厄払いへ行くオススメの時間帯やタイミングはいつなのでしょうか?
厄払いは人生の中で頻繁に行くものではありませんよね。
そのため、どのような時間帯に行くのがいいのか、タイミングはいつがいいのか悩む方も多いと思います。
そこで今回は、厄払いに行く時間帯やタイミングを調べてみました。
厄払いに行く時の服装や金額の相場なども、併せてご紹介していきますね。
厄払いへ行くオススメの時間帯は?
厄払いというのは、私たちの人生において重要な節目を迎える際に行う、特別な儀式です。
この儀式には、神様への敬意を表すため、特定の時間帯に行うことが望ましいとされています。
厄払いの最適な時間帯
- 午前中の重要性:
- 神様への敬意:午前中に神社を訪れることは、日々の生活の中で神様を最優先に考える姿勢を示します。
- 清々しい朝の時間:朝は空気が清々しく、心身ともにリフレッシュされている時間。この時間に神社を訪れることで、心を整え、神様に対する敬意を表すことができます。
- 午後の参拝:
- 柔軟性:午後の参拝が絶対にダメというわけではありません。仕事や家庭の事情で午前中に行けない場合もあるでしょう。
- 心の準備:午後に参拝する際は、心の中で「都合により午後から参拝させていただきます」と神様に伝えることで、敬意を示すことができます。
厄払いの際の心構え
- 神様への感謝:厄払いは、これまでの厄を払い、新たなスタートを切るための儀式です。神様への感謝の気持ちを忘れずに。
- 心の準備:神社へ行く前に、心を落ち着け、自分自身を見つめ直す時間を持つことが大切です。
厄払いの具体的な流れ
- 神社への到着:清々しい朝の時間帯に神社に到着します。
- 心の準備:参拝前に、少し時間を取り、心を落ち着けましょう。
- 参拝:神様に対して、これまでの感謝とこれからの願いを伝えます。
- 厄払いの祈祷:神職の方による厄払いの祈祷を受けます。
厄払いは、単なる形式ではなく、自分自身を見つめ直し、新たなスタートを切るための大切な儀式です。
時間帯にこだわることも大切ですが、何よりも心を込めて神様に祈りを捧げることが重要です。
自分自身の心と向き合い、神様に感謝の気持ちを伝えることで、新たな一歩を踏み出すための力を得ることができるでしょう。
厄払いをするタイミングはいつ?
厄年は、日本の伝統的な信仰に基づいて、人生の特定の年齢に訪れるとされる不運な時期を指します。
この考え方は、古くから日本の文化に根付いており、多くの人がこの時期に特別な注意を払います。
厄年の年齢
- 男性の厄年:25歳、42歳、61歳
- 女性の厄年:19歳、33歳、37歳、61歳
これらはすべて数え年で考えられます。
数え年とは、生まれた年を1歳と数え、その後毎年1歳ずつ加算する計算方法です。
本厄、前厄、後厄
- 本厄:上記の年齢が本厄とされ、最も注意が必要とされる年齢です。
- 前厄・後厄:本厄の前後1年をそれぞれ前厄、後厄と言い、この期間も注意が必要です。
大厄
特に、男性の42歳と女性の33歳は「大厄」とされ、これらの年齢は厄年の中でも特に重要とされています。
厄払いのタイミング
厄払いを行うタイミングは、一般的には本厄の年ですが、前厄や後厄の年に行う方もいます。
また、誕生日や都合の良い日に行う方もいれば、新年から節分までの間に行う方も多いです。
厄払いの方法
厄払いは、神社で行われることが多く、神職による祈祷を受けることが一般的です。
この儀式では、厄除けの祈りと共に、健康や幸福を願う祈りも捧げられます。
厄払いの意義
厄払いは、単に不運を避けるためだけではなく、心身の浄化や新たなスタートを切るための機会としても重視されています。
自己の内省や、これからの人生に対する願いを新たにする機会としても大切にされているのです。
厄払い以外の対策
また、厄年には特別なお守りを身につけたり、日常生活で注意を払ったりすることも一般的です。
例えば、交通事故や怪我に注意する、健康管理に気をつけるなど、日々の生活の中での小さな注意も大切にされています。
厄払いは、日本の文化の中で受け継がれてきた大切な習慣の一つです。
現代においても、多くの人々にとって心の安定や新たな一歩を踏み出すための大切な儀式となっています。
厄払いに縁起のいい吉日はいつ?
せっかく厄払いをするなら、縁起のいい日に行いたいと思う方も多いでしょう。
日本で一般的によく知られている吉日と言えば大安ですよね。
大安は六曜と呼ばれる暦注(暦に掲載される吉凶占い)の一つで、何をするにも良い日とされる縁起のいい日になります。
そのため、厄払いだけではなく、お宮参りや七五三、安産祈願などでも大安を選ぶ方が多いと言われています。
しかし、神社で行われる行事(神事)において、六曜を始めとした日の吉凶はなんの関係もありません。
つまり、大安に厄払いをするのはあくまでも厄払いをする側の都合や気持ちの問題であり、神社の方で「縁起のいい日に厄払いをして下さい」と勧めることは一切ありません。
とは言え、入籍や結婚式などと同じように、厄払いを縁起のいい日に行いたいという気持ちも理解できますよね。
縁起のいい日として知られているのは大安の他に、天赦日や一粒万倍日などがあります。
厄払いへ行く時の服装は?
神社へ行く時の服装は、基本的には自由になります。
神社側から「このような服装で来て下さい」と指定があることはほとんどありません。
(神社の中には細かく服装が決まっているところもあります)
しかし、神社へ行く時は、お参りか、祈祷を受けたり祝詞を上げてもらうかによってある程度、服装は考慮するべきと言われています。
お参りの場合は、極端にだらしのない服装や汚れた服でなければ、普段着でもあまり問題はないと言われています。
これは、お参りでは本殿に上がらないので、そこまでかしこまった服装である必要がないとされているからです。
一方で厄払いでは祈祷を受けるので本殿へと上がります。
そのため、普段着ではなく男性ならスーツやジャケット、女性もスーツやワンピースなどのフォーマルの装いを心がける必要があると言われています。
特に素足は厳禁とされているので、男性は靴下、女性は靴下かストッキングを必ず着用するようにしましょう。
厄払いの金額の相場はどのくらい?
厄払いの金額を調べたところ、全国的には5,000~10,000円が相場となっているようです。
神社に厄払いの祈祷料(初穂料と言います)を尋ねても、「お気持ちでいいですよ」と返されることが多く、実際にどれくらい包めばいいのか悩んでしまう方も多いようですね。
そのような時は5,000~10,000円が全国の相場として、同程度を包んで持って行くのがよいでしょう。
ただし、初穂料については地域によっては大きく変わるケースもあります。
引っ越してきて住んでいる場所に馴染みがないなどの場合は、地元の方などに聞いてみるのがよいかも知れませんね。
また、神社によっては初穂料がはっきりと決まっているところもあるようですよ。
厄払いの初穂料の違いは、祈祷後に授与されるお守りやお札の内容や数の違いと関係していることも多いそうなので、お守りやお札は必要ではなく、祈祷だけをして欲しいという方は条件に合った神社を探してみるのがよいでしょう。
厄払いをする時の神社やお寺の選び方!
昔は今のように交通の便が発達していなかったので、厄払いに行く神社と言えば地元の神社が当たり前でした。
しかし今は遠い場所でも便利に行くことができますよね。
それゆえに、どこの神社やお寺で厄払い(お寺では厄除けと言います)をしてもらおうか?と悩んでしまう方も多いようですね。
厄払いをする時の神社やお寺の選び方は、特に難しく考えることはありません。
できるだけ近いところがよいのであれば、地元の神社やお寺に行ってみましょう。
それよりも、有名で大勢の人が厄払いに訪れる神社やお寺が良ければ、出かけてみるのもよいかも知れませんね。
厄払いで有名な神社には明治神宮や八坂神社、神田神社などがありますし、お寺なら川崎大師や東光寺、岡寺などがありますよ。
有名な神社やお寺は人が多く集まり、厄払いの予約がなかなか取れないこともあるので、反対にあまり知られていない神社やお寺をあえて探す人もいます。
人が少ない分、神主さんやお坊さんと話す時間の余裕があったりするので、ゆったりとした気持ちで厄払いを受けたいという方にオススメですよ。
まとめ
厄払いへ行くオススメの時間帯やタイミングをご紹介しました。
厄払いは厄年に行く方が多いですが、仕事が上手くいかない、毎日辛いことばかりなど、人生に煮詰まってしまった時などでも、心をリセットするために行く方もいます。
厄払いは厄年だけではなく、いつでも受けることができますよ。
オススメの時間帯は午前中ですが、午後から行っても問題はありません。
そういう意味では、厄払いをしてもらいたいと思った瞬間が、厄払いへ行く最もオススメのタイミングと言えるかも知れませんね。
コメント