夜、二十三夜、二十六夜を表す言葉もありませんが、日本ではあまり知られてはいないものの、十五夜のように月を楽しむこれらの風習が数多く残っています。

つまりそれだけ日本人は、はるか昔から月とともに生きてきたということが伺えますよね。

なお、十三夜は「実は十五夜よりも月が綺麗」として知られるお月見のことを言います。

十三夜は旧暦の9月13日の月を指し、現在では10月半ばから11月上旬の月に当たります。

十五夜はまだ秋の入り口なのに対し、十三夜はどっぷりと秋に入っている時期なので、さらに空気が澄んでいて、しかも天気が安定しているのでお月見には絶好のタイミングと言われています。

昔は十五夜と並んで十三夜のお月見も大切に考えられており、十五夜だけお月見をすることを「片月見」と言って縁起が悪いとしていました。

まとめ

私達が日頃、何気なく使っている「十五夜」や「十六夜」という言葉は、昔の人々にとって暦を知る上で欠かせない言葉だということがわかりました。

月の名称にはこの他にも、「上弦の月」「十日夜」「立待月」「寝待月」「下弦の月」「有明月」など、月の様子を記した呼び方がいくつもあります。

これらの意味をなぞらえながら、月を眺めてみるのもよいかも知れませんね。



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