本厄の女性の正しい過ごし方や女性が厄年で気になることとは何なのでしょうか?
厄年には心身の不調が現れやすいと言われています。
特に女性は妊娠や出産、更年期などでホルモンバランスが崩れやすいことから、厄年を心配している方も多いでしょう。
そこで今回は、本厄の女性の過ごし方などを調べてみました。
本厄の女性の正しい過ごし方
本厄の女性の正しい過し方とは、どのようなものなのでしょうか。
本厄に限らず、厄年には新しいことをするのは避け、落ち着いて静かに過ごすのがよいと言われています。
しかし、女性の場合は厄年が男性と比べて多く、しかも仕事や育児に最も忙しい30代に2回もありますよね。
そのため、落ち着いて静かに過ごすなんて無理!という方も多いでしょう。
本厄の女性は立ち止まってゆっくり過ごすことが難しいと言えます。
とは言え、忙しさを理由に自分の心身について後回ししてしまえば、後から大変なことになるかも知れませんよね。
そこで、本厄の女性はいつも以上に心身に配慮し、心の健康、体の健康を優先して毎日を過ごすようにしましょう。
規則正しい生活を心がけ、健康診断を受けるようにして下さい。
特に主婦の方は会社で健康診断を受けられないので、厄年は自主的に病院で検査をするのがお勧めです。
島田流 厄年の過ごし方
本厄の女性が気になることとは?
本厄の女性が気になることとは、一体どのようなことなのでしょうか。
先ほども触れましたが、女性の本厄は仕事、育児ともに忙しさがピークの時に重なります。
厄年は厄災に遭いやすいと言われているので、大事な時期をどう過ごしたらよいのか、気になっている方が多いようですね。
特に本厄は、厄年の中でも注意が必要な年齢になります。
とは言え、厄年に捉われすぎてしまい、何もせずにただじっと過ごすのも時間を無駄にしているような気持ちになりませんか?
本厄の過ごし方で大切なのは、厄年だからと何もしないのではなく、厄年を意識して十分に気を付けながら、前向きな気持ちを忘れないことです。
例えば、勉強をして資格を取るとか、自宅でできる運動を始めてみるなど、本厄でもできることはたくさんありますよね。
そのようなことに目を向け、厄年を気にしすぎて必要以上に塞ぎこんだり落ち込んだりしないようにしましょう。
本厄でやってはいけないことは?
厄年は新しいことを始めるのは避けた方がよいと言われています。
特に本厄は厄災に遭いやすいと言われているので、人生の転機になるようなことは止めた方がよいでしょう。
具体的には、結婚や引っ越し、転職、家を建てる、事業を始めるなどです。
ただし、出産は厄を落とす効果があると言われており、本厄に行うのはむしろ良いこととされていますよ。
また、結婚についても厄年を避けるとなると3年間はできないことになってしまいます。
結婚はタイミングが大事でもあるので、先延ばしにすることで縁が切れてしまいそうな場合は、本厄であっても縁を大事にして結婚した方がよい結果となるかも知れません。
やってはいけない厄年におけるNG行動(『暮らしを豊かにする』和尚の開運宝典)
女性の本厄のタイミングはいつ?
女性の本厄は、19才、33才、37才、61才になります。
厄年は本厄だけではなく、その前後1年を含め、それぞれを前厄、後厄と言います。
これを年齢に当てはめると、女性の厄年は次のようになりますよ。
18才(前厄)19才(本厄)20才(後厄)
32才(前厄)33才(本厄)34才(後厄)
36才(前厄)37才(本厄)38才(後厄)
60才(前厄)61才(本厄)62才(後厄)
なお、厄年は基本的には数え年で数えます。
数え年とは母親のお腹にいた時を0才として、生まれたら1年、以後は1月1日になると1才年を重ねるという考え方です。
現在は満年齢で数えるので数え年には馴染みがない方が多いと思いますが、厄払いへ行く時は数え年で自分の年齢を数えてみるのがよいでしょう。
ただし、神社やお寺の多くは厄年の厄払い(お寺は厄除け)を数え年、満年齢のどちらでも受け付けていることが多いです。
厄払いはいつまでにいけばいいの?
厄払いのタイミングについては、現在は特に決まりはありません。
厄払い=厄年のイメージがありますが、厄払いは厄年以外でも行うことができます。
最近なんだかツイていない・・。
不幸なことばかりが起こる・・。
など、厄払いをしてもらいたいと思ったら、基本的にはいつでもいくことができますよ。
なお、厄年の厄払いも誕生日や都合のいい日などで構いませんが、昔からの風習に従うなら1月1日から節分までの期間に行うのがよいと言われています。
昔は年が変わる瞬間や季節が変わる日には、邪気が入り込みやすいと言われており、邪気払いや厄払いが行われていました。
節分は季節を分けるという意味があり、時に立冬から立春に変わる時は新年への切り替わりでもあったので、重要視されていたと言われています。
このようなことから、厄払いをするなら1月1日から節分までがよいと言われていますよ。
本厄に効果的なお守りはある?
本厄に効果的なお守りはこれ!というよりも、お守りを大切に扱うことの方が重要と言われていますよ。
本厄で厄払いをしてもらうと、祈祷が終わった後にお守りやお札が授与されます。(授与されない場合もあります)
この時に頂くお守りは厄除けのお守りとなるので、いつも身につけることで、神様が厄災からあなたを守ってくれます。
厄払いで有名な神社でお守りを頂いたとしても、お守りをポケットにそのまま入れて持ち歩くのは止めた方がよいでしょう。
特にお尻のポケットに入れていると、座った時にお守りをお尻で踏んでしまうことになり、丁寧な扱いとは言えません。
なお、複数のお守りを持っていると神様同士が喧嘩をしてしまい、ご利益がなくなってしまうと言われていますが、そのようなことはないようです。
気になる神社やお寺のお守りを大切にして、厄年が過ぎたらお守りを返納し、厄災から身を守って下さった神様に感謝の気持ちを伝えましょう。
そもそも厄払いはした方がいい?
厄年については科学的根拠はなく、言わば迷信です。
そのため、信じていない方は厄払いをしていませんし、厄払いをしていないからといって必ず厄災に遭っているわけでもありません。
つまり、結論から言うと厄払いは必ずしなければならない、というわけではないでしょう。
しかし、厄年に該当する年齢は女性も男性も、心や体の健康を崩しやすいと言われています。
実際に厄年を経験した方の多くは、厄年に不幸な出来事があったと答えています。
これを単なる偶然と捉えるか、長年の人々の経験を元に「気を付けた方がよい年齢」として、意識して過ごすかは自分次第ということです。
厄年を気にしすぎて何もできなくなってしまうのは避けたいですが、19才、33才、37才、61才は女性にとって様々な変化が訪れやすい年齢と言えるでしょう。
まとめ
本厄の女性の正しい過ごし方を調べてみました。
女性は厄年で気になることは厄年の過ごし方ですが、厄年だからと言って慎重になりすぎるのももったいないですよね。
人生の転機になりやすい年齢であることを自覚しながら、健康に留意し、生き生きと毎日を過ごすことが大切です。
また、安心感を得るために厄払いをしておくのもよいでしょう。
厄払いをしたことが心のお守りとなり、厄年であっても前向きに過ごすことができればいいですよね。
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