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厄払いとは?男性と女性の厄払いをする時期はいつ?

厄払いとは何なのでしょうか?

男性と女性の厄払いをする時期はいつなのか知りたいですよね。

決められた年齢になったら、神社へ行って厄払いをしてもらいますが、そもそも厄払いとは何なのかよく分からないという方も多いと思います。

そこで今回は、何のために厄払いをするのか、厄払いをする年齢はいつなのか、厄払いの時の服装や持ち物を調べてみました。

厄払いとはなに?


厄払いとは何なのか調べてみました。

厄払いの厄にはくるしみや災難という意味があり、厄払いはくるしみや災難を払うもの、ということになりますよね。

厄払いとして身近なものに節分があります。

節分では「鬼は外、福は内」と鬼を払いますが、この鬼は厄災や災害の象徴と言われています。

つまり、私達は年に一回は必ず節分にて厄払いをしているということになります。

節分に厄払いをするのは、昔は節分が大晦日で翌日が元日(新年)だったからです。

季節の変わり目や年の入れ替わりには特に厄災が起こりやすいと言われていることから、厄払いをして厄を払っていたのが今の節分というわけですね。

また、節分だけではなく、厄年と言われる年齢になると、人は変化や転機が訪れやすくなると言われていることから、昔から厄払いをしていました。

現在、厄払いと聞いて思い浮かべるのは厄年に行うものではないかと思います。

厄年に厄払いをするのは、このような理由があったからなのですね。

男性と女性別!厄払いをする時期はいつ?

男性と女性別の厄払いをする時期はいつなのでしょうか。

厄年は男性と女性で違うため、性別によって厄払いをする時期を知っておく必要があります。

そこでここでは、男女別の厄払いの時期をご紹介します。

男性の厄払いの時期


男性の厄払いの時期は、25、42、61才になります。

厄年の年齢の数え方は数え年が一般的ですが、満年齢(日本では通常は満年齢で年齢を数えます)で厄払いを行っても構いません。

また、25、42、61才はそれぞれ本厄となり、前後の年を前厄、後厄と呼びます。

男性なら前厄が24、41、60、後厄が26、43、62才です。

さらに男性は42才が大厄で、最も注意しなければいけない年齢をされます。

女性の厄払いの時期


女性の厄払いの時期は19、33、37、61才になります。

前厄は18、32、36、61才、後厄は20、34、38、62才です。

大厄は33才になります。

なお、厄払いは本厄だけ行う、前厄・後厄も合わせて3年間行うなど、人によって様々です。

厄払いの時の服装はどうしたらいい?


厄払いの時の服装はどうしたらいいのでしょうか?

厄払いの時の服装については、「必ずこのような服装で来て下さい」と言った決まりがない神社がほとんどです。

しかし、厄払いでは本殿に上がるので、神様に対して失礼のない服装を心がけるのが大切でしょう。

男女共にスーツがあればスーツを着用するのがお勧めです。

スーツがない場合は、女性はブラウスにスカート、男性はジャケットにシャツ、チノパンなどの綺麗めの服装がよいでしょう。

派手な色や柄の服装や、穴の空いたジーパン、露出の激しいもの(ショートパンツやミニスカートなど)は、神様の前ではふさわしくありません。

また、本殿に上がる時は靴を脱ぐので裸足で行くのも止めましょう。

女性はストッキング(もしくは靴下)、男性は靴下を着用するようにして下さい。

なお、神社によっては明確に「礼服でお越し下さい」と表記しているところあります。

心配な場合は事前に問い合わせてみるのがよいでしょう。

厄払いに必要な持ち物は?


厄払いに必要な持ち物はあるのでしょうか?

厄払いではご祈祷を受けるので、初穂料が必要になります。

初穂料は神社で祈祷を受けたり、祝詞を上げてもらう時に、神様に謝礼としてお供えするもの。

神様にお渡しするので、現金のままで払うのはマナー違反とされます。

初穂料はのし袋に入れて渡す必要があるので、のし袋を用意しておきましょう。

厄払いの金額相場はどのくらい?


厄払いの金額相場はどのくらいなのでしょうか?

厄払いの金額相場は、5,000~10,000円となっていますよ。

厄払いの初穂料が明記されている神社もありますが、ない場合はこれくらいの金額を包んで持参するとよいでしょう。

なお、初穂料はのし袋に入れて渡しますが、のし袋の表書きの中央上部分に「初穂料」もしくは「御初穂料」、下部分に祈祷を受ける人の名前を書きます。

中に入れるお札は新札を用意するのがマナーになりますよ。

新札がない場合は銀行や郵便局の窓口で交換できますが、どうしても用意できなかった時はアイロンをかけてしわを伸ばすこともできます。

喪中でも厄払いをしても大丈夫?


喪中でも厄払いをして大丈夫なのでしょうか?

喪中とは喪に服す期間のことで、一周忌(一年間)を指すことが多いです。

それは、喪中は厄払いができないのかと言われたら、そうではないようですね。

神社によっては喪が明けるまで厄払いをお断りするところもあるようですが、多くは四十九日明け(忌中明け)であれば問題なく厄払いを行ってもらえるようです。

神社で厄払いができない場合は、お寺なら喪中であっても厄払い(お寺の場合は厄除け)を行ってくれるところが多いようですよ。

厄払いは1人で行った方がいい?


厄払いは1人で行った方がいいのでしょうか?

厄払いを1人で行くべきか、家族など大勢で行くべきかは、地域などによって考え方に差があるようです。

厄払いは1人で行くべき派の方は、「家族などを連れて行くと、厄払いを受ける人の厄が払われて家族に降りかかってしまう」と言われていたことから、必ず1人で行くという意見が多くありました。

一方で、家族などと一緒に行く派の方によると、「厄払いに1人で行くと、払われた厄が一番身近な家族のところへ飛んで行ってしまうので、家族と一緒に神社を訪れた方がよい」と言われていたそうです。

また、ある地方では同級会で厄払いに行く風習があるところがあり、対象の時期(年齢)になると葉書が届いて同級生みんなで厄払いに行くそうです。

このように、厄払いに行くのは1人がよいのか、家族など大勢で行くのがよいかについては、地域などによって考え方が大きく違うことがわかりました。

お住まいの地域の風習などを調べたり、家族に話を聞いたりして判断してみるのがよいかも知れませんね。

厄払いで有名な全国の神社はどういった神社?


厄払いで有名な全国の神社はどういった神社があるのか調べてみました。

厄払い神社として有名なのは、東京の神田神社です。

東京の神田神社は神・仏の両方を祀っている、全国でもとても珍しい神社になります。

厄払いや厄除けのご利益が高いと、全国から参拝者が訪れるパワースポットとなっていますよ。

また、明治天皇と昭憲皇太后を祀るために建立された明治神宮も、全国的に知名度が高いです。

初詣の参拝客も毎年1位となるなど、厄払いのご利益が高い神社として知られています。

まとめ

厄払いについて調べてみました。

厄払いを行う年齢は男女によって違い、本厄以外にも前厄、後厄があることが分かりました。

男性は42才、女性は33才が大厄となり、厄年の中でも特に注意が必要な年齢と言われています。

厄払いに行く時は必ず礼服である必要はないようですが、神様に失礼のないようTPOをわきまえた服装を心がけることが大切です。

また、厄払いに行く時は1人で行くのか、家族など大勢で行くのかについては地域性などによって考え方が大きく変わることもわかりましたね。

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