初節句に雛人形！その相場と選ぶポイント！
誕生したお子さんが女の子だった場合、初節句は桃の節句（雛祭り）となります。
雛祭りと言えば、家族や親戚で女の子の健やかな成長を願う日本の伝統行事ですが、そこに欠かせないのは雛人形ですよね。
ところで、雛人形を用意するのはやはりその女の子の両親が一般的なのでしょうか？
また、豪華絢爛な人形や飾りが多い雛人形の相場とは、一体どれくらいなのでしょう？
そこで今回は、そのような雛人形に纏わる疑問を色々調べてみました。
雛人形の平均的な相場は？どういう雛人形を購入しているの？
実は、雛人形に相場というのは存在しません。
と言うのも、雛人形は使われている素材や人形の顔、作家などによって値段がピンからキリまであるからです。
また、雛人形自体への考え方にもそれぞれ個人の違いがあることから、一概に「これくらい」という数字を出すのは難しいと思います。
ですが、数ある雛人形の中にも「売れ筋」な価格帯というのはあります。そこで今回は、あくまでもその観点でのご紹介とさせていただきます。
まず、お内裏様とお雛様のみが飾られているシンプルな親王飾りですが、こちらの売れ筋価格帯は5～10万円となっています。
最近はアパートやマンション住まいと言った住宅事情からこの親王飾りを選ぶ方も多いようで、価格と事情がマッチした結果となっています。
また、段飾りでも五段や七段飾りではなく三段が人気のようです。七段だと20万以上はしますが三段であれば8～12万くらいで買えるのも人気のようです。
雛人形を選ぶ時のポイントは？お雛様選びは顔が一番のポイントなの？
雛人形を選ぶ時には、やはり一番に住宅事情を考えるのがよいでしょう。
段飾りは豪華で見栄えがしますが、果たして自宅に飾るスペースがあるかどうかをよく考えられた方がよいです。
そして次点のポイントとして挙げるのは、お雛様の顔が好みの顔かどうかということ。お雛様の顔が好きかどうかというのは購入後のモチベーションにも結構違いが出てくるため、是非とも慎重に行ってもらいたいものです。
とは言え、難しく考えるのではなく「微笑んでいるみたいで心が和むわ」とか「〇〇（子供の顔）に似ていてかわいい」といった単純な理由で構いません。
さらに雛人形は、京雛や関東雛かによっても顔が違うようです。京雛は関東雛よりも切れ目で鼻筋が通ったいわゆる「京美人」顔のお雛様となりますので、そちらも好みによって選ぶとよいでしょう。
雛人形は誰が贈るのが良いの？次女や三女が生まれた時は？
雛人形は通常、母方の祖父母が孫に贈るものとされています。
しかし最近は、父方の祖父母と折半して贈るケースや、軍資金としていくらか渡す（残りは娘夫婦で足して買う）といったケースもあるようです。
また、雛人形は本来、その女の子に降り掛かる災いや厄をお雛様が身代わりに引き受けてくれるもの、とされているため、一人につき一組（お内裏様とお雛様）というのが基本となります。
双子の姉妹であれば雛人形も二組、長女、次女、三女の三姉妹であれば雛人形も三組というようになります。
雛人形の相場のまとめ
雛人形は両親ではなく、祖父母が用意してくれるものだったのですね。
また、とても値が張るものだということもわかり、一生掛けて大切にしていかなければいけないと感じました。
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