還暦に贈るお祝いの言葉やメッセージは、どのようなことを書くのがよいのでしょうか。
身近に還暦を迎える方がいると、お祝いの言葉やメッセージを用意しますよね。
しかし、書く内容に悩んだり、書いてはいけない言葉はあるのでは?と不安になる場合もあります。
そこで今回は、還暦に喜ばれるお祝いの言葉やメッセージをまとめてみました。
還暦のお祝いの言葉を伝える時のポイントも、併せてご紹介します。
目次
還暦に喜ばれるお祝いの言葉やメッセージ一覧!【相手別】
還暦に喜ばれるお祝いの言葉やメッセージは、還暦を迎える方との関係によって変わります。
還暦を迎える方があなたのお父さんやお母さんの場合と、上司や恩師では選ぶ言葉が違いますよね。
ここでは、相手別にお祝いの言葉やメッセージをご紹介していきます。
あくまでも文例なので、こちらの文章を参考にオリジナルの言葉やメッセージを考えてみて下さいね。
父親
「お父さん、還暦おめでとうございます。家族のために働いてくれるお父さんがいたからこそ、私達姉妹も幸せに暮らすことが出来ました。まだまだ長い人生、これからも一緒に楽しく過ごしていきたいです。健康に気を付けて長生きしてね。」
「お父さん、還暦のお誕生日おめでとう!娘の私が言うのもなんだけど、60歳には思えないくらい若くてかっこいいお父さんが大好き。いつまでも自慢できる最高のお父さんでいて下さい。」
「お父さん、還暦そして定年退職おめでとうございます。家族のために一生懸命頑張ってくれてありがとう。これからは自分の時間も大切にして、お母さんと仲良く暮らしてね。」
母親
「お母さん、還暦おめでとう。お母さんのおかげでいつも笑顔が絶えない、明るい家庭の中で過ごすことができたと思います。これからは孫の成長を一緒に見守ってくれると嬉しいです。いつまでも元気で長生きしてね。」
「お母さん、還暦そして定年退職おめでとうございます。働きながら僕達兄弟を育ててくれたこと、本当に感謝しています。これからは第二の人生の始まりですね。趣味のカラオケやテニスを楽しみながら、楽しく過ごして下さい。」
「お母さん、還暦おめでとう。3人の子育ては本当に大変だったと思います。学校から帰るといつもお母さんが笑顔で迎えてくれるのが嬉しかったよ。兄弟と話し合って、お祝いにお母さんの好きな赤いバラを贈りました。休みになったら子供達を連れて遊びに行くからね。」
おじいちゃん
「大好きなおじいちゃん、お誕生日おめでとう。いつも優しいおじいちゃんが大好きです。遠くてなかなか会えないけど、夏休みには会いに行くからね。また一緒に虫取りしたり、海で遊ぼうね。」
「おじいちゃん、還暦おめでとう。小さい時からかわいがってくれて、今も変わらず助けてくれてありがとう。これからは少しずつ恩返しできるように頑張るからね。」
「おじいちゃん、還暦おめでとうございます。若くてかっこいいおじいちゃんは私の自慢!今度一緒に映画デートしようね。」
おばあちゃん
「おばあちゃん、還暦のお誕生日おめでとうございます。おばあちゃんの作る料理が大好物で、時々食べたくなります。なかなか会えなくて淋しいけれど、学校が落ち着いたらすぐに会いに行くからね。これからも元気で長生きして下さい。」
「おばあちゃん、還暦おめでとう。仕事で大変なことがあるといつもおばあちゃんの笑顔を思い出します。私が元気で過ごせるために、おばあちゃんにはうんと長生きしてもらわなくちゃ。これからもよろしくね。」
「優しくてかわいいおばあちゃん、還暦おめでとう。おばあちゃんの家に行くといつも安心します。これからも僕の心の拠り所になってね。健康第一に、毎日を元気で楽しく過ごして下さい。」
義父
「お父さん、還暦のお誕生日おめでとうございます。未熟な私をいつも優しく見守って下さり、感謝しています。これからもご迷惑やご心配をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。」
「お父さん、還暦と定年退職おめでとうございます。お父さんはとても若々しく見えるので60歳と聞いてびっくりしてしまいます。この秋には孫が誕生し、おじいちゃんになりますが、お父さんならきっとかっこよいおじいちゃんになるでしょう。ずっと元気で長生きして下さいね。」
義母
「お母さん、還暦おめでとうございます。いつも家事や育児を手伝ってくれるお母さん。本当に助かっているし、こんなに優しいお母さんのところにお嫁に来られて、私は幸せ者だと思っています。まだまだご迷惑をおかけしますが、お母さんみたいな素敵な母親になれるように、これからも色々教えて下さいね。」
「お母さん、還暦おめでとうございます。仕事や育児もこなし、趣味を楽しむお母さんは私の目標の女性です。還暦は赤がテーマカラーと聞いて、お母さんに似合う素敵なスカーフを選びました。気に入ってもらえたら嬉しいです。遠方でなかなか会えませんが、近いうちに遊びに行かせて下さいね。」
職場の上司
「還暦のお祝いを申し上げます。入社以来、〇〇さんには大変お世話になりました。今の私があるのは〇〇さんのおかげです。厚くお礼を申し上げるとともに、これからのご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。」
「この度還暦を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。60歳のお誕生日と聞いて驚いておりますが、いつまでもお元気で、さらなるご活躍をお祈りしています。」
お祝いの言葉を伝える時のポイント!
手書きが基本
還暦に限らず、お祝いの言葉を伝える時は手書きがベストです。
字の上手い下手は気にせず、一文字ずつ丁寧に心を込めて書きましょう。
具体的に書く
「いつもありがとう」よりも、「いつも優しく明るく接してくれてありがとう」のように、具体的に書くことで相手に気持ちが伝わりやすくなります。
思い出に残るエピソードがあれば、簡潔にまとめて入れるのも良いでしょう。
前向きなメッセージが良い
還暦祝いの在り方が昔とは違い、今は長寿をお祝いするというよりも、人生の節目となる特別な誕生日をお祝いするという意識に変わりつつあります。
そのため、60歳までの思い出を振り返る内容よりは、60歳になってこれからしたいこと、進んでいく道を思わせるような前向きな内容が良いでしょう。
縁起の悪い言葉やネガティブな言葉は使わない
還暦のお祝いのメッセージに「死」や「苦」を連想させる言葉は使わないと思いますが、「終わる」や「弱る」「老いる」などを無意識に使ってしまうことは以外と多いようです。
現代の60歳は昔とは違い、現役世代がほとんどなので、特に老いを感じさせるメッセージは禁物です。
「落ち着いて過ごしてね」「ゆっくりしてね」という言葉も、年寄扱いしていると受け取れられがちなので、あまり使わない方がよいかも知れません。
まとめ
還暦に喜ばれるお祝いの言葉やメッセージを一覧にしてみました。
還暦祝いは長寿祝いの一つですが、今の60歳は若く、長寿という言葉に違和感を抱く方も少なくありません。
そのため、長寿に意識を置かず、60歳の誕生日を盛大にお祝いするというスタンスで臨んだ方が嬉しく思う方も多いようです。
文面もより前向きになるのでお勧めですよ。
今回ご紹介した文例をそのまま使うのではなく、楽しい思い出や記憶を呼び起こしながら、オリジナルに変えて贈るのが良いでしょう。
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