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2024年イースターはいつ?なぜ復活祭なの?何をする日?

2024年のイースターはいつ?イースターとは何をする日?卵とうさぎの関係について!

海外発祥のクリスマスやハロウィンが日本ではもはや定番となる中で、次に定番化しそうと言われているのが「イースター」です。

ここ数年、東京ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオジャパンで大きなイベントが行われていることから、どんどんと知名度が上がっていますが、その意味や由来はよくわからないという方も多いでしょう。

そこで今回は、未だ多くの方が持っている「イースターとは?」という疑問を解決すべく、イースターについて調べてみました。

イースターが「復活祭」と呼ばれる理由も解説します!

2024年のイースターはいつ?

なお、2024年のイースターは3月31日(日)となっています。

イースターは、クリスマスのように12月25日と必ず日付が決まっているものではありません。
以下のように毎年日付が変わります。

  • 2024年3月31日(日)
  • 2025年4月20日(日)

その定義は「春分の日の後の、最初の満月の後の日曜日」となっており、現在採用されているグレゴリオ暦では3月22日から4月25日の間になるため、年によって1ヵ月の差が生じることになります。

また、なぜ日曜日なのかと言うと、イエス・キリストが処刑後に復活した日が日曜日だったからです。

もしイエス・キリストの復活が月曜日だったとしたら、イースターも「春分の日の後の、最初の満月の後の月曜日」に変更されていたかも知れませんね。

春分の日(2024年の春分の日は3月21日)から最初に満月となるのが4月6日のため、この日以降の最初の日曜が4月9日であることから、2024年のイースターは4月9日となります。

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なぜイースターを「復活祭」というの?


日本では、イエス・キリストの誕生日である12月25日(誕生日については諸説あります)のクリスマスがとても有名ですが、キリスト教の本場である海外では、それよりもイエス・キリストが復活したイースターの方が意味深く、大切な日であると考えられています。

イエス・キリストは架空の人物ではなく実在した人で、イスラエルの南、ベツレヘムという町で生まれました。

人間でありながら神を父に持つイエス・キリストは、30歳まで義父のヨセフの元で暮らしていましたが、神の教えを広めるべく旅に出ることになります。

そこでイエス・キリストは12人の弟子をとり、様々な奇跡を起こしていきます。

具体的には、水をワインに変えたり、死人を蘇らせたり、海の上を歩いたと言われています。

しかし、イエス・キリストが有名になるに従い、自分達の地位が揺らぐのを危ぶんだ法学者によって、弟子のユダに裏切り行為を働かせることで、イエス・キリストを処刑してしまいます。

イエス・キリストの死は多くの人が確認をし、穴を掘って墓を作り、そこに埋められました。

墓の入り口には巨大な石が置かれていたとも言われています。

それが3日後、石が動かされ、中にあるはずのイエス・キリストの遺体が消えていました。

イエス・キリストは弟子の一人の前に姿を現し、それから40日間、地上にて神の教えを説いた後、亡くなったとされています。

このイエス・キリストの復活は数多くの人が目撃しており、その数は500人以上に上るとも言われています。

このようなことから、海外ではイエス・キリストの生誕祭であるクリスマスよりも、復活を遂げたイースターの方が重要視されているのです。

イースターとは?意味と由来は?


イースターは、英語でEasterと書き、その意味は「復活祭」です。

つまり、日本ではイースターを復活祭と呼ぶことが多いのは、単に英語の日本語訳だからということになります。

イースターがなぜ復活祭であるのかは、後述で詳しく説明していますが、この日は亡くなったイエス・キリストが復活した日とされています。

イエス・キリストの復活をお祝いするお祭りだから、復活祭というわけなのです。

ではなぜ、イースターが復活祭と呼ばれるようになったかと言うと、春の女神である「Eoster」が由来と言われています。

イエス・キリストが処刑後三日目に復活したというのは、世界的に有名な話ですが、それが春の季節だったことから春の女神にちなんでEasterと呼ばれるようになったと言われています。

なお、東はEastと言いますが、これも春の女神が太陽とともに登ってやってくるという言い伝えからとされています。

 

イースターは何をする日なの?


イースターはクリスマスと同様に家族や親戚と集まり、ホームパーティーを開くのが一般的となっています。

教会では特別礼拝が行われるため、それに参列してから自宅でご馳走を食べるという方も多いようです。

また、イースターと言えば卵!

なぜイースターに卵が使われるのかについては、次で詳しく説明しているためここでは省略しますが、イースターとクリスマスの一番の違いは、卵を使った各種イベントです。

イースターに使われる卵は「イースターエッグ」と呼ばれ、カラフルにペイントされています。

生の卵の殻部分にペイントする場合もありますが、生の卵は割れやすいため、茹で卵やイースターエッグ用のプラスチック製の卵を用いることが多いそうです。

卵をカラフルに彩ったら、それを使った様々な遊びを行います。

最も有名なのが、「イースターエッグハント」

イースターエッグを自宅の中や庭、公園などに隠し、それを家族で見つけ出すゲームです。

誰が一番多くのイースターエッグを見つけられるか競い合うのですが、企業が協賛しているイベントなどでは豪華景品がもらえるチャンスもあり、子どもだけではなく大人も夢中になるイベントです。

それ以外には、イースターエッグをスプーンに乗せ、落とさないように遠くまで運ぶゲームや(イースターエッグレース)、イースターエッグを割らないように転がすイースターエッグロールなどがあります。

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イースターと卵とうさぎの関係について


イースターと言えば、卵とうさぎを思い浮かべる方も多いと思います。

ではなぜ、卵とうさぎがイースターのシンボルとなったのでしょうか。

卵(イースターエッグ)

卵は、古くからキリスト教において生命の始まりと意味するものとされてきました。

また、殻を破って誕生することから、一度は亡くなったイエス・キリストが「死」という殻を破って復活したという意味が込められていると言われています。

なお、イースターエッグは色とりどりにペイントをして飾りますが、使う色によって次のような意味があると言われています。

赤・・太陽、情熱、希望、幸福
オレンジ・・強さ、持続
ピンク・・成功
青・・健康
緑・・豊穣、子孫繁栄
紫・・信頼、忍耐
白・・誕生、清浄

うさぎ(イースターバニー)

イースターで飾られるうさぎは、「イースターバニー(イースターラビット)」と呼ばれ、イースターエッグを運んでくると言われています。

うさぎは古代より多産や繁栄の象徴とされていたため、イエス・キリストの復活を祝うイースターにおいて、イースターエッグとともにシンボルと言われています。

まとめ

日本ではまだ知名度がそこまで高いとは言えないイースターですが、テーマパークでのイベントや、海外赴任していた方や帰国子女などが日本に帰国後に周囲に広めるなどして、徐々にその人気が高まってきています。

特にイースターエッグはSNS映えすることから、手軽に楽しめるグッズとして人気になっているようですよ。

イエス・キリストの復活を祝うイースターは、キリスト教徒じゃなくても誰でも参加して楽しむことができるお祭りです。

ぜひ今年は、家族や友人達とイースターで盛り上がってみてはいかがでしょうか。

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