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向寒の候を使う時期はいつまで?意味や読み方と使い方や例文と結びも!

向寒の候を使う時期と使い方や読み方を、例文と結び文と併せて解説しています。

時候の挨拶の中でも、あまり聞き慣れないのが向寒の候ではないでしょうか。

そのため、「いつ使うの?」「そもそも読み方は?」と疑問に思う方が多いようですね。

そこで今回は、向寒の候について詳しく調べてみました。

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向寒の候を使う時期はいつからいつまで?

向寒の候は11月上旬から12月中旬まで使える時候の挨拶になります。

具体的には、二十四節気の立冬(例年11月7日頃)から、冬至(例年12月21日頃)までになります。

時候の挨拶は実際の気候や気温ではなく、旧暦に沿って使うのが一般的ですが、現在の11月上旬はそこまで寒くはないと言えますよね。

そのため、向寒の候を使うのは11月中旬や下旬という方も多いですよ。

向寒の候の意味や読み方は?


向寒の候は「こうかんのこう」と読みます。

向寒とは一年で最も寒い時期となる寒(かん)に向かって、だんだんと寒さが厳しくなるという意味です。

候はそうろうと読んでしまいたくなりますが、「こう」と読むのが正解です。

候には時候や気候、季節などの意味があり、向寒の候は「本格的な冬に近づいている時期ですね」という意味になりますよ。

向寒の候の正しい使い方は?


向寒の候は冬の中でも初冬(冬の初め)に使う時候の挨拶です。

冬と言っても、新暦による区分け(新暦では12月、1月、2月)ではなく旧暦による区分けとなり、旧暦では立冬が冬の始まりの日となります。

また、向寒は冬至の前日まで使うことができますが、どうして冬至を過ぎてからは使えないのか疑問に思う方も多いでしょう。

冬至は冬の真ん中になるのですが、冬至の次は小寒、そして大寒を迎えます。

小寒と大寒は一年の中で最も寒い時期となることから、向寒の意味を考えると向寒の候は冬至まで使うのがよいと言われています。

向寒の候を使った例文


向寒の候を使った例文があると、初めて使う方でも文章の作成がしやすいですよね。

ここでは、向寒の候を使った例文を3つのケース(ビジネス・目上の人・親しい人)に分けてご紹介します。

ビジネスで使う場合

・謹啓 向寒の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
・拝啓 向寒の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。
・拝啓 向寒の候、貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。毎々格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

目上の人に使う場合

・謹啓 向寒の候、○○様におかれましてはいよいよご隆盛のことと拝察いたしております。
・拝啓 向寒の候、皆様ますますご健勝のことと、お慶び申し上げます。

親しい人に使う場合

・向寒の候、冬支度の季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
・向寒の候、日ごとに寒さが募ってまいりましたが、お変わりありませんか。

向寒の候の結び文


結び文とは文章の締めくくりの文のことを言います。

ビジネスに使う結び文には「社業が更にご発展されますよう心よりお祈り申し上げます。」などのように、季節に関係なく使うことができるものもありますが、時候の挨拶に合わせて結び文を使うと、文章全体に統一感が生まれますよ。

ここでは、向寒の候の結び文の例文をご紹介するので、参考になさってみてください。



・向寒のみぎり、どうかご自愛専一にてお過ごしください。
・年末に向かい何かとご多忙のことと存じますが、貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
・日増しに寒さがつのってまいります。風邪などひかれませんよう、お気を付け下さい。

向寒の候を使うときに注意すること


向寒の候を使うときは、送る相手によって文章の最初に頭語をつけるようにしましょう。

頭語とは「拝啓」や「謹啓」などのことで、つつしんで申し上げますという意味がある丁寧な表現になります。

時候の挨拶をビジネスや目上の人に使う場合は、時候の挨拶だけではマナー的にはNGです。

文章は「拝啓 向寒の候、〇〇〇〇・・」と書き出すのが、正しい使い方と言えるでしょう。

また、文章に頭語を使ったら、最後は必ず結語を使います。

「拝啓」の結語は「敬具」または「敬白」、「拝啓」よりもさらに丁寧な表現である「謹啓」の結語は、「謹言」もしくは「謹白」になりますよ。

なお、親しい人に送る手紙やはがきに「拝啓」や「謹啓」を付ける必要はありませんよ。

時候の挨拶についても、向寒の候などの言い方はかなり丁寧になるので、必ず向寒の候を使わなくてはいけないということではありません。

向寒の候以外の11月の時候の挨拶はある?


向寒の候は長い期間使えるため、11月に送る手紙やはがきの時候の挨拶に迷った時は使いやすいので便利ですよね。

ですが、それとは反対に、「この時にしか使えない」時候の挨拶を使って手紙やはがきを送ってみたいと思うこともあるのではないでしょうか。

向寒の候以外にも11月に使える時候の挨拶があります。

そこでここでは、向寒の候以外の11月に使える時候の挨拶をご紹介します。

立冬の候

二十四節気の立冬(例年11月7日頃)から、次の節気である小雪(例年11月22日頃)まで使える時候の挨拶です。

立冬には冬の始まりという意味があり、旧暦ではこの日から季節が冬に変わります。

今でもニュースなどで「暦の上で冬になりました」と聞く時は、二十四節気の立冬を指しています。

小雪の候

二十四節気の小雪(例年11月22日頃)から、次の節気である大雪(例年12月7日頃)まで使える時候の挨拶です。

小雪(しょうせつ)の候には、ちらちらと雪が舞う時期になりましたね、という意味があります。

初冬の候

二十四節気の立冬(例年11月7日頃)から小雪(例年11月22日頃)の期間に使える時候の挨拶です。

初冬とは言葉の通り、冬の初めという意味があり、旧暦では立冬と小雪が該当します。

立冬の候は二十四節気の立冬の期間しか使えませんが、初冬の候なら立冬から小雪が終わるまでの比較的長い期間使うことができますよ。

落葉の候

11月上旬から11月いっぱいまで使える時候の挨拶です。

落葉とは木の葉が落ちるという意味がありますよね。

日本では地域にもよりますが、11月上旬から中旬に紅葉がピークになり、その後落葉が始まります。

そのため、11月中旬から下旬に使うのが最も適していると言えるでしょう。

なお、北海道や東北では11月上旬にはすでに落葉が始まっていることもあるので、手紙やはがきを送る地域の状況に合わせて使うのがよいでしょう。

Wordであいさつ文や定型文を挿入する方法

仕事上で取引先の相手にあいさつ文を送る、目上の人に手紙やはがきを出す時などに、「書き出しに悩んでしまい、なかなか作業が進まない」なんてことはよくあるのではないでしょうか。

そのような時はWordを利用してみましょう。

Wordにはあいさつ文のテンプレートがあるので、参考にすると作業が捗りやすくなりますよ。

ここではwordを使ったあいさつ文や定型文の挿入方法をご紹介します。

手順

①Wordを開きます

②挿入タブをクリックします

③テキストのところにある「あいさつ文」をクリックします

④あいさつ文の挿入を選びます

⑤何月のあいさつ文を作成するのか、最初に月を選びましょう

⑥月のあいさつ、安否のあいさつ、感謝のあいさつをそれぞれ選びます

⑦選んだら「OK」をクリックしてください

⑧Wordに選んだ文章が表示されます

ポイント

Wordではあいさつ文だけではなく、あいさつ文の後に続ける「起こし言葉」や「結び言葉」も選ぶことができますよ。

挿入タブ→テキストのあいさつ文をクリックした後、起こし言葉もしくは結び言葉を選んでください。

まとめ

向寒の候は、二十四節気の立冬(例年11月7日頃)から冬至(例年12月21日頃)まで使える時候の挨拶です。

初冬に使える時候の挨拶の中でも、長期間使うことができますし、気候の状況にそこまで左右されないため、使いやすい時候の挨拶と言えるでしょう。

ただし、冬の真ん中となる冬至を過ぎてから使うと、向寒の「少しずつ寒くなってきましたね」という意味合いから外れてしまうので、冬至の前日まで届く手紙やはがきに使うようにしましょう。

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