米寿祝いは誰が祝うの?押さえておきたい最低限のマナー!

米寿祝いは誰が祝うものなのか知っていますか?

米寿を迎える方のお子さんでしょうか、それともお孫さんなのでしょうか。

身内にこれから米寿を迎える方がいる場合、米寿祝いを計画することがあると思いますが、その時に誰が主催者となるのかわかると話が進めやすいですよね。

そこで今回は、米寿祝いは誰が祝うのか調べてみました。

米寿祝いで押さえておきたい最低限のマナーなども、併せてご紹介します。

目次

米寿のお祝いは誰が祝うの?


米寿のお祝いは誰が祝うのかについては、特に決まってはいません。

つまり、誰が祝ってもよいのですが、一般的には次の方が中心となって米寿のお祝いを行うことが多いです。

子供

あなたにとって米寿を迎える方が両親の場合、お子さんであるあなたは最も近しい存在と言えますよね。

そのため、米寿祝いの主催となることが多いです。

配偶者

米寿を迎える方の夫、もしくは妻が主催となることもあります。

ただし、88歳と高齢のため、実際の米寿祝いの場の準備などはお子さんやお孫さんが中心になることが多いでしょう。

米寿を迎える方がおじいちゃんやおばあちゃん(祖父母)となると、両親が60代、孫の世代が20~40代となることが多いですよね。

今は実店舗だけではなくインターネットショッピングも普及しており、米寿祝いの準備やプレゼントをネットを通じて用意することもあるでしょう。

そのような場合は両親の世代よりも孫世代となるあなたが中心となって、お祝いの準備をすることもあります。

親戚

米寿を迎える方の兄弟や姉妹、義理の息子や娘などの親戚が、米寿祝いを主催することもあります。

米寿を迎える方の兄弟や姉妹も高齢の可能性が高いので、実際にはその子供や孫などが主催者となるケースが多いでしょう。

有志

知人やかつての教え子、元部下などが集まって、米寿のお祝いを行うことがあります。

日程は家族の予定を優先して決めるとよいでしょう。

米寿祝いをするタイミングは?


米寿祝いをするタイミングは特に決まっていませんが、米寿祝いは88歳をお祝いする行事のため、お誕生日に米寿祝いをすることが多いようです。

また、米寿祝いを機に、普段はなかなか会えない遠方の親戚なども集まるなどの場合では、人が集まりやすい正月やゴールデンウィーク、お盆などに行われることもあります。

現在の日本は満年齢が主流ですが、元々は数え年で年齢を数えていたこともあり、米寿祝いは正月に行われていたと言われています。(数え年では正月に1歳年を重ねるため)

昔からの慣習を気にする方なら、米寿祝いは正月に行うべきと考えるかも知れませんね。

それ以外では、敬老の日などの祝日も米寿祝いを行う良いタイミングと言えるでしょう。

長寿祝いの中でも還暦や古希は、敬老の日は避けることが多いようですが、米寿祝いは敬老の日に行うケースも多いですね。

どのような日に行うとしても、最も大切なのは米寿を迎える方の体調や気持ちです。

予定を立てる時は必ず本人の意思を確認するようにしましょう。

米寿のお祝いはどこですると喜ばれる?


米寿のお祝いはどこですると喜ばれるのでしょうか。

米寿の祝いにお勧めの場所をご紹介します。

自宅

自宅で行う米寿のお祝いは、人の目を気にすることなく、いつもの慣れ親しんだ空間でお祝いをすることができますよね。

疲れたらすぐに横になれますし、小さなお子さんがいても心配がありません。

食事を用意する手間はありますが、好きな物を用意することができますし、時間を気にする必要もありません。

レストラン

米寿祝いで特別感を演出するなら、レストランや料亭での食事がお勧めです。

特に普段はあまり行かないような高級レストランや料亭での食事は、素敵な思い出となるでしょう。

レストランや料亭の中には、長寿祝いのプランを用意しているところもありますよ。

ホテル

米寿祝いなどの長寿祝いのプランがあるホテルや旅館を利用すると、ちゃんちゃんこや頭巾などの道具を用意してもらえることがあります。

また、ホテルや旅館なら部屋をとるので、疲れたら部屋に戻ってゆっくりすることができますよね。

温泉付きならちょっとした旅行気分を味わうこともできます。

米寿祝いに誰を呼ぶべき?


米寿祝いには誰を呼ぶべきなのでしょうか。

米寿祝いを始めとした長寿祝いは、一般的には身内のみで行われるようです。

ただし、米寿を迎える方が米寿祝いを良い機会にして、遠方の親戚や古くからの友人や知人、会社の元同僚や部下、元生徒などを呼んで盛大に行いたいという希望があれば、その希望を叶えることを優先しましょう。

米寿祝いに誰を呼ぶかは、お祝いを主催する子供や孫が決めるのではなく、本人に聞いてみるのがよいでしょう。

米寿祝いにかける費用はどのくらい?


米寿祝いにかける費用は、10,000~100,000円程度が相場となります。

金額に差があるのは、「どこで」「何人(人数)」で行うかによって総額が変わってくるからです。

自宅でのお祝いであれば、料理などは自分達で用意するので予算を組んで、その予算内に押さえやすいですよね。

しかし、高級レストランや料亭での食事では、1人あたりランチで5,000円、ディナーなら10,000円は必要になります。

家族5人で行うと、25,000~50,000円以上になりますよね。

また、ホテルや旅館に宿泊して長寿祝いのプランを利用すると、1人20,000円以上となることも。

移動の費用なども考えると100,000円以上となることも珍しくありません。

このようなことから、米寿祝いの費用は「どこで」「何人」で行うかによって、かなり変わってくると想定しておくのがよいでしょう。

米寿祝いで押さえておきたいマナー!


米寿祝いを贈るときは熨斗をつけましょう。

熨斗とは贈り物に白い紙をかけ、水引きと熨斗と呼ばれる飾りをつけたものになります。

一般的には白い紙に水引きと熨斗が印刷された熨斗紙が使用されることも多く、日本では慶事において欠かせないマナーになります。

身内に贈る場合は親しさなどから熨斗は必要がないと思う方も多いようですが、せっかくのお祝いですので熨斗をつけて丁寧に贈ってみてはいかがでしょうか。

また、「死」や「苦」を連想させる言葉や贈り物が論外なのは当然ですが、「老い」を感じさせるものもNGです。

米寿祝いを成功させるポイント!


米寿祝いを成功させるポイントはどのようなことなのでしょうか。

米寿祝いを成功させるポイントをまとめてみました。

本人の希望や意思を尊重する

周囲の人がいくら米寿のお祝いを盛大にやってあげたいと思っても、本人がそれを望まなければ無理強いになってしまいます。

ちゃんちゃんこや頭巾を着用するのに、抵抗を感じる人も少なくありません。

米寿祝いをする時は、お祝いの内容などは本人の希望や意思を確認し、何より本人が楽しめる状況にすることが大切です。

米寿のテーマカラーは黄色

長寿祝いにはそれぞれテーマカラーがあり、米寿は濃黄色(金茶)になります。

部屋やテーブルコーディネートを黄色に合わせたり、黄色をメインにした花を贈ると、米寿祝いの雰囲気が高まりますよ。

米寿祝いにオススメのプレゼント!


米寿祝いにはどのようなものを贈るとよいのでしょうか。

米寿祝いに喜ばれるプレゼントをご紹介します。

・花

・お酒やお菓子などの嗜好品

・湯飲みやコーヒーカップなどの食器類

・生まれた時から現在までのアルバム

・お米

プレゼントの料金相場はどのくらい?


米寿祝いのプレゼントの金額相場は、5,000~30,000円程度です。

米寿を迎える方との関係によって異なり、最も近しい立場であるお子さんの場合は20,000~30,000円、お孫さんなら10,000~20,000円程度、親戚や知人などであれば5,000~10,000円程度と言われています。

何を贈るかによって金額は変わりますので、米寿を迎える方が欲しいものをリサーチして、高額であれば兄弟姉妹や有志と合わせて購入してみるのもよいかも知れませんね。

そもそも米寿をお祝いした方がいいの?


米寿祝いを行うかどうかは、周囲は決めるのではなく、米寿を迎える方の意思が最も重要と言えます。

昔から「長寿祝いをすると早死にする」と言い伝えがあり、米寿祝いに限らず長寿祝い全般を拒否する方もいますし、長寿祝いは年寄扱いされているようで嫌だと感じる人もいるようです。

そのため、本人に内緒でいきなり米寿祝いを行ってしまうと、嬉しい気持ちよりも悲しい気持ちになってしまう方もいるかも知れません。

このようなことから、米寿祝いを行う時はまずは本人に確認をすることが大切になります。

まとめ

米寿祝いは誰が祝いのか特に決まっていませんが、一般的には本人(米寿を迎える方)の子供や孫が主催となることが多いです。

米寿祝いは本人の気持ちを尊重することが何よりも大切なので、米寿祝いを行ってもよいか、行う場合はどれくらいの規模でどこで行いたいかなどと本人としっかり話し合うとよいでしょう。

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