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百寿祝いは何歳でするの?数え年?満年齢?正しい読み方は?

百寿祝いは何歳でするのか、年齢は数え年なのか満年齢なのか知りたいですよね。

百寿の正しい読み方がよくわからないという方も多いでしょう。

そこで今回は百寿祝いについて調べてみました。

百寿の読み方やお祝いはいつするのかなど、百寿祝いの疑問を解決していきます。

百寿祝いは何歳でするの?数え年?満年齢?


百寿祝いは100歳をお祝いするものです。

つまり、百寿祝いは100歳ですることになりますね。

長寿祝いの発祥は中国で、日本に長寿祝い(還暦と古希)が伝わったのが奈良時代と言われています。

当時の日本は中国の文化に強く影響を受けており、中国では年齢は数え年で数えるのが一般的です。

そのため、還暦と古希のお祝いが伝った時も還暦は数え年の61歳、古希は数え年で70歳をお祝いしていました。

百寿祝いは還暦と古希が伝わった後に日本独自で始まった長寿祝いの一つなのですが、このような流れもあって昔は数え年で100歳になる年にお祝いをしていました。

満年齢なら99歳になりますね。

ただし現在は、年齢を数える時も満年齢で数えるのが一般的であることから、百寿祝いも数え年の100歳ではなく満年齢の100歳(数え年では101歳)に行う方が増えています。

昔からの風習に倣うのではあれば数え年になりますが、あまり気にしないのであれば満年齢でも構いません。

数え年と満年齢の違いは?


百寿祝いなどの長寿祝いを始め、厄年などでも数え年という年齢の数え方を耳にすることがありますよね。

数え年と満年齢にはどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、数え年と満年齢の違いを詳しくご紹介します。

数え年について

数え年とは生まれた時点の年齢を1歳とし、以後は正月(元日)を迎えると1歳年を取るという数え方になります。

これは、元号や学年などが「0」年からではなく「1」年から始まるなど、0を起点していないことから、お母さんのお腹の中にいる時点で0歳となり、生まれた瞬間に1歳になるという考えに基づいています。

また、正月に一斉に年齢を重ねるのは、昔は家族の人数が多かったため、誕生日で年齢を区切るとタイミングが煩雑になることからと言われています。

日本では明治6年2月5日の法改正によって、数え年から満年齢へと年齢の数え方が変更されています。

しかし、一般にあまり浸透しなかったことから、昭和24年5月24日に施行された法律によって、満年齢を使用することが義務付けられています。

満年齢について

満年齢とは生まれた時点の年齢は0歳とし、以後は誕生日を迎えると1歳年を取るという数え方になります。

年齢の数え方としては日本を始め欧米諸国が採用しており、世界的には年齢を満年齢で数える国が多いですね。

百寿の正しい読み方


百寿の正しい読み方は「ひゃくじゅ」もしくは「ももじゅ」です。

百という字は「ひゃく」とも「もも」とも読むのが一般的なので、あまり難しい読み方ではないですよね。

ちなみに百寿祝いのテーマカラーは桃色またはピンク(※)ですが、これは「ももじゅ」という読み方が由来と言われています。

もも=桃=ピンクというわけですね。

なお、百寿は他に「紀寿」ということもあります。

これは、100年=一世紀が由来と言われていますよ。

(※)地域によっては桃色やピンクではなく、白や金色などもあるようです。

百寿祝いで喜ばれるお祝いの仕方


百寿祝いのお祝いの仕方にはどのようなものがあるのでしょうか。

百寿祝いで喜ばれるお祝いの仕方をご紹介します。

食事会

百寿祝いのお祝いの仕方では、家族や親戚が集まって食事会をすることが多いようです。

美味しいものを食べながら、気心の知れた家族や親戚と過ごす瞬間は何にも変えがたい素敵な思い出になるでしょう。

プレゼントを贈る

プレゼントはお祝いの定番ですが、心のこもったプレゼントを贈って百寿を迎えた方に喜んでもらいましょう。

どんな贈り物が喜ばれる?


百寿祝いに贈る物をする時は、百寿を迎える方に欲しいものを聞いてみるのが一番です。

年齢が高くなるほど、必要なものは大抵揃っていることが多いですよね。

すでに持っているものを贈っても無駄になってしまうかも知れないので、百寿を迎える方の希望を叶えてあげられるような贈り物を贈りましょう。

その上で、百寿を迎える方が貰って嬉しかったプレゼントを調べてみました。

プレゼントを贈る時の参考になさってみて下さいね。

男女問わず、お祝いの場でもらって嬉しいのがお花ではないでしょうか。

百寿祝いは桃色(ピンク色)がテーマカラーなので、ピンク色の花をメインにした花束を贈ると百寿という特別な日のお祝いにふさわしくなりますよ。

嗜好品

お酒が好きな方ならワインや日本酒、焼酎など。

甘い物が好きなら、和菓子や洋菓子の詰め合わせを贈ってみてはいかがでしょうか。

百寿祝いのお祝いとして贈る場合は、普段口にしているものよりも高級なブランド品を選ぶのがよいでしょう。

湯飲みやコーヒーカップ

毎日お茶やコーヒーを飲む方なら、湯飲みやコーヒーカップもおすすめです。

湯飲みやコーヒーカップはすでに持っていると思いますが、他にあっても困るものではないですよね。

百寿にちなんで桃や桜の柄のものを選ぶ方が多いようです。

お祝いの金額相場はどのくらい?


百寿のお祝いの金額相場は5,000~30,000円程度となっています。

百寿を迎える方が両親の場合(あなたが子供)、お祝いの金額は20,000~30,000円程度となりますが、お祝いの内容などによっては相場を大きく超える可能性もあるでしょう。

また、百寿を迎える方が祖父母(あなたが孫)の場合のお祝いの金額は10,000~20,000円程度が相場ですが、状況などによってはお孫さんがお祝いの席を取り仕切ることもあるでしょう。

そのようなケースでは、百寿を迎える方の子供(あなたの両親)と同程度の金額相場となることもあります。

この他に、親戚や知人などの場合は、お祝いの金額相場は5,000~10,000円程度と言われています。

ただしこちらも、親しい付き合いのある間柄であればお祝いの金額相場は高くなる傾向にあり、反対にほとんど交流などがなければ1人2,000~3,000円程度を複数でまとめて、お祝いとして贈ることもあるようです。

このように百寿のお祝いの金額相場は、百寿を迎える方との関係によって相場内で金額が異なります。

百寿のお祝いはどこでするのがオススメ?


百寿のお祝いで食事会を開くことが多いのですが、食事会は自宅の他に外食という選択肢もありますよね。

還暦や古希などの長寿祝いでは、特別感を演出するために高級レストランや料亭などで開くことが多いです。

しかし、百寿祝いでは移動や長時間の着席などで、百寿を迎える方への心身への負担を考慮し、自宅で開くケースが多いと言われています。

自宅なら疲れたらすぐに横になれますし、食事の内容も細かく百寿を迎える方の希望に沿うことができますよね。

とは言え、現代の高齢者は元気な方が多く、100歳と言っても活動的な方も多くいらっしゃいます。

百寿祝いをどこでするのかについては、百寿を迎える方の体調や希望を尊重して決めるのがよいでしょう。

まとめ

百寿祝いは100歳をお祝いするものです。

昔は数え年の100歳(満年齢は99歳)で行うのが一般的でしたが、現在は満年齢の100歳でお祝いすることも少なくありません。

百寿は「ひゃくじゅ」もしくは「ももじゅ」と読みます。

または100年が一世紀であることから、「紀寿(きじゅ)」とも呼ばれることがあります。

日本は平均寿命が世界一の長寿国ですが、その日本においても100歳を迎えることは大変おめでたいことですよね。

百寿祝いを行う時は、百寿を迎える方の体調などを十分考慮した上で、無理のない範囲で行うのがよいでしょう。

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