子供の鼻づまりや鼻水を解消するとっておきの方法!
子供は、自分の体に起こっている事を的確に伝える事ができません。
鼻づまりの場合は、声が変わるので周囲の人が「鼻がつまっている」という事はわかるものの、それがどれくらいの程度のものなのかというところまでは、やはりなかなかわかりませんよね。
そのため、鼻づまりでイライラしたり夜中に何度も目を覚ます子供がかわいそうに思えますし、何よりそれに付き合っていると親である自分も参ってしまいます。
できるだけ早く子供の鼻づまりや鼻水は解消してあげたいだけど、鼻づまりは鼻をかむ事でしか治す事ができない・・もしかしてあなたは、そんな風には思っていませんか?
子供の鼻づまりや鼻水の原因
子供の鼻づまりの原因は、大人と同様に風邪によるものや、花粉症やアレルギーによるもの、乾燥によるものなどがありますが、この他に鼻の奥にあるリンパ組織であるアデノイドが腫れている場合や、副鼻腔炎、慢性鼻炎などの可能性も考えられます。
鼻がつまると呼吸がしづらくなるのでどうしても口呼吸になり就寝中にいびきをかく事がありますが、アデノイドや慢性鼻炎の場合はこれが一時的ではなく長期に渡って続くのが特徴です。
風邪などの症状がない時に鼻づまりを起こしている時は、アデノイドなどが原因の場合もありますので、注意しましょう。
子供の鼻づまりや鼻水を解消する3つの方法や対策
大人でもつらい鼻づまり。子供ならなおさらだと思います。
そこで、子供の鼻づまりを解消する方法を3つご紹介します。
どれも専用の道具などいらず気軽に試せるものですので、お子さんが鼻づまりで苦しんでいる時は是非お試し下さい。
加湿する
部屋の空気が乾燥していると、それだけ鼻がつまりやすくなってしまうので積極的に加湿をするようにしましょう。
加湿器があれば加湿器を使いますが、加湿器がない場合でも部屋を加湿する事はできます。
洗濯物を寝ている部屋に干したり、コップや洗面器に水やお湯を入れて近くに置いておくだけでも効果はあります。
寝る前にできる加湿対策としては、フローリングの床を水拭きしたり、焚いているストーブの上に水の入ったやかんや鍋を置く、お風呂に入った後は浴室のドアを開け、蒸気を部屋に流すなどがあります。
バスタオルで上半身を高くする
敷き布団の下にタオルを敷き、頭にいくに従い高くなるように傾斜を作っておきます。
こうする事で上半身が高くなるため鼻づまりを起こしにくくなります。
しかしこの時に注意するのが頭だけを高くしない事。
頭だけが高くなると喉が圧迫されて息がしづらくなってしまいます。
玉ねぎを枕元に置く
玉ねぎを切るとツーンとした香りがすると共に涙が出ますが、それは玉ねぎに含まれる硫化アリルという成分によるものです。
この硫化アリル、実は安眠効果があるとされており昔から「寝付けない夜には切った玉ねぎを枕元に置く」とよいと言われていました。
また、粘膜の炎症を抑える働きもあるため、鼻づまりで寝苦しい夜にはもってこいなのです。
玉ねぎを使った鼻づまりの解消法には、擦った玉ねぎをガーゼに包んで鼻にあてる方法や、玉ねぎを鼻の近くに持ってくる方法などがありますが、子供の場合嫌がる事もあるため、一旦寝た後にそっと枕元に玉ねぎを置いてあげましょう。
まとめ
子供にとって睡眠はとても大切です。
その睡眠が鼻づまりによって長く妨げられないように、上記の方法を是非試してみて下さい。
コメント